【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

日本ハムファイターズ大好き!そしてパ・リーグ大好き女子による語りです。

WLHシリーズ開幕。29,30日現地観戦して参りました。

 WHLシリーズになると、試合前の場内BGMが北海道出身のアーティストのものになりますよね。GLAYジュディマリ大黒摩季さん……GLAY大好きな私にとっては、とても嬉しい限りです。スタメン発表前のスクリーンで流れる曲も「疾走れ!ミライ」でしたしね。「空が青空であるために」もそうですが、野球漫画のアニメオープニングに使われた曲なので、球場で流れるのにピッタリです。歌詞も意識されてますからね。

 余談ですが、これが函館開催になるとずっとGLAYが流れているのが聞こえます。が!例えば「誘惑」であったり「口唇」であったり、有名所を選んでいるのはわかりますけど、もっと、昼下がりの函館にぴったりな優しい曲は他にありますよ……?と、毎年思ってしまいます(笑)選曲を任せてもらえたら是非選びたいなと思う曲がいっぱいあります。

 WLH初日、29日。私の耳を癒してくれたのはBGMだけではありませんでした。

 試合前には、なんとまさか、札幌交響楽団金管&打楽器メンバーさん達の生演奏ですよ!一曲目は行進曲「ワシントン・ポスト」。そして二曲目は「ファイターズ讃歌」でした。オーケストラアレンジのファイターズ讃歌、泣いてしまうくらいに素晴らしかったです。高い志で腕を磨かれてきた方々の生演奏には、心をぐっと掴まれますね。きめ細やかで、身体をすっと抜けていくように心地よい音でした。

 君が代の演奏も、同団の方によるバイオリン演奏。こんなに優しい音があるのかと思うくらいで、聞き入ってしまいました。

 もう試合開始前にして、「今日、来てよかった……!」です。私、野球のチケット代しかお支払いしてないのにこんな素晴らしいものを聴かせて頂いて良いのかしらと思ったくらいでした。

 ただ、少し残念だったのが、演奏中に近くの席の方が大声でお喋りをしていたこと。野球を観に来たのだからそれ以外のイベントは関係ないというつもりかもしれませんが、ファイターズを応援するつもりで来てくださった方々の(そのつもりがなければファイターズ讃歌は選曲されないはず)演奏ですから、せめて敬意を表することはできないものかと思ってしまいましたね。「ご静粛に」くらいアナウンスしてもよかったのでは?今回に限ったことではありませんが。

 ファーストピッチは夕張市長さん。

 「今こそ、みんなで応援しましょう!」ということを高らかに仰って下さったのは良かったです。

 誰か一人が声を張り上げて応援したところで敗ける戦に勝つわけもないんですが、もしかしたら敗け戦を覆してしまうかもしれないような力を持つ大声援は、一人一人が声を張り上げないことには作られ得ませんから。

 さて、肝腎の試合ですが。

 結果はご存じのとおり、一勝一敗。

 まず29日、まさかの松井裕樹投手に黒星をつけてのサヨナラ勝ちでした。まず打った賢介選手が凄いのは言うまでもないんですが、松本選手が5球、近藤選手が11球、中田選手が6球、レアード選手も6球と、1・2球目に手を出して凡退した選手がいなかったことも要因かと思います。球数による疲労も顕著でしたしね。

 個人的に松本選手は試合のMVPかと思います。初回に初球で送りバントを決めたこともそうですし、後ろに逸らせば失点していたであろう右中間の当たりを止めたこと、九回の好守も勝利のためになくてはならないものでした。

 有原投手は勝ちこそ付きませんでしたが、フォークがいい感じに落ちていて今季一番のピッチングでしたね。初回からゴロアウトが多く、中盤以降フライアウトが増えてきた中でも、何とか無失点に抑えてくださいました。それだけに、七回は残念だったなあと思います。この回までと言われていたのか自分でわかってらしたのか、明らかにリキみ始めてしまったのが悪い方向に出たというか。大学の後輩である茂木選手との対戦を前にして交代を命じられたのはかなり悔しそうでしたが、打たれてアタマに血が上ってリキんでボールが中心に寄っていく……もうずっとそのパターンですから。

 次回登板につなげるためにも、どうして六回までを抑えられたのか、考えて頂きたいものですね。

 ところで、中田選手が美馬投手の死球に激昂したシーンがありましたよね。四年前に死球で骨折をさせられた投手でもありましたから、球場で見ていた私も思わず「何回目だよ!」と悪態をついてしまった位だったんですが・・・。試合後の中田選手のコメントは、冷静で当たった箇所にも影響はないとのこと。

 私個人の基本的な考えとしては、ブーイングも嫌いですし、野球はスポーツなのだから喧嘩はやめて、というのが第一にあります。

 中田選手がどういった意図でマウンドに向かいかけたのかは与り知らぬ所ですが、あの瞬間に、球場の雰囲気ががらりと変わったんです。

 この日は、発売日を過ぎてから参戦を決めたこともあって、一塁側の内野席で観ていたんですね。比較的に静かに観戦されている方が多いエリアです。

 それもあって余計に強く感じたのかもしれませんが、中田選手がマウンドに向かいかけた直後から、周りの応援のボルテージが一段階も二段階も上がったように感じました。

 中田選手自身は単純に激昂して、……だったのかもしれませんが、結果的に「ホームの利」を強く演出する形になった、そのことまで頭にあったとしたら……なんて、流石に考えすぎかもしれませんが。結局この回の得点はなりませんでしたが、確実に九回裏につながったかと。

 レフトの岡島選手がボールを弾くなんて珍しい姿でしたものね。

 30日は、前日以上に大田選手の姿に感動しましたね。

 前日のホームランも見事だったのですが、この日のタイムリーのシーンは……すみません、三振すると思っていました。というのも、前の打席まで岸投手の宝刀、カーブにいいように三振させられていましたし、前日のホームランで大振りになってしまっていると思っていたので。

 あんな風に粘って、粘って何とか当てて食らいついて……ってしてくれるとは思っていなくて、結果的に気持ちで運んだようなタイムリーに、これは認識を改めねばと思わされました。

 しかし試合結果は、呆気なく……。

 七回の裏にですね、石井選手に代打が出ましたよね。というか、私は大田選手に代打が出ると思っていたのですよ。前の打席までの内容を考えて、と、この日は賢介選手がDHに入ってしまっていましたから、石井選手に代打を出してしまったら、セカンド、どうするの?というのがあったので。

 結果としては、監督が大田選手をそのまま打席に送ったからあんなに素敵なものを見せてもらったわけで、ここまでは監督の信頼パワーたるや、という話なんですが……。

 賢介選手のDHを解除するのかな?でも延長も見据えなくちゃなのにDH解除はリスキーか、なんて考えていたら、セカンドには今季初の二塁守備となる大累選手。……が、結果として試合を決めるタイムリーエラー。

 先行入場した時に目の前で楽天投手陣が練習をしていたんですが、松井投手。

 チームメイトと歓談されていたり、お茶目な姿を見せてくれたりで、これはもう気持ちの切り替えは済んでいるのだな、と。もし前夜と同じシチュエーションになったとしても、やはり容易に打ち崩せる相手ではなかろうなと思わされました。

 九回裏も、呆気なく三者凡退。

 やっぱり、野球の神様は監督に厳しく、所謂「ハードモード」なのだなあ、と、思ってしまいましたね。

 30日に勝ってこそ活きる29日の勝利だったと思うので、残念な想いも押し込めるのは難しいですが……。

 少なくとも、満員の応援は届いた二日間だったでしょう。

 また一歩一歩、一つ一つ、前を向いていきたいものですね。

 懸案は、スライダーを思う通りに投げられていないようでストレスが顔に出ている宮西投手。そしてプロの壁というものをそろそろ強く感じているであろう石井選手。横尾選手も抹消されましたし、次にチームの推進力になってくれるのは誰かなあ、なんて、思いを巡らせています。

ちょっと写真をはりますね。

 今回は、ハッピーイエローな髪飾りを作ってみました。(手首にしてますが、髪にもしています笑)

 作り過ぎちゃったんですけど、ほしい方いらっしゃいます……?笑

 ハンカチを結んでいる風を意識してのデザインです★

 無料配布のユニフォームに、自作ワッペンをつけてみました☆

 営業妨害ですね、すみません。笑

 ただ、両方とも、最初から作る気はなくて無配ユニも無地のまま着るつもりだったんですが、10連敗した時に、「何か作りたい!」って思ってしまって、急きょ布を買いに走りました。一枚は写ってませんが、四人分を作りました。母は白井コーチユニ、私がHARUKIユニなのは、

私「あのね、私のお友達が黄色ユニをすっごく欲しがってたんだけど29日に来られなくて。30日に来るから、〇〇(姪っ子)が貰った分をお友達にあげてもいい?」

姪っ子「いいよー!(快諾)」

私「ありがとう、代わりに私の背中のワッペンの決定権をあげるよう。……誰にする?」

姪っ子「はるき!」

 ……という事情があってのものです(笑)

 ちなみにお友達も、「譲ってもらうからワッペンは〇〇ちゃん(姪っ子)に決めてもらうかな」とのことだったのでお伺いを立てたところやっぱり「はるき!」でした。笑

 ウチの姪っ子ちゃん(7歳)の西川選手愛、半端ないです笑

 それにしても、久しぶりに内野観戦しましたけど、楽しかったです。

 立ち上がって応援できないので、野球好きの友達と、配球を読み合ったり守備位置をチェックしたりしていたんですが、近くの席のおばさまが私たちの会話に逐一感嘆されていて(笑)。「なるほど~」「そういうことかあ……」なんてリアクションが聞こえてくるたびに少々面映ゆいような気もしましたが、お役に立てたのならよかったかな……?!笑

 解説スキルをもっともっと磨きたいと思う今日この頃だったりします。