本日第四戦、現地観戦してきました！
まず第三戦についてなんですが、こちらは仕事の休憩中にちらちらスコアを観たのと、帰宅してから録画を観ました。
やはり、そう簡単には黒田投手を打ち崩すこと叶わず……でしたね。何というか、投球術がもう二枚も三枚も上手という印象でした。
リアルタイムで試合運びを見ていた時は、「あーもうどうせ黒田さんに抑えられるんだ……。」と、かなり悲観していて、きっと、一、二戦目のことがなければ、こんな素晴らしい投手に敗けるのも仕方ないと思えるのにな、なんて、普段は割とポジティブに試合を観ている自信があるのに、先週末のダメージから抜け出せずにいました。
有原投手が尻上がりに好投してくれるのはCSの投球でも予想がつきましたし、その上で、立ち上がりにカットボールが高くなれば危ないのかな、とも。これは、交流戦の旭川の試合で有原投手がカープ打線を相手にしたとき、制球が低めに定まらず苦戦していたことから、危惧していました。
そんな、かなり重たい気持ちで試合を観ていたのですが、職場から出るときにスポナビアプリを観たところ、「大谷、敬遠気味の四球」と見えまして、その瞬間に一気に気持ちが晴れました。笑
まだ敗けているし、もう八回なのにどうして自分でそうなったか不思議なくらい、中田選手がどうにかしてくれると思ったんです。大谷選手が敬遠された後の中田選手が、とにかく打つことをファイターズファンは知っているので、同じ気持ちになった方も多かったのではないでしょうか。後から映像を観たら、松山選手の勝負をしかけたような守備に助けられた部分もあったようですが、やはり主砲が大切なところでが打ってくれるというのは良いものです。
まさか９回に谷元投手が失点するとは思いませんでしたが（汗）最後の大谷選手のヒットは、やっと日本シリーズで勝てたことを喜んだ直後に冷静に思い返して、「あれ、どうやって打ったの？？」と、なるくらい難しいボールのように思えました。流石ですよね。
それにしても黒田投手は引き際までカッコよかったですね……。もしかしたら、今回の対戦相手がカープでなかったら、その存在感をここまで大きく感じることもないままだったかもしれません。めぐり合わせに感謝します。
今日の第四戦についてです。
岡田投手のことを失礼ながら存じ上げませんでしたので、パリーグＴＶで確認できた唯一の試合を昨夜のうちに観ておきました！楽天戦だったのですが、岡田投手はピンチを作りつつも何とか楽天打線を抑え、勝ち投手の権利をもって降板した後にヘーゲンズ投手が失点してしまい、敗戦……という内容で。この、「ピンチを作りつつもゼロに抑える」というのが、残塁が多くなっている今のファイターズには効く気がするなあ、なんて思いつつ、カープファンのお友達に聞いたところ「敗けるよ、絶対敗ける！何点取って敗けるかな？って話！」と仰っていましたが（笑）
ちょっと今日はいつもの外野席と全然違うところから見ていたもので、ボールのコースも高さも判別が難しかったのですが（汗）今日の高梨投手はカーブを見極められているなあ、という印象が致しました。というか、私には大野選手のリードが昨日から慎重になりすぎているように感じるのです。結果、四球が多く、リズムを作り辛くなっているような気も。
エルドレッド選手に対しては昨日、外角低めの一辺倒でしたよね。今日は、高めも見せられていたような気がして、四回の打席は、「ああ、こういう感じで抑えてくれれば、いい……」な、と、思った瞬間にボールが落ちました（汗）タイムリーエラーのシーンですね。
もう、一瞬で週末の情けない姿を思い出し、憂鬱になりました……。
しかも危惧していた通り、岡田選手にはのらりくらりと抑えられ……。
翔平クレープやけ食いしちゃおうかしらとか思っていたら、バース投手に交代。バース投手はやはり、ストライク先行で攻めてくれるのが良いですよね。一気に試合のリズムができた気がしました。
中田選手のホームランは、先頭でしたので最低限でもチャンスメイクはしてくれるだろうと思っていたらのホームランでした。レアード選手のも、失投を逃さないあたりが流石だと思いましたが、その前の中田選手の四球が、とてもかっこよかったですね！
フルスイングで威圧し、追い込まれてから見極めるといういつもの中田選手の打席でした。
今日は投手陣の踏ん張りもさすが。
最後の宮西投手、ツーアウト満塁のフルカウントからボール球を振らせるとは……こちらも、「かっこいい」の一言です。
守備面では、中島選手、そして最後の岡選手！素晴らしかったです。
ファイターズは守備からリズムを整えていくチームですから、後半に飛び出たビッグプレーは明日に向けても良い流れになる予感を感じさせてくれました。
さて、明日ですが。
明日も現地へ参ります。今のところ、中田選手やレアード選手、大谷選手などファイターズの千両役者たちが勝利への扉をこじ開けているといった印象です。
明日、勝てても勝てなくても、また週末に敵地へ赴いたとき、それだけでは勝てません。まして、中田選手やレアード選手に対するマークはより厳しくなるでしょう。（今日の大谷選手のように）
と、すればやはり、期待したいのが西川選手、中島選手、岡選手のチャンスメイク。それから、足で揺さぶる攻撃。初戦のジョンソン投手に対してはできていたことだと思うので、昨日や今日の打撃結果に悲観することなく、ご自身の仕事を大切にして頂きたいです。
今日の西川選手、打席を後にするとき、うつむいていましたよね……。好結果を残した時の西川選手の素敵なご尊顔を、ぜひ全国レベルにしてほしいものです。
もうひとつ、気がかりなのが救援陣。
宮西投手、谷元投手をもってしてぎりぎりなのだな、という辺りにカープ打線のおそろしさを感じます。
できたら、せめて、本拠地三戦目くらいは、救援陣が楽に投げられるような展開になってほしいなと願っています。
そして、加藤投手。
ＣＳは悔しかったですね。吉井コーチやマーティン投手、それだけじゃない、皆さんに慰められていた姿はとても印象的でした。
あの時は、投げ急ぎを警戒するあまりに本来の持ち味であるテンポの良さが失われていたような気がしましたので、どうぞ思い切って投げて下さいと思います。良い試合になりますよう。
凡ミスもしょうもないエラーも、日本シリーズの空気だからこそ味わえるものでしょう。
が！カープというチームに敗けるなら納得できても空気に敗けるのは納得できませんよ！
どちらにせよ、今季札幌ドームで観られる最後の試合です。
この時期まで野球を楽しめることに感謝しつつ、声を張り上げます☆
