お久しぶりです、せつなです。
はてなブログさんから「しばらくブログ書いてないよ?」って言われつつ、だって野球がないんだもんと思っていましたけど、やっと開幕が見えてきました。
球場で野球を観られるその日まで、日々が恙無く過ぎることを願って止みません。
さて、あまりに暇すぎたわたしは過去の試合を流していました。
お気に入りの試合がいくつかあって、現地で観ていてスコアを書いていた試合なんかは一球ごとに予言ができちゃったりするんですけど。笑
最近、2014年の10月の試合を観ていました。
わたしが「ファイターズらしさ」を感じるのはあの頃の野球ですし。
久しぶりのフル出場でショートというポジションの魅力を見せつけるような守備機会に恵まれたり、見せ場とばかりひたすらに走らされる金子誠とか。笑
稲葉さまの引退セレモニーでは大谷選手と対戦相手、楽天は松井祐樹投手が投げあっていたり。
CSはもう……稲葉さまが引退セレモニーで「よろしくお願い申し上げ」ていった中田選手が、これぞ4番の活躍。バファローズとの1stステージ突破の決勝ホームランを打ったのも中田選手ですし、ホークスとのCSファイナルは毎日大変な試合で……。大谷選手が先発した第5戦なんか、序盤に4点を取られて、冷静な頭ではダメかもしれないと思い始めた所に、代打稲葉から同点に追いつき、最後は延長で中島選手がサファテ投手の直球を打ち返して決勝打……なんてこともありました。
最後は大隣投手の好投の前に屈し、敗退。
松田選手あたりが音頭を取って、金子誠さん、稲葉さまの胴上げです。
当時も思いましたし、今こうして改めて観ても思いました……。
「野球の神様って、居るんだな」って。
たぶん、……例えばお化けが居る居ないとか、前世や来世や守護霊の存在を信じるとか信じないとか、そこらへんの言うなら信仰心みたいなものと、「野球の神様」の存在を信じるか信じないか、って、全然別の話だと思うんですよ。
野球という不確定要素がたくさんあって、色々な要素がいくらでも複雑に絡み合うスポーツに接していると、感じる時がありますよね。
「こんなことある?!」
って。
技術や理屈や、もっと言うと気持ちや気力も超越して、何とも味わい深い瞬間、不思議な光景が演出されたとき、「野球の神様」が何らかの作用を加えたのだと。
好んで野球の試合に接する人には、そうとでも思うしかない不思議な瞬間に立ち会ったことが、少なからずあるはずです。
先日観ていた2014年の10月の試合には、そんな瞬間が詰まっていました。
浅薄な知識で申し訳ないですが、わたし的2大「野球の神様に愛されている人」は、ホークスの工藤監督と、稲葉さまですね。
工藤監督は、対戦相手として見ていて、例えば栗山監督が1000通りの知識と理論を持って導き出した手を打っても、工藤監督のたった一つの何かに敗けてしまう……閃きなのかなと思うような(勿論それだけの観察眼あってのことでしょうが)選手起用が大当たり!とか、あぁ、工藤監督は野球の神様に愛されてるんだろうなって思います。
稲葉さまはもう、言わずもがな。引退間際の花道もそうでしたし、日本代表の監督になられてからも、プレミア12でしっかり世界一の監督になられましたし。
実力のある人ばかりの世界で、それだけでは測れない何かを持った人。
たぶん、
どれだけ野球を愛しているか、
どれだけ野球というスポーツに貢献をしたか、
どれだけ野球に対して誠実であったか、
……って辺りなんだと思います。
工藤監督が現役時代にホークスからジャイアンツへFA移籍される時、残留を求めて17万以上の署名が集まったそうですが、なんとその一人一人に直筆のお手紙を送ったとのこと……17万ですよ?!しかもそれを偉そうに公言するでもなく(移籍先のジャイアンツファンを想ってとのこと)、今でもあちこちで言われているわけでもなく……。
そりゃ愛されるよな、って。
稲葉さまは引退する時、「悔いなき20年」って仰ってましたよね。引退特番で、、、秋頃の収録だったかなあ。「おれ、今年の春に引退するって決めてから今日まで無駄な日は一日も過ごしてないから」とも。悔いが無いって、無駄な日を過ごしてないって、いったいどうやったら言い切れるんだろう……。つまりそれだけ、野球について出来得ることの全てに対して妥協しなかったってことでしょう。
わたしみたいに「小鳥をモフってたら半日過ぎてた」とか無いんだろうなあ……()
例えば飯山裕志さんの引退セレモニーの日、
守備職人、守備のクローザーとしてチームに貢献してきた飯山現コーチが、8回の表と9回の表の守備だけで賢介選手との併殺があり、9回表にはウィニングボールを捌き、実に出場してから半分のアウトに絡んでいたこと……これだって、「野球の神様案件」ですよ。
決して毎年のようにド派手な活躍があったわけでも、日本代表に選ばれるような選手であったわけでもないですけど、引退試合でこんなシーンがプレゼントされるくらい、飯山裕志は野球に対して誠実だったんだろうなって思います。
今、ファイターズの選手に……「コイツ愛されてんなー」って、思う選手は、見当たりません。
むしろ、あぁ、そっぽを向かれたな、って。愛されてないなと思うシーンを、去年は特に多く目にしました。
もしも野球の神様がいるのなら、
開幕が三か月も遅れてさぞかしお時間を持て余されていることでしょう。
気まぐれに誰かに微笑み、
けれど愛されるのにも、愛されないのにも、理由があって。
今年は誰が寵愛を受けるのか、できればそれが自分の大好きなチームの選手達であってほしいと、
彼らの過ごした三か月がそういうものであってほしいと願いながら、、、、
せーの……(すう)
明日は!!!!!
野球が!!!!
あるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
長かったよー(涙)
今日の一枚はコレ!
札ド近影。笑
早く行きたいねー。
フォルダ遡ってたらこんなんもあったwww
道新だったかなー。何年だったか忘れましたけど、プロ野球開幕!という社会面の写真。いい感じの表情で写真の主役になってるのが姪っ子1号で、空気を読まずに右下の隅でビジョンの写真を撮っているのがワタシ。笑
「待ちわびた球春」
マジそれだよーーー涙
大陸東海岸の気候は四季がはっきりしていますから、こういう所にも「春」とか入るんですよね。もう球春というか、球初夏?ですけどね!
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