今、ファイターズに何を期待すべきか。 #lovefighters
本当は2カード目が終わってから書こうと思っていたんですけど……。
待ちに待ったプロ野球が開幕しました。
日常生活が徐々に戻りつつある中で、野球を見る時の気持ちも、「野球を見られるなら何でもいい」から、「良い試合を見たい」に、戻りつつあります。
そんな中で。
去年からずっと、折に触れては「ファイターズらしさって何だろう」って考えています。
今日みたいな敗け方をするたびに、また考えてしまいます。
たぶん、自分の気持ちがわからなくなった時に、わたしは「ファイターズらしさって何だろう」って、考えてしまうんですよね。
少しずつ、自分の心が離れゆくことを自覚しながら。
ファイターズらしさって何だろう。
たぶんそれは人それぞれで、いつファイターズを好きになったかにも因るでしょうから、一概にこうだと言い切ることはできません。
物事は変わっていくものだから、いつまでも昔の姿を追い求めることが正しいとも思いません。
わたしにとって、
「好き」は、そのものの全てを受け入れて、今の形を愛することです。
「ファイターズらしさ」は、稲葉篤紀、金子誠が体現してきたものです。
ファイターズに限らず、何かのきっかけで好きになったものから心が離れる時というのは、今の姿を愛せなくなることで、それまでに蓄積してきた想いが尽きてしまう時なのでしょう。
守れないのが、いちばんイヤだ。
雑な守備が、本当にイヤだ。
捕手を含め、
投手を守れない野手たちが、いやで、いやで、仕方ない。
イーグルスと試合をしていると、特に思い知らされますよね。
「守備が固くて羨ましい」「足を使えて羨ましい」「こんな風に点数を取りたい」
「これはファイターズがやるはずだったのに」
ご存じの方も多いと思いますが、イーグルスの三木肇監督は2009年から2013年まで、ファイターズに内野守備(走塁)コーチとして在籍されていた方です。(そういえば2008年にトレードでいらっさったんだった……藤井秀悟さんのことしか記憶になかった……(wikiを確認しつつ))
2009年は優勝しましたかね。田中賢介選手や森本選手、金子誠選手あたりが存分に活躍をした……わたしが本格的に野球を観始めたのも、この辺りでした。わたしが思うファイターズらしさの見本が自分の中に出来上がった時、ファイターズに三木監督は居たんですよね。
有名なのは、当時入団したてでまだ斜に構えていた中田選手を、本気にさせたのが当時二軍のコーチだった三木監督だという話。今のファイターズの根っこにかすかに残るとても大切な部分を、形成されたうちの一人が、三木監督だってことです。
「これはファイターズがやるはずだったのに」
と、仰る方も散見されますし、直接言われることもあります。わたし自身もそう思います。
三木さんだもんなあ、って。
ウチがやるはずだったのに、と、思いながら、
もしかしたら、
もうファイターズにこれはできないんじゃないか……?
と、思ったりもします。
チーム盗塁数がリーグ下位に沈んでいること、
失策数がリーグワーストに近かったりすること、
こんな状態で、
これが今のファイターズなら、
どうして今、三木肇がやってるような野球を望めるんだろう????
って。
今日、大量失点したことをどうこう言うつもりはありません。
浅村選手がホームランを打ったのは玉井投手の決め球、というか生命線のシュートで、一昨日(だっけ忘れた)勝った試合では勝負どころで思い切りバットをへし折った球種です。あれをホームランにされた……打った浅村選手が凄いし、玉井投手のショックは想像するに余りある……。
杉谷選手も惜しかったし。グラブ掠ってましたものね……「今の、とれたのに」みたいな口の動きにも見えましたし。
でもそのあと、誰か声をかけた?
見直す気にもなれないから気付かなかっただけかもしれないけど、
誰か投手をフォローした?
投手が打ち込まれている最中に、中継プレーが乱れた時なんてもうほんとに嫌いになりそうだった。
せっかくスタメン抜擢されてるのにエラーを繰り返す中堅打者も、
レフト前ヒットがほぼほぼ2塁打になってる天才打者も、
試合の流れ的に相手エースがギアを上げてくるのは明白なのに何も変わらず挑んで軽く凡退する下位打線も、、、
中田選手の守備を信頼しています。
だから、中田選手がミスをしたなら、何か本当に難しい打球だったんだな、、、って、思いたいけどここ数日多すぎませんか?
現時点で失策数はダントツでリーグトップですけど。
……って。
もしかしたら今のファイターズに「硬い守備」や「好走塁」を、きちんと試合の流れを読むことを……期待してもしょうがないのかなって思いながら、まだ期待してしまう。
例えばわたしが嘆いて、嘆いて、ちゃんとして!ってこんなブログの片隅で懇願することで改善されるなら何万文字でも書きますけど。
たぶん、ゆっくり、諦めるんだろうなって思います。
勝ってほしいです。
勝ってくれなくてもいいから、ちゃんとした試合が見たいです。
敗けてもいいから、
少しでも前進しているところを見せてほしい、
「応援している」から、対価がほしい。
勝ちじゃなくてもいい、
今よりほんの少しでいいから、「応援している」ことに意味があるって、証明してほしい。。。。
渡邉選手には救われますね。
一昨年や去年の序盤、同じようなミスを何度も繰り返して、今のミス、頭の中の整理がちゃんとできてたらなかったんじゃない???って思うようなミスにもう本当に勘弁してくれよと思ったことも少なくないんですが。今はちゃんと、頭使って守ってるのが判るし、バッティングはそりゃ……ああ、まだ技術が追いついてないんだなって思うこともあるけど、何より、「傍目に成長してないように見えても(失礼)ちゃんと、前に進んでたんだ」って、教えてくれました。
河野投手、頑張って投げたよね。
きっと次も、頑張って投げてくれるよね。
杉谷選手、何か色々ありがとう。
いつも笑ってイジってるけど、元気出ます。
野村選手、一日遅れてるけどお誕生日おめでとう。
一軍の投手を相手にするのは大変だけど、一歩一歩前に進んでください。
こうやって、前に進んでる誰かの活躍を期待しながら、
そうじゃない部分に心を乱される日々……
今まで応援してきて、与えられたものを、今すぐ全て棄ててしまう勇気はとても持てません。
それだけ大きな感動を、今までにたくさん、たくさん、もらったから。
でもね、それは、今ユニフォームを着ている選手にもらったものより、かつてファイターズのユニフォームを着ていた選手にもらったものの方が大きくて、
今、どれだけのものを無為に摩耗しながら、そのしょーもないミスを繰り返しているか、
監督が言う「俺が悪い」は、「100の中の1ある勝ちの采配を選べなかった『俺が悪い』」であって、決して、これまでの感動によって得られた「応援したくなる」気持ちを無闇に押しつぶしていいものではないと、
どうやったら伝わるのかな。
監督が昨季、今のファイターズに蔓延る甘えと共に自らを切り捨てようとした決意を、
選手達はどう、思っているんでしょうね。
今季は特に短く、待ってくれません。
敗けに不思議の敗けなどないんですから、ちゃんと、みんなで悔しがってください、と思います。
わたしもこうして言葉を振り絞りながら、本当に、本当に、悔しいです。
期待している「ファイターズらしさ」をゆっくりと諦めながら、
それでもまだ、もしかしたら違う形かもしれない、愛せる部分を見せてくれるって、期待してます。
ほんと、勘弁してよw
やっと野球を観られる、やっとだと思いながら、こんなメンタルにダメージが残るような敗け方、しないでよ。笑
明日からまた、切り替えて。
読んで頂きありがとうございます。
今日の一枚はー。
今季も元気に「俺・登場!」シーンで。笑
Zoomを使った応援観戦イベント
— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) 2020年6月19日
📣とどけェール📣
ご参加いただいたみなさんお疲れさまでした。
この企画は再び実施する予定です。今回参加した方も参加できなかった方も、ぜひ一緒に応援しましょう😤
詳しくは公式サイトなどでお知らせいたします。#羽撃く #100BASEBALL #lovefighters pic.twitter.com/ND61m446lM
これも楽しかったですし、仲の良い友だちとZOOMをつないで観戦するのは本当に楽しいです✨
わたしが勝手に仲良しだと思っている皆さま、そのうちミーティングのリンクを押し付けちゃうかも……❤笑