【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

日本ハムファイターズ大好き!そしてパ・リーグ大好き女子による語りです。

【F】かつてないこの過渡期をどう過ごすか #lovefighters #01karat

 新卒の頃、真冬のある日に、「アメリカでは大寒波でホームレスが〇人死亡」なんてニュースの話になりました。
 数字までは覚えていませんが、痛ましいニュースだなあなんて思っていたわたしに40代の先輩が「人口が増えすぎるとこういうことが起こるんだよ。貧乏人と病人が死ぬようにできてるんだ」って、笑い交じりに言っていて。
 ご自身だって病気持ちのくせに、ずいぶんあっけらかんと言うんだなあなんて思ったことを覚えています。
 
 コロナもそうなのかなと、少しだけ思ったこともあります。
 人口とか、人が制御できなくなったことに対して、半ば粛清じみた事態が起こるのだろうなと。
 神話や民話でも、こんな感じの話があった気がしますね。思い出せないけど(←てきとーか)
 
 
 
 「かつてないこの過渡期をどう過ごすか」
 このタイトルの記事は、本当は公式戦再開の前に投下するつもりで書きかけていたものでした。
 「今やっとチーム内が大きく変わろうとしている、それは痛みを伴うかもしれないけれど、、、」みたいな内容で、半分ぐらい書いて寝オチて、起きて次の日に、中田選手の暴行事件が発表されました。
 考えたけど、やっぱりタイトルはそのままで。起こったことの理由として根幹は同じなんだと思うから。
 
 
 わたしがブログを書き始めて、もう……10年近くなるんか?!時々こうやってダラダラと書き連ねているだけなんですが、おかげでこの10年のことはよく覚えています。
 数年前に感じた、守備の綻びとか。たぶん3年前ぐらいに、「今季、守備を立て直せなければ数年の低迷期を迎えるんだろうな」ってこととか。いつまで中田翔ひとりに背負わせるんだよってこととか。
 
 栗山監督が就任して、最初の年に優勝して、その翌年から毎年のように監督は言い続けて来ましたよね。
「全部ぶっこわす」「まっさらにして」そして今季のスローガンだって「イチカラ」。
 なのにフタを開けてみれば、何が変わったんだろうと感じる開幕スタメン。そんなことが10年近く続いていましたね。
 
 例えば、西川選手が1番に座った頃は、他にその打順を打つ人がいなくて、先頭打者として至らなくても結果が出なくても彼が打つしかないような状況でした。じゃあ、そのあとは?すぐに誰か続いた?
 四番についても同じこと。
 いま、中堅と呼ばれる選手たちの、いわゆる「突き上げ」が、足りなかったのは否めません。先頭になって駆け抜けて来た選手たちに頼り切りになってしまった、本当は、誰かが彼らの背を追い、支えるべきだったのに。
 
 チームの色が青から赤に変わるなら、赤に変わるべきだったのに青のままで居たのなら、本当はゆっくりと、徐々に、紫を経て赤に変わるべきだったものが、急激に赤になったなら、チームが壊れそうになるのも、見てる方が戸惑うのも、無理はないのでしょう。
 本来は誰かがゆっくり変えるべきだったのに、制御できなかったから、半ば粛清じみた形で、チームを変えられてしまった……これは、変化を拒んだ代償なのかなと思います。
 
 ここ数年の低迷と、更に今季の、レギュラー陣全員が派手に不調に陥るという事態になってようやく、少しずつチームに変化が見られて、それを前向きに受け止められるのかなと思っていた頃でした。でも、遅かった。。。
 
 低迷は、有り得べからざる助長を招き、ファイターズは、中田翔を失った。
 
 起きたことは報道でしか知りませんが、許されざることです。少なくとも、中田翔が10年以上「四番の重圧」を背負い続けてくれたことは紛れもない事実なのに、それさえ霞み、心無い言葉、報道が連日目に入る始末。
 
 
 わたし、翔さんが引退するときに、全部書こうと思ってたのにな。
 それはファイターズのユニフォームを着てであって、MyHEROを聞きながら寒気がするほど泣くんだろうなって、何度か想像して、想像だけで泣いてたのにな。言いたいこと、書きたいこと、できるなら現地で大きな声で叫びたかった言葉も、いっぱいあるのにな。
 今は、叶わない願いです。
 
 昨日から泣いてません。
 二年前だっけな、中田選手が腰痛だっけ?で、しばらく試合に出られなくて、その間に連敗して、連敗中は一回も泣かなかったのに、中田選手が復帰戦でタイムリーを放った瞬間、堰を切ったように涙が止まらなくなって。。。
 もはや「復帰戦」が叶わぬ今、宙ぶらりんの気持ちを、ちょっと持て余しているところです。
 
 確かなのは、
 もっとちゃんと変化を望み、受け入れるべきだった……、ってこと。
 高校生の頃から注目していて、ファイターズに来てくれたことを飛び上がって喜んだ平沼選手のトレードも、本当は同じ理由。
 大好きだった選手が試合に出られなくなったとしても、健全な新陳代謝を望み、受け入れるべきだった……もう、遅いんですよね。
 
 首脳陣がとかフロントがとか球団の対応がとか、色々思うこともありますけど、割とどうでもいいです。
 見つめるべきは、今このかつてない過渡期を経て、心を預けるに足る、誰かの存在を待つこと。
 
 野村選手、伊藤選手、、、たぶん、思いつく人はいますよね。
 だから大丈夫、ファイターズを応援し続けます。
 
 
 
 さて!今日はこれから現地に向かいますので、その前に吐き出したかった気持ちでした。
 寝起きだしそろそろお化粧しなくちゃだから、いつも以上に乱文にて失礼。伝わるといいな。

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 さよならは言わない。
 区切りとして、
 翔さん、今までありがとうございました。
 
 

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