今日(2020.9.20)の打順は面白かったですね。
中田選手が積極的休養ということで、西川選手がキャリア初の4番に座りました。
去年、中田選手が離脱した時に一度くらいあったかなあと思ったんですが、確認してみたら、ありませんでしたね。
栗山監督は「4番打者」に特別な意味をもたせる方です。
就任された時に「向こう10年、オーダーを書く時に困らない4番打者を作るのはひとつの使命である」と仰っていたのが凄く懐かしく感じますね。
その使命は確実に果たされ、今のファイターズの4番として、思い浮かべる打者はひとりです。
今日の中田選手は本当にただの休養で(たぶん)、では誰に4番を任せるか?という話になったとき、その順列はただの打力ではなく「チームを背負う」という意味でキャプテンでもある西川遥輝だったのでしょうね。
個人的には凄く、納得できました。
ルーキーイヤーから特別な愛着を持って見つめてきた選手がついに4番の責任を……という感慨は一度避けておくとして、
4番打者の意味、そして「チームを背負う」という意味については、ちょうどこの頃よく考えていたことでした。
そもそも、どうして4番打者が特別なのか。
誰がそのイニングの最初に打つかなんて、試合が始まってしまえば関係のないことなのに。
最初は、もしかしたら偶然凄い打者が4番に座っていて、4番が凄いのか、そこに居る打者が凄いだけなのか、所謂、卵が先かニワトリが先かみたいな話だったのかもしれません。
ただ確実に「4番」というのは特別な打順であるという認識に帰納したとき、選手として野球を経験したことのないわたしが想像できる精一杯は、4番が「ひとつの目印である」ということ。
あの人に回せば、
4番に回せば、
そうやって各打者は各々の仕事をこなしているのかな、と思っています。
だってみんながみんな打点を狙っているような打順を、打「線」とは呼べないかなって。笑
下位打線はきっと「1番に回せば」。
それより強く、上位は「4番に回せば」。
そうやって皆の期待を、仕事を、最後の最後に受け持つのが4番打者……。
ちょっと想像しただけでも寒気がするくらい、とんでもないプレッシャーです。
4番打者・中田翔について語ったら朝を通り越して昼になりそうなのでやめます。たぶん、まだその時じゃないし。
今日の9回裏、先頭は「4番」の、西川選手でした。
でもわたしが考えてたのは、「やった!遥輝が先頭だ!イニングの先頭として塁に出るための引き出しを、ファイターズで一番持ってる人だ!」うん、それは4番の働きではないかな。笑
それより代打で出て来た中田選手に、(お休みなのにゴメンね!)は、置いておくとしても、「翔さんお願い!」って。結果は凡退でしたけど、ひりつくような打席、「翔さんが打てなかったなら、しゃーないや」って、思えた。
もうコレを書くのは何回目かもわからない持論です。
「野球選手に対しての信頼は、その人が結果を出せなかった時に納得できるか、否か。」
遥輝が塁に出られなかったなら、
翔さんが打てなかったなら、しゃーないや。
わたしは、二人のことを信頼しているんだと思います。
先日、平沼選手が大きなミスをしてしまい、試合後にベンチで涙する姿がありました。
その時にGAORA解説の建山さんが口にしていた、金子コーチの金言、「守備のミスは、バッティングで取り戻せるほど軽いものではない」。
……前に聴いたのに、その時だって感動したはずなのに、記憶の引き出しの奥に仕舞ったままになっていた。
「守備のミスは、バッテリーの人生を変えてしまう」でしたよね。
敗けがつくのは投手なんですよね。
投手って、野球というスポーツの中で特別なポジションで、ほぼ全ての試合に「勝ち投手」と「敗け投手」が居て、つまりチームの勝敗と一緒に名前が並ぶんです。
エラーで出たランナーは投手の自責点にはならないけど、それでも敗け投手にはなり得る。
エラーがなければ、もっと肯定的な記録になったかもしれないのに。
もしかしたら、それは来季の年俸や、働くポジションに影響してしまうかもしれない。
「かもしれない」けど、守備につくってそういうことなんじゃないかな、とか。
色んな形でファイターズの試合を観に来る人がいます。
わたしみたいに年間何十試合を観に行く人もいれば、その試合しか見に行かない人も居るかもしれない。
目の前で、今季も悔しすぎる敗戦を何回か経験しましたけど、わたしはそれでも観に行くけども、「エラーだっさw」「敗けたの?つまんない」って、もう見に来てくれない人も居るかもしれない。
だからこそ全ての試合は何かしら観に行く価値のあるものであるべきだし、例えばそんな理由で、試合を観に行かない人が増えたなら「観客動員」に関わる仕事をしている人の人生は変わってしまうかもしれない。
わたしはファイターズが大好きで、ひとつ前の記事にも書きましたけど、「チームの内側に」自分の存在を置いています。
だから、たとえ「信頼度メーター」がマイナス方向に振れてしまっている選手についてでも、
「ファイターズというチームの内側に自分の存在を置いていない人」が、軽い言葉で非難したとしたら、擁護、反論します。
明日、わたしはまた誰かに「なんで清宮使うの?」とか、言われるかもしれない(ていうかもう昨日の夜に言われたんですけど)。
その時に、胸の奥をぐちゃぐちゃに掻きまわされるような思いを飲み込んで、「だって二軍でやることないし」とか、なんとか。
まあ気分が良いわけもなく、わたしの「明日」は変わってしまいます。
初回が終わった時なんて、遥輝が4番の仕事をした~♪赤飯炊くぞ~♪って、言ってたのにな。
ベンチで泣きゃーいいってもんじゃないです。
ベンチで泣いたって、守備のミスは永遠に取り戻せるものじゃないんだと思います。
憮然とした表情はちょっと見苦しいですけどね。
これも何度も言ってますけど、ひとつの敗けが誰かひとりの責任であるはずもない。
それまでのチャンスを潰した打者、試合の流れを変えてしまうようなエラー、投手の失投、とか。
だから、ひとつ敗けたからって誰か一人のせいじゃないんですけど、
試合に出るからには、
チームメイトの人生とか、チームに関わるスタッフさんや、ファンのささやかな明日の平穏とか、そういうものを全て背負ってほしいんです。
表に出る悔しさが全てじゃないって、わかってます。
でも、例えばセカンドを守ってた頃、エラーをした西川選手がグラブを見つめて俯く姿とか、去年のマリンでの渡邉選手の涙とか、先日の平沼選手の姿とか、忘れられないじゃないですか。
永遠に消せない守備のミスも、一緒に背負って悔しがって、一緒に泣いて、
上手になった姿に感動して喜んで、それまで以上に応援しようって思うからわたしはファイターズファンなのに。
そうやって色んな瞬間を共有して、
翔さんが打てなかったならしゃーないや、
コンスケがまさかの見逃し三振?!なべりょが凡退?しゃーないしゃーない。
ミヤが打たれた?なにそれレア!
玉井くんが打たれた?その程度で揺らがないよ、……いやちょっと書ききれないんですけど。笑
「信頼」が、できていくんだと思います。
信頼できない選手が試合を壊しちゃうと、本当に悲しくなるんですよね。それは敗けたから悔しいとかより、愛すべきチームの選手が、「信頼」からまた遠ざかってしまった。そんな悲しさ。
彼らが、全てを背負う覚悟を持って、そこに立っていることを願います。
ま、「守備のミスが目立つ」のは、最近どころの話じゃないですよ。笑
数年前からずっとだし、そういうシーズンは優勝やCSから遠ざかってます。つまりそういうこと。
だって野球は守るスポーツなんですからね!(←持論2、概要は今日はもう省略!w)
長くなりました。
うん、寝ます。笑
今日の一枚はぁ……
先日の、俺☆登場シーンで。
なんか最近、中継に映るのは食べてるところばかり、とか、端末を弄ってるところとか、そんなんばっかですけど、
わたしちゃんと応援してます!!!笑
そして、↑の登場をキッカケに、
↓こんなん作ったんです。笑
金曜日の試合のヒロインぐらい?で登場したらしいんですが、BSなのでわたし確認できなーい!どなたか録画とかされてたら、ください。笑
今、ボタン型のシリコンモールドが作ったらウポポイユニのボタンを作ろうっと❤
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