【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

日本ハムファイターズ大好き!そしてパ・リーグ大好き女子による語りです。

ファイターズ優勝!印象に残った5試合を厳選(?)してみました。

ブログ更新は久しぶりです。

どうしてもまとまった記事を書く時間が取れず……(汗)

ただ今日は嬉しい日なので、久しぶりに書いてみました!

ファイターズ優勝!

冗談でも何でもなく、大好きなチームの名前の後に「優勝」と付けられることを心から嬉しく思います。

個人的には、初めてユニフォームを買ったのが2012年ファンフェスの時だったので、それ以来球場に足を運ぶようになってから初めての優勝で、何とも形容しがたい不思議な気持ちです。

2012年優勝時のビールかけで、武田久投手が西川選手にビールをかけながら、「お前はこの味を覚えておけ!」と言っていたのが今でも強く印象に残っています。

「次はお前が中心選手になって優勝しろよ」という意味ですよね。また、そうであってほしい、そうあるべきという期待も込めての台詞だったのでしょう。杉谷選手も先日の某ローカル番組で「あの時はお客さんだった」と仰ってましたし、あの頃は栗山監督に「ちびっこギャング」なんて呼ばれていた選手達が中心となって喜ぶ姿は、受け継がれてきた想いが結実したのだなと改めて感じさせてくれます。

優勝の要因は、と語ればキリがないと思いますので、個人的に印象に残った試合を厳選してみました。

ここに挙げた以外にもいくつもターニングポイントとなった試合はあるかと思いますし、何であの試合が入ってないの?という苦情は……受け付けます(笑)

☆第5位☆

7月3日 ファイターズ対ホークス 14回戦

◯F2-0H●

ファイターズは先頭打者ホームラン、6回にも相手のエラーと押し出し四球で1点を追加し、投げては先発が8回無失点、最後はマーティン投手が三者凡退でセーブ。

15連勝中の10連勝目。

……という試合だったのですが、ホームランを打った「先頭打者」と8回無失点の「先発投手」が同一人物であったという。笑

もはや漫画の世界ですよね。

この試合だけでなく、今年は大谷選手の活躍なしに語れなかった、という意味でこの試合を選びました。

個人的には優勝を決めた今日の試合の9回裏、四球のシーンも印象的です。

優勝を決める試合で準完全試合(そこまで5回のヒット1本)を成し遂げると見せかけて、最後の最後に四球を出してしまう人間らしさと申しましょうか、漫画の中のような活躍を見せつつも、まだ先の成長を感じさせてくれるところが大谷選手一番の魅力なのだと思っております。

まだまだこの先、どんな伝説を見せてくれるのか、その瞬間をファイターズファンとして注視できることがとても嬉しいです。

☆第4位☆

7月1日 ファイターズ対ホークス 12回戦

◯F5-2H●

同じカードの試合ですみません。笑

ファイターズは2回にヒットで出塁の賢介選手を3塁に、杉谷選手を1塁に置いて打席には大野選手。この場面で、ディレイドスチールを敢行し、好投手・和田投手から先制点をもぎ取ります。私には、この作戦が完全にバッテリーのリズムを崩したように見えました。投げては高梨投手が7回を投げて被安打5の無失点。

15連勝中の8連勝目です。

まず、先取点の取り方が痛快であったこと。

そして高梨投手のコメントが印象的だったので選びました。「全ての変化球が思う所に決まっていた」ことと、「見おろすつもりで投げました」ということでしたよね。

私の中にはどうしてもソフトバンクの昨季、そしてシーズン序盤の圧倒的な強さが印象的で、ともすれば「ソフトバンクには敗けても仕方ない」とさえ思ってしまうようなところがありました。

特に昨季は交流戦明けに敵地で三連敗を喫し、そこから一気に独走されてしまった、という印象もあります。

今年は「まだ序盤なのに」と揶揄されながらもソフトバンクに対して全力ぶつかっていく監督の姿勢があり、それを体現するかのように昨季の敵地三連敗を知らない高梨投手が、あのソフトバンク打線を相手に「見おろすつもりで」投げてくれたことが驚嘆と共に頼もしく、自分の中の意識も変わりました。

まったく個人的な話ですが、去年のファンフェスで選手と写真撮影の抽選に当たり、一緒に写真を撮って頂いたのが岡選手と高梨投手だったんです。笑

去年から、翌年につながる投球を見せてくれていましたし、開幕ローテを逃しながらもリリーフで様々な経験を積み、それらを全て活かして先発として活躍。素晴らしいですよね。

閑話休題☆今年は好きなものとのコラボが多かった!☆

5月5日 ホークス戦。

→大好きなGLAYさんが札幌ドームに来てくれました。

HOWEVERはもちろん嬉しかったですが、空が青空であるためにも聴きたかったな、というのが正直なところ。笑

TERUさんの始球式もかっこよかったですね。流石の運動神経でした。

あの日は、野球をよく知らないGLAY友達の隣で解説業に勤しんでいた試合でした。笑

7月23日、24日のオリックス戦。

→大好きな漫画とのコラボがあり、漫画好きで野球も好きなお友達との観戦、とても楽しかったです。

23日は矢野選手が値千金の四球を選び、大野選手のタイムリーがあった日ですね。

とても楽しく試合を観ているのに、球場アナウンスで声優さんの声がするたびに意識が別の方向に引っ張られ、でもやっぱり試合は楽しく……という、嬉しい忙しさを感じた二日間でした。笑

ツイッタ―に流した案内&紹介記事を多くの方に読んで頂けたのも嬉しかったな。

今の私のスティックは、GLAYのとダイヤのAのと半々になっています。笑

さて気を取り直して、

☆第三位☆

9月22日 ファイターズ対ホークス 25回戦

◯F5-2H●

初回、中村選手のソロアーチでソフトバンクが先制、ファイターズは2回に2点を返し、6回にはお互いに1点ずつを取り合って7回には中田選手のツーラン。先発の有原投手が好投した試合です。

最近の試合ですが、悔しい想いをした人が活躍した!のオンパレードだったので選びました。

(この前日の試合とも迷いましたが……。)

まず2回の西川選手のタイムリー。直前に中島選手が9球を粘って四球を選んだ次の打席の初球でしたよね。夏場から不調だった中島選手がきっちりご自身の仕事をなさったこと、西川選手の活躍は「好調」の二文字で済ませるのは失礼だとすら思えるくらい、苦悩と努力の結実ですよね。レフト戦に抜けそうな当たりを好捕したシーンもありましたし。まずその辺りが嬉しく……。

よく絶対的なエースの居るチームは強いと言います。エースが毎日投げるわけではないのだからとは思っても、仮に連敗したときに「この投手が先発なら連敗は停まる」と思える方、実際に停めてくれる方の存在は、ただの一勝と計上することの出来ないチームへの貢献だと思うのです。前半戦、ファイターズのエースは有原投手でした。

そんな有原投手が後半戦、中々勝つことが出来ずに悔しい想いをされたであろう中、ソフトバンクと最後の直截対決で先制されながらも粘り強い投球を見せてくれたのが印象的です。

更に、中田選手。カードそこまでノーヒットで、意気込んでいた中さぞかし悔しい想いをされていたでしょう。そんな中で飛び出した7回のツーランホームランは、もう……ややしばらく涙が停まりませんでしたね。

この前日の試合では、谷元投手が最高のマウンド度胸を見せてくれたシーンもありましたし、陽選手の二度の好守もありました。陽選手については、今年は怪我の影響もあり、今シーズンは観ていて歯痒くなるような守備もありましたし、ファイターズは今年、途中まで失策の数がリーグで一番少なかったのに、夏場以降、疲れのせいか内野を中心に失策が目立つようになり、失策の少なさリーグ1位からも陥落していました。が、この二連戦はご存じの通り、両チーム共に素晴らしい守備が多くありました。(パリーグTVの「熱い気持ちでよく守った!まとめ」動画を何度観たことか……笑)

シーズン最後の最後に、「やっぱりファイターズは守る野球なのだ」ということを再認識させてくれた陽選手の好守、強く目に焼き付いています。

☆第二位☆

7月10日 ファイターズ対マリーンズ 14回戦

◯F6-5M●

大谷選手がマメを潰した試合です。初回から先制され、大谷選手は6回と1/3を投げて3失点。続く谷元投手も2点を取られ、0-5と劣勢の7回の裏にファイターズはいきなり打線がつながって4点を返すも、そのまま試合は9回裏2アウトに。

そこで賢介選手がホームランを放ち試合は延長へ。最後はレアード選手のサヨナラホームランで勝利、という試合。

15連勝中の14連勝目です。

この日も現地観戦していました。

正直、この試合になぜ勝てたのか今でもわかっていません。笑

ロッテ伊東監督のコメントに「神がかり的な勝利もあった」というものがありましたが、この試合然り、いつぞの矢野選手のサヨナラ死球やら、先日のサヨナラ暴投やら「なんかよくわかんないけど勝った」試合の代表として選びました。

でも、思うんです。

私なんぞが「なんかよくわからない」と感じるところには、偶然ではなく必然にたる力が働いていたのだろうな、と。

この日の9回裏ツーアウトからの賢介選手のHRには、想像も及ばないくらい多くの経験や読み、勝負勘が凝縮されていたでしょうし、レアード選手のサヨナラHRだってその場面でスタンドに放り込む度量があってのことと思います。

矢野選手のサヨナラ死球だって、ボール球に手を出す選手ではない、多くシビアな場面でも四球を選んできた実績があってこそのプレッシャーだと感じましたし、楽天戦のサヨナラ暴投にしても、打席に立っていたのはレアード選手でしたがその前に中田選手や賢介選手が福山投手の神経を相当に摩耗させていた結果だと感じました。

先日のオリックス戦で最後を締めた宮西投手が中島選手の打球を凄い反応でグラブに収めたことだって、ただの幸運ではなく、それほどの集中力あってのことでしょう。

打つべき人が打ち、守るべき人が守るような快勝も多くありました。それに加え、こういった不思議だけど不思議じゃない勝ちが多くあったのも、今年のファイターズなのだと思います。

さて、岡選手の号泣やら、増井投手の完投完封、杉谷選手の値千金タイムリー、久投手の復帰登板等々、忘れ得ない試合は沢山ありますがっ。

バース投手やマーティン投手の活躍も語りたいですがっ。

☆第1位☆

6月27日 ファイターズ対ライオンズ 12回戦

○F8-7L●

先発はメンドーサ投手。初回からツーシームが甘くなり、1回の表に4失点。更に5回にも3失点で降板。

ファイターズは初回に西川選手が先頭打者として出塁し、盗塁からの中島選手の犠打→岸投手の失策、陽選手のタイムリー等々もあり2点を返し、更に陽選手は3回にもソロホームラン。そして7回には岡選手のヒットを皮切りに打者一巡の猛攻、あの岸投手から(ご自身の失策もあり)5点を奪って試合をひっくり返し、所謂ルーズヴェルトゲームを勝利で飾った試合です。

15連勝中の5連勝目ですね。

たぶんこの試合は、今季一番に印象に残るどころが一生忘れられないと思います。

7回ツーアウト2塁で打席には陽選手。四球を選んでネクストは中田選手、というところで代打、矢野選手。

この日はなぜかバックネット裏のプレミアム席で観ていたのですが、陽選手の打席の途中でチラっとネクストに視線をやったところ、そこに立つのが「矢野選手である」「中田選手ではない」ことに気付き、またその意味の大きさを瞬時に感じ……。

静かに観るべき席であるのはわかっていたのですが「翔さんが居ない!!!」と泣き叫び半狂乱の私でした……。

「不動の四番」という呼称は、勝っても敗けてもその重責を背負い続ける人に与えられるものですよね。まして今季は苦しんでいる姿も多く見てきましたし、監督の想いやダルビッシュ投手の移籍時、稲葉さまの引退時の言葉を汲んだ上で切られた代打というカードの意味はあまりに大きく、それだけで涙が停まりませんでした。

中田翔に代打を出す意味」をここまで大きくしたのは監督自身です。この試合以降も中田選手が不調の時には「あの時のように、打てない四番には代打を」というような意見も散見されましたが、そんなに軽いものではないですよね。

あの時、代打として出てきたのが矢野選手以外の誰であったとしても納得できなかったと思います。仮に大谷選手であったとしても、です。

中田翔に代打を出す意味」をしっかりと理解し、四番の重圧を理解し、「四番に代打を出したのだから敗けられない」ことを理解している人が、ファイターズの代打の切り札でよかった。

絶対に敗けられないのだという強い意思を感じました。

試合後の中田選手は「何とも思わない」と仰っていましたが、何とも思わないわけがないじゃないですか。それでも、その翌日、翌々日の試合をベンチから見ていても、チームの勝利を第一に考えている中田選手の姿がありました。先ほどの優勝特番でも、「(代打を出されたのは)自分の力が足りなかったから」というコメントがありましたね。

個人の記録に関しても「どうでもいい」と切って捨てるぶっきらぼうな言葉から滲み出るチームへの愛情を強く感じます。

打者・大谷翔平という存在の影響でどうしても中軸の打順が変わってしまうことが多い中で、浮足立たないのは四番に中田選手が居るからだと思いますよ。

優勝特番で仰っていた諸々は面白かったですけどね。笑

この試合そのものは、先発があの岸投手の試合で大逆転勝利!と、最大11.5ゲーム差をひっくり返して優勝した今季の縮図のようでもありました。そうであるとするなら、大逆転勝利の裏側、内側にはあの日の中田選手のように、苦しさや悔しさがあったのだと思います。

私は今季も135試合以上は目を通しました(スコアボードだけなら全試合を観たはず。)

どうしようもなく悔しい負け方をした試合だってありましたし、思わず毒づきたくなることもありました。痛い怪我もありました。

今日の監督のコメントで思い知らされましたが、「苦しい」だなんて、監督の口から今季一回も聴いてないんですよね。

でも苦しかったはずだし、悔しかったはずなんです。

「翔平くん凄いね」「大逆転だね」「ドラマだね」。

全て事実で、でもそれだけじゃなくて、乗り越えたものがあるからこその感動であることを忘れたくありません。

おめでとう、そしてありがとうファイターズ☆

今年も、もう少し長く野球を楽しめることに、心からの感謝を。

30日には勝投手が何をしてくれるのか……爆笑しながら号泣必至ですね。

やっと10月8~10日に別の予定を入れられます。

でも2ndは仕事の都合で13日と15日以降しか予定に入れられておらず……。

最短なら14日に決まりか。15日、行けなくてもいいから早めに決めてほしいですね(笑)

今日は呑めもしないビールを呑んだせいで酔っぱらってしまいました。笑

苦手なはずのビールが、今までで一番、美味しかったです。