【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

日本ハムファイターズ大好き!そしてパ・リーグ大好き女子による語りです。

最近好調のファイターズ。やっぱり大谷翔平かなあ。

 ここ数日、二段モーションの違反投球が話題ですよね。19日の井口投手はリズムを崩されて気の毒でした。ただ、前日にライオンズの雄星投手が「セットポジションで投げる」という解の公式をすぐに見つけたことは、軽くでもニュースに目を通せば知られることなのにな、とは思ってしまいましたね。突然指摘されてすぐに対応して完封してしまう雄星投手が凄いなあと感嘆すると共、ファイターズの今季はかの投手の快投にしてやられる所から始まったんだったなあと思いだしたわたしでした。

 「どうして今更」なんて声も上がっていますが、ダメなものはダメなのだと思います。例えば、授業中の教室で騒いでる生徒が数人居て、先生も一言二言のお喋りなら放置するかもしれませんけど、授業の進行に支障を来したりあまりにもお喋りが目立つようなら注意するでしょう。「なんで今更」はただの逆ギレで、「注意されないから、まあいいや」を通した結果の典型例かと。

 さて最近のファイターズは札幌ドーム5連戦を4勝1敗ということで、久しぶりに、素直に野球が楽しいと思える週でした。笑

 8月16日は現地観戦でした!(場内スクリーンにもGAORAにもばっちり映ってたらしい私です。ありがたいことにほぼ毎回ですが……笑)

 この日はオーダー(打席機会ー出塁回数)で見ると上位が

 西川選手(5-4)、松本選手(5-1)、大谷選手(4-4)、中田選手(4-0)、レアード選手(4-2)……という具合に、まあ見事に打線がチグハグでした。

 現地でつけていたスコアはこちら→★8/16スコア★(何か間違えていたらすみません)

 それでも松本選手の打席内容は、スコアに「当たりは良い!」と書いてありますし、しっかり球数を投げさせていたりと悪くなかったです。中田選手は初回、二回はチャンスに凡退でしたが、6回は打点も上げていました。成す術もなく完封負けすることも少なくなかった今季において、しっかり打線がつながって点数が入っただけでも瑞祥です。何よりこの日は有原投手の好投が目立ちました。四回は仕方ないです、その直前にファイターズの攻撃がクリーンナップを三者凡退に抑えられた直後でしたし。そんな中、1点で済んでよかったなと思ったくらいでした。最後の最後に増井投手が一発を浴びたりと、全てが万全に機能したとは言えませんでしたが、勝ち方の方向性として、これで良いのだなと思える試合でした。

 17日は西川選手の満塁ホームランで決まったと思ったんですけどね。加藤投手から田中投手への継投について賛否両論あったように思います。

 これはわたしの個人的な意見なんですが、「若手を育てる」と言いますけど、ぬるま湯の中で育てても本当に育てたことにはならない気がするんですよ。加藤投手はもうローテーションを守る投手ですから、あの内容ならいつ代えられても仕方はないです。堀投手が同点、逆転弾を浴びてしまったのも、本当なら「もっと点差のある楽なシーンで」とも言われましたが、一点差の痺れるシーンをルーキーに経験させてあげられる今の状況を有効活用しなければ損ですよね。結果として打たれてしまいましたが、ルーキーの失敗なんて先輩たちがカバーすればいいとわたしは本気で思っていますし、その通りに、堀投手の敗けを一瞬で吹き飛ばした大谷選手が流石……というか、最高にカッコイイ先輩でした。

 西武との三連戦はもう……メンドーサ投手に尽きますよね!

 今季の西武との試合は目も当てられなくなるような試合内容が多く、この日もゲームセットのコールが掛かるまで完封勝ちなんて信じられませんでした。メンドーサ投手の何が変わったと言えば、やっぱり気持ちの持ちようであるとか、配球とか、そういったものなのでしょうね。リフレッシュ期間を上手に使って見せてくれた快投でした。楽天ファンのお友達からも、「すっきりした!ありがとう!」という連絡が着ていたことを書き添えておきます。笑

 上沢投手は惜しかった……援護してあげて欲しかった、としか言えませんが多和田投手も素晴らしかったですもんね……。

 そして昨日の上原投手ですね。上原投手の初先発が7月23日だったんですが、わたしその時は「まともに試合を作ったら土下座する」と言っていたくらい、正直、信用していませんでした。今季のこの状況で、監督は獅子の子を谷から落としたなという印象で、見切り発車も甚だしいと。上原投手は今季のキャンプで解説陣が口をそろえて太鼓判を押していましたけど、2月の紅白戦に先発したのを観た時に、わたしは正直「……そうか?」と思ったんです。(その時のスコア……半端ですが(上原投手は紅組先発)2月紅白戦スコア)

 それでも先発機会を重ねるごとにだんだんその姿は先発投手らしくなり、昨日の試合ではついに初勝利!おめでとうございます!☆

 分かりやすく劇的な成長でなくとも、少しずつ前に進んでいるのが伝わったら応援したくなりますよね。また、そういった歩みであるほうが、確かに身に着くこともあるでしょう。

 昨日の5回はマメをつぶしながらも、山川選手、メヒア選手を打ち取った様はシビれました。まだ5回が精一杯でもいいですよね。5回まででも、今の上原投手にとっては9回完封みたいなものです!

 素直に、次の登板を楽しみだなと思えましたし、楽しみにしています!

 更にもう一人、この最近、姿が変わったなと思ったのが……白村投手ですね。何度か先発を経験し、何か吹っ切れたというか、しっかりマウンドに足がついているという印象で、急に頼もしく見えて来たのが嬉しいです。

 打線の方は、やっぱり大谷選手が流石だなあと思わされます。

 去年だったかなあ……栗山監督が、レアード選手について、「あいつは、俺はこんなにホームランを打ってるのにどーしてクリーンナップじゃないんだとか言ってくるけど、いやいやこっちはお前がホームランを打ちやすいように打線を組んでるんだよ(笑)」なんて笑い話をされていて、その時に「でもあいつ(レアード選手)は野球においての一番大事なことをわかってる。置かれた立場で、動くことだ。」みたいなことを仰っていたんです。

 「置かれた立場で役割を全うすること」が一番大事という監督の野球観を念頭に置いて大谷選手の打席について考えてみると、三番、クリーンナップですから。走者を帰すなら帰す、そうでなければ次につなぐ、ということをシンプルに心がけている気がするんです。

 正直、中田選手の状態がそこまで良いとは言い切れず、結果だけ見れば大谷選手の方が良いのかもしれません。でも大谷選手は、中田選手の状態が良いとか悪いとかそんなことはお構いなしに、「あとのことはしーらない♪……じゃなくて、任せますね♪」みたいな、良い意味でのマイペースさというか気楽さが見えて、それが、大谷選手にとっても中田選手にとっても良いように作用しているように見えるんです。

 今季は怪我人が続出した時、特に西川選手やレアード選手が「自分が決めなければ!」という気負いで調子を崩してしまうこともありましたよね。それはチームの中心選手として然るべき責任感ですが、大谷選手にはそういう気負いがまったく感じられないというか。どんな状況でも自分のお仕事をこなすことを考えられるのが、さすがだなあと思います。

 あとあの低めの捌きもね……笑

 残り試合、全部勝ちましょう。

 いくら現実的でなくたって、上を目指すことをあきらめる理由なんてありません。

 甲子園も大詰めですね。今日(月曜日)はプロ野球も甲子園も無いなんてつまらない……笑