【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

日本ハムファイターズ大好き!そしてパ・リーグ大好き女子による語りです。

ファイターズ、ロードは長すぎるトンネル。率直な今の気持ち。

 少々無駄話にお付き合い下さい。

 小さい頃から野球が好きでした。

 巨人、長嶋元監督時代のメイクドラマだって、幼心に覚えているくらいにはプロ野球に興味があって、試合も観ていました。

 高橋由伸現監督が入団二年目に開幕から4試合(3試合でしたっけ?)ホームランを打ったのも覚えているし、新庄さんが槙原さんの敬遠球をサヨナラのヒットにしたのも、母の手伝いに晩御飯の皿洗いをしながらラジオで聞いていた記憶があります。(ええええ?!ってなりましたよね(笑))

 私くらいの世代って、「プロ野球中継で好きな番組がつぶれたから野球なんて嫌い!」という方も少なくない気がします。確かにGLAYが出演する深夜番組の録画を失敗して、プロ野球中継の延長を恨んだことはありますが、CMのたびにチャンネルを変える父に「野球のままにしといてよ!(怒)」と文句を言うくらいには、中継を楽しみにしていました。

 どうして人はスポーツを観るんでしょうね。

 心理学の本を引っ張り出して掘り下げる元気はないので与太話ですがご了承ください。

 自分自身の実感から、好きなチームが勝って嬉しい、敗けて悔しいのは、その中に少なからず自己を投影しているからだと思っています。

 仕事や、学校や、恋愛や、うまく行かない些細なことも大好きなチームが勝ってくれたらそれだけでどうでも良くなるように思えるのは、勝ったことが「自分にとっての勝利」でもあるように感じられるからかな、と。

 血の滲むような努力をして、試合というステージに立っている選手たちのように自分は頑張れないし才能もないけれど、応援する(もっと言うと関心を持つ)ことだけでも、ステージに立つ人たちを構成する一部分になれるような気がするから、勝ったら嬉しい、敗けたら悔しい。日々のちょっとしたメリハリだったり度合いは人それぞれにしても、嬉しいとか悔しいとか、そんな感情をスポーツの中に求めるのかな、時にそれが大きな感動になるのかと。……すみません、うまく言えませんが(汗)

 ファイターズ、10連敗ですね。

 これだけ勝ちから遠ざかってしまうと、もしかしたら今シーズンもう勝てないんじゃないか……なんて、思ってしまう時もあります。

 どれだけ連敗したって、最下位に沈んだって応援する覚悟はできているつもりですが、前回の6連敗がやっとストップした時は「やっぱりしんどかったなあ」なんて思いましたし、昨日、最後に矢野選手が打席で粘っている姿を見ていると泣いてしまいました。

 敗けている。その原因を考えてどうやったら勝てるかなんて考えたり、明日こそは!と、期待をすることにも少し疲れてしまって、「自分にとっても10連敗」であることから目を逸らしかけていますが、「敗けたこと」そのもののダメージは確実に自分の中に蓄積されているんだなあ、と、感じています。

 所謂北海道弁で言うところの「こわい」です。

 できたら、ファイターズファンのお友達を集めてみんなで円卓に突っ伏してメソメソしたいです。

 いつも悔しい敗け方をしたら「監督、選手の方が悔しいはず」と思います。でも、

「敗けたらファンだってつらいんだよ!」

「つらいと思ったっていいじゃないか!」

 と、声を大にして言いたくて今日の記事を書いています。監督はいつも「つらい」だなんて口にはしませんが、私はそんなに強くありません。

 ファイターズの連敗、つらいです。

 いつも以上に早く球場に行きたくて、ほんの少しでも声を届けたくて、早く29日になればいいのにと思っています。

 ちょうど今年のWLHユニフォームの配布日ですから、チケットは立見席も含めて売り切れとなっています。今のチーム状態を考えると、劇的な勝利は期待できないかもしれません。もしかしたら、地団太を踏んだり、溜息を吐くことのほうが多いかもしれません。それでも、せめてホーム球場では、無償の声援を捧げたいものです。

 無償の、でもないですね。

 ファイターズが勝ったらそれは「私にとっても勝ち」ですから、自分が勝つために、ほんの微力にしかならないとしても声援を送ります。

 つらいと口にせず堪えられるほど強くもないですが、敗けたからといってただ事実を受け止めて黙っていられるほど大人しくもありません。

 敗けてつらいから、頑張って勝って!って応援する。

 今の気持ちを書いているうちに、いちばんシンプルでわかりきった答えに帰結した気がします。

 読んでくださった方、ありがとうございます。

 さて、好きなアニメの台詞で思い出したものがあります。

 「戦闘単位としてどんなに優秀でも、同じ規格品で構成されたシステムはどこかに致命的な欠点を持つことになる。組織も人間も同じ。」

 最近ハリウッドで実写化された某作品です。

 ファイターズの選手はみんな足が速くて守備が上手で(あとかっこよくて★)粘ってくれたり選球眼が良かったり……。

 なんて、恍惚と語るいつかの自分に、田中敦子さんの声が刺さります。

 もちろん「みんな」そうであるなんて言えませんが、私自身も何度も書いてきたように「ファイターズの勝ち方」というひとつの確立されたシステムがあるとしたら、その欠点が今、露呈しているのかな、と。

 前年度の覇者ですから、他球団の研究もあるでしょう。

 と、すれば。

 去年のファイターズにはなかったファクター。

 大田選手に期待します。

 先日は気合の入ったヘッドスライディングも見せてくれて(代えのベルトを差し出す矢野選手が可愛すぎました・・・。)、ベンチも明るくなりましたよね。

 オープン戦で披露された新応援歌、私はまだ公式戦では歌っていませんから。

 「魅せろこの場所で、夢の続きを。」

 ……結局、疲れたなんて言いながら勝利を期待することはやめられないんですよね。

 もちろん!札幌ドームへ帰ってくる前に、今日のヤフオクDで連敗をとめてくれてもいいんですよ!

 ユニフォームの無料配布日って、何を着て行ったらよいのかいつも悩みます。

 「家を出た瞬間から遠足」が信条なもので、いつもだいたい家からユニフォームを着て出るんです(笑)

 以前、プロ野球ファンではない友人に「勝率の良いワンピース」という言葉で大笑いをされたのですが、あります、よ、ね?(笑)

 ちょっと年も年なのであの色を一人で着るのは勇気が要りますが、大谷選手が仰っていたように、あの色のユニフォームで客席がいっぱいになっている様は、さぞかしキレイでしょうね。