【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

日本ハムファイターズ大好き!そしてパ・リーグ大好き女子による語りです。

ファイターズ日本一!☆……実感が湧きません(笑)

 まずは、ファイターズ日本一おめでとうございます!

 私にとっては、十年前の日本一はテレビで観ていたくらいでしたので、このように、自分が球場に足を運ぶようになって、年間ほぼすべての試合を観るようになってからの優勝は初めてです。

 監督も仰っていましたし、選手も仰っていましたし、私自身もそうなのですが……実感が湧きません。笑

 今日を勝って、結果として日本一になりましたが、悔しいことや悲しかったこと、監督が仰っていたように「野球の難しさ」のようなものを感じたことは、多く覚えていますし。最後に戦ったカープも強かったし、ホークスも強かったし、マリーンズだって強かったです。個人的にどうしても悔しい敗けが多い相手はイーグルスだったり……。

 今日の話です。

 まずは、ファイターズには2つ、カープには1つのエラーが悲しかったですね。田中広輔選手の守備が硬いのはこのシリーズでもイヤというほど思い知らされていましたから、相手チームのことでも悲しくなりました。ファイターズは今日も今日とてバッテリーエラー……本当、勘弁して下さいと思ってしまいました。

 序盤にペースをつかまなければ、試合が進むにつれてまた真っ赤な応援に飲み込まれてしまうと思ったんです。

 2回にレアード選手のエラーが出た時は、もう一瞬で具合が悪くなってしまいました(汗)もう、私、どれだけ先週末の試合がトラウマになっているんだろう……と、自分でも不思議に思ったくらいです。

 でも、例えば4回の大野選手の打席で、三本間に挟まれたレアード選手がしっかり粘って再びランナー2・3塁の形を作るような、いつものファイターズの野球が見られて気持ちが落ち着きました。何より、西川選手、中島選手の活躍が……西川選手はスリーベースが2本ですからね。久しぶりに、というか、ご本人にとっても見ている私たちにとっても気持ちのよい長打です。スリーベース、本当にかっこいいです。中島選手も全打席出塁ですもんね。逆転のランナーを許さないような好守もありましたし。

 ビールかけの時、お二人がお互いにお互いの活躍を称えあうシーンがあって、非常に微笑ましかったです。

 賢介選手も4打数2安打1打点ですか。一昨日の試合からボールが見えている兆候もありましたし、最後の最後で……ああ、よかった、となりました。

 投手リレーにつきまして、増井選手の後を鍵谷選手、石井選手、井口選手とつないだ時に……ああ、もう監督は大谷選手を出す気がないのだなと思いましたね。とりあえず延長は考えないこととして、後ろから逆算して、7,8,9をバース投手、宮西投手、谷元投手で回すとしたら、6回までをどうにかしなければなりませんからね。

 栗山監督は、もちろん目先の勝利も大切ですがそれ以上に、ご自身が納得できないことはなさらない方です。

 2014年ホークスとのCSで、後がないファイターズは第5戦に大谷選手が登板し、7回までを投げました。2回に4失点で追い込まれながら、稲葉さまのヒットからつながって西川選手のツーベースですとか、中田選手のホームランですとか、最後に中島選手がサファテ選手の速球を打ち返してヒーローになった試合ですね。勝利したファイターズは、翌日の第6戦で、大谷選手を野手として使うか?という報道がなされましたが、監督は大谷選手を使いませんでした。そのことについて後日ファンフェスで訊かれて監督は、「やっぱり壊すわけにはいかないし、自分の中で(大谷選手を野手として使う)理由が見つけられなかった」のような発言をされていたと記憶しています。

 今回も同じでしょうね。いつだって、大谷選手の体調やコンディション、今できることとチームにとってどう戦力として使うかを熟考なさる方です。それに、「二度としない」と言ったことをまたすれば言葉が軽くなります。自分の好きなチームの監督が、話題や見せ場を先行させるような方でなくて良かった。

 と、同時にあの伝説のような16日の試合(大谷選手DH→クローザー登板)を生で観られたことは貴重でした。

 大谷選手個人的な感情としても、ちょっとした悔しさをもってオフシーズンを過ごしてくださったほうが、より進化の糧になる気がします。

 ついさっきの優勝特番では、初戦の先発登板について「ちょっとふわふわした気持ちで試合に入ってしまった」ことも告白されていましたし、岩本さんの「あれは誰のサインミスですか?!」という言葉にも「……ワタクシです」と照れ笑いを浮かべられていました。(可愛いです、本当に……。)

 前にも申し上げましたが、もっとすごいことをしてくれるのではないかという期待を持たせてくれるところが、大谷選手一番の魅力と思っております。

 正直、中盤は……。鍵谷選手。

 抑えっぷりは気持ちよかったのですが、自滅で作ったピンチでしょうよ……と思わずにはいられず、気持ちが倦んでしまっていました(汗)それでも、監督は育成しながら前に進まなければ気が済まない方ということも知っているつもりなので、しょうがないなあと思いながら、何とか試合が壊れることなくバース投手までつながったことに安堵しておりました。

 8回の攻撃はツーアウトからでしたね。やっぱり西川選手、中島選手、岡選手の三連打でチャンスメイク!素敵です。俊足の選手が居ると、ツーアウトからでも得点が入るようなワクワクした気持ちになります。

 ここがまた象徴的なシーンだったと思うんです。ネクストに大谷選手!という威圧感……。ジャクソン投手の心理にどう影響したかは与り知らぬところですが、「代打、大谷」というカードが切られれば、嫌でも「ここが試合の山だ」という空気はできますよね。そんな熱い、例えば大きな当たりを打てば目立てるであろうシーンでも、冷静に打てる球を判別し、結果として勝ち越しとなる押し出し四球を選んだ中田選手……本当にお見事です。そして、恰好いいです。

 バース投手のヒットにはびっくりしましたけども(笑)そしてレアード選手のホームランは試合を決定付けるものとなりましたね……。

 ヒーローインタビューで「天国の祖父が打たせてくれた」と仰っていたのには胸が熱くなりました。(レアード選手のおじいさまはCS直前に亡くなられています。)

 MVPはレアード選手、敢闘賞にエルドレッド選手で、優秀賞が中田選手、バース選手、西川選手でしたね。

 まったく異論はございません。

 悔しいシーンもいっぱい、いっぱいありましたが、今になって思えば、個人個人が今できる最大限をしたことだけは事実なのだろうなと思います。調子が良ければもっと強いのに、なんて、それは相手にも言えることですし。

 はあ、日本一かあ。

 明日の新聞を見て、ニュースを見て、パレードを観たら実感するんでしょうかね。

 同時に、長くつまらないオフシーズンが始まるのか、なんて思ってしまいますが(笑)他のチームより一か月も長く野球を楽しませてもらったのだから文句は言いますまい。

 とりあえず、優勝記念グッズを眺めてこようと思います。

 個人的な話ですが、来季、私のFCカードが5STARになります☆☆☆☆☆

 ちょっと……いやかなり、嬉しいです。笑

 普段はチケットもアプリ購入なので、スマホの画面で華麗に(?)入場するんですけどね。日本シリーズは紙で発行されるチケットなので半券が手元に残ってます。

 宝物のような試合になるなら、半券も良いものだなあ、なんて。