【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

日本ハムファイターズ大好き!そしてパ・リーグ大好き女子による語りです。

【F】<いざ球春2>考察編。BigBossが目指す野球を考えてみる。

 球春を迎えるにあたり、古くからのファンへのケアは大丈夫ですか?という懸念を抱いてるという話はひとつ前の記事で吐き出しましたので、
(↓これね)

【F】<いざ球春1>懸念編。オフの「ファン離れ」をどうする、球団そして新監督。 - 【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

今日は期待編!
 ビッグボスの目指す野球はこんな感じじゃないかなあ、ということを書いてみようと思います。

 


 オフの間の、ボスのバラエティ出演を楽しんだのは最初の1,2回で、あとは、別にいーやとテレビを着けることもしなかったわたしですが、ひとつ、ボスの話し方の中で気になったことがありました。

 

 ボスは何かを質問されたときに、「どう思いますか?」と、聞き返す場面が多いですよね。まあ、会話スキルとしては特に珍しいものでもないのかなとは思いますけど、質問された場合に「どう思う?」と聞き返すのは、だいたいの場面において質問をはぐらかすためです。
栗山前監督なんかは顕著でしたよね。侍J監督に就任された時の会見で、「大谷選手の招集はありますか?」みたいな質問をされて、「翔平、必要ですか?」と聞き返す。よほど頭の回転が速い人でない限り、突然自分の意見を求められて理路整然と話せる人は少ないですから、え?ってなる。たぶんあそこで記者の人が、堂々と自分の意見を言ったとしても、更に質問で返したと思いますよ。笑


 
 しかしボスの「どう思う?」は、もっとはっきりと、相手から意見を聞き出すためのものに思えるんですよ。印象的だったのは、新ユニフォーム発表会見でのひとコマ。これは相手から質問されたのとは違いますけど、
ボス「コンちゃん、どこ守りたい?」
コンスケ「あ、言われたところならどこでも……」
ボス「レフトとライトとどっちがいい?」
コンスケ「レフトがいいっす!」
ボス「かわいいねえ^^」
……という。

 

 「可愛いねえ」と笑ったビッグボスの笑顔が、栗山前監督のそれと同種な気がしてなんだか安心したのはわたしです。笑
 そして可愛いことには全面同意なわけですが、それを差し引いても非常に興味深いやり取りだなと思いました。

 

 近藤選手の「言われたところならどこでも」。
 これは、あえて意地悪な言い方をするなら、定型句の返事ですよね。
 選手は常にフォアザチームであるべきで、個々の活躍よりもチームの勝利を優先すべき、そのためのコマであるべき……という。実に美しく尊い精神ですし、フォアザチームに徹する選手のプレイはいつだって強く心を打ちます。
 が、たぶんボスの目指してる野球は、
「個々の活躍なくしてチームの勝利なし」なんじゃないでしょうか。卵が先か鶏が先かみたいな話ですが、「チームのために何をしたらいいか分からない」ような状態なら、いっそ自分が活躍するんだ!の方が、分かりやすいような気はします。
 さっきのやり取りでも、近藤選手は「レフトがいい!」と希望を聞き出され、ボスはそれに満足そうでした。
 今後、近藤選手はレフトの定位置を目指して取り組むことになるでしょう。まあ、近藤選手は自分のすべきことがはっきりと見えている方でしょうから問題なかろうですが、自発的だろうが聞き出されてだろうが、自分で「こうしたい」と口に出したものは、意識するものですもんね。
 そうやって選手たち一人一人が「自分はこうしたいんだ」と欲を持って取り組むようなチームを、ボスは目指している気がします。
 あくまでわたしの印象ですけどね。
 だって、「みんながそれぞれ考えて自分でやってくれたほうが、俺が(指示を出さなくていいから)楽だもん!」って言葉が、今にも聞こえてきそうなんですよね。笑
 言いそうじゃないですか?笑

 


 問題点としては、おのおのに「自分が活躍したる!」という気持ちを持つことは大いに結構ですが、それがチームの勝ちにつながらなかったとき、組織として瓦解しかねない、ということ。幼児のかけっこみたいに、てんでアッチコッチの方向に向かって走り出すこともあるだろうということ。
 いずれもメンタルがモノを言う気がするので、これだけ勢いよく梶を切ったからには、ボスにはしっかりとチームをまとめ上げてほしいものです。

 

 というわけで、
ボスが目指していそうな野球①
 「選手が自分で考え、自分が活躍しようと目論む野球」
 かな。


 そして
 ボスが目指していそうな野球②
「1点をもぎ取り、守り勝つ野球」

 

 これは、今日これから投下する動画の中でも話してるんですけど

(これね↓)

19【ラジオ】せつなとおしゃべり【今年のファイターズの走攻守】 - YouTube


 ボスが在籍していた頃の強いファイターズの野球で、たぶん、わたしを含めてファンが渇望している野球です。

 

 ただ、これにも問題はあって、今のファイターズは走攻守においてすべてレベルが低いということでですね……。(笑うしか)
「守る」というのは、単にゴロやフライを捕球する技術だけでなく、ポジショニングであったり、投手を中心に「無駄な点数をやらない」、「気持ちよく攻撃させない」ことを言うんだと思うんです。普通にしてたらアウトになるはずの打球処理でエラーなんて論外です。
「1点をもぎとる」ためには、走塁で相手をかき回す、リードオフ等で投手に気持ちよく投げさせない、相手投手の決め球を早めにひっぱたいて使い辛くする、三者凡退したら相手に流れが行く場面で三者凡退しない、打線の中の自分の役割を意識する、等……。
 試合全体の流れを敏感に察知しする力が必要です。三者凡退しないための技術が必要です。
 わたしは「分かってないな、足りないな」って思いますけど、ボスはきっとできると思っているのでしょう。
 本当に実践してくれたら、1点をもぎとって守り切って勝ってくれたら……今はそんな野球を恋しく思いすぎて、考えるだけで泣いてしまいそうです。

 

 あれは、開幕スタメンに横尾選手が2番起用された年からでしたか。
 世間は「フラレボ」なる言葉に踊らされ、強い打球を遠くに飛ばした方がヒットになるという考えに取りつかれていたように思います。
 もしかしたらそれが現代野球としては正しいのかもしれないし、ボスの目指す、いわゆる「スモールベースボール」は時代遅れかもしれません。
 でも、野球において「エース」は守る人が背負う称号なのだから、やっぱり野球は守るものだと思います。

 

 こうやって考えていると、ボスの野球にワクワク。
 大人になった分だけ、コケたらひどい有様になるだろうな(笑)なんて想像や、起こりうる問題点も何となく見えてきちゃいますけど、わたしの考察が正しければ、そんな野球を見せてくれるなら、きっと「色々あったけど、応援していてよかったな」と思える気がします。

 

 ふう。言いたいことすっきりで、いざ球春だぜ!✨

 今日の一枚は、新ユニのXLを着た方のやつ。笑

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こういう感じに着るのもかわゆさげですよね😊

 

 いつもよりも更に練習試合の多いキャンプですから、本当にアピール合戦になるのだろうなと思います。

 みんな、怪我だけはしないでおくれ~💦💦

 

 

 

 

 

 

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