【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

日本ハムファイターズ大好き!そしてパ・リーグ大好き女子による語りです。

ファイターズの好きなところ。*選手別#1

 いやはや、野球の試合がない日々って本当に退屈ですね。

 野球関連の番組を見たり、代表の試合を楽しみにしたり……という日々です。

 先日、パリーグ各球団の好きなところについて語らせて頂いたんですが、ファイターズの好きなところを語ろうとすると支離滅裂も甚だしくなる予感しか致しませんので、ファイターズは選手別に語ろうと思います!

 というわけで、とりあえず1桁台は背番号順に。

 陽選手の好きなところ!です☆

 まず、陽選手の守備が好きです。

 大前提として、ファイターズの好きなところに、「守りを大切にしている」という点があるので、守備を大切にする選手がそもそも大好きなんです。陽選手は、打球音を聞いた瞬間に落ちてくる場所がわかるなんてコメントがありましたよね。その上、足も速くて球際にも強く、近年は怪我の影響で本領発揮とはいきませんでしたけども、肩もお強いです。これ以上ないですよ。

 陽選手がセンターにいてくれる安心感……一行で書きましたけども、「安心感」そのものなんです。

 「あ!」と思うような当たりが上がっても、陽選手の足が停まればもう安心です。相手打者に対し、少し意地悪な気持ちで、「残念でした★」と舌を出せる優越感(すみません笑)もあります。今年は、守備力が高いという印象を活かして、本当は頭を超えるような当たりなのに、捕球体勢に入るフリをしてランナーを惑わせる、ということもありましたよね。私も現地観戦しておりましたが、見事にだまされました。

 咄嗟にそれが出来てしまうセンス、判断力……今まで多くの素晴らしい選手がファイターズの外野を守られましたが、少なくとも北海道移転以来、屈指であると言ってよいと思います。

 今季だって、何度助けられたか……。ホークスとの最後の直接対決だって、CSだって、落ちていたらまったく別の試合になっていたはずのシーンが何度もありました。

 昨季前半、陽選手が怪我で試合に出られない時の心細さ。そして、復帰された時にレフトやライトがどんなに変わっても、センターに陽選手が居るだけで「外野の色が変わらない」という印象。今はそれを思い出し、切ない気持ちになっています。

 仲間思いなところが大好きです。

 それこそ、昨季でしたっけ。足に裂傷を負って登録抹消中、試合に出られないけれど、チームメイトに会えないのが寂しいからと試合前の札幌ドームに足を運び、チームメイトに会って、試合が始まる前にはドームを後にしていた、なんてエピソードを会報の中で話されていました。

 今季、とても印象に残っているのは4月13日のオリックス戦、サヨナラ敗けを喫した時に敗戦投手となって肩を落とす高梨投手を、怪我をしているのにベンチから飛び出して、真っ先に迎えに行っていた陽選手の姿です。4月1日に高梨選手がプロ初白星を手にした時にも、陽選手はプロ初サヨナラ打ということで一緒にヒーローインタビューを受けられていたんですが、「最後に一言」と求められても「ありがとうございました~!」と控えめに言われているだけで、主役を高梨選手に譲っているようにも見えました。

 両チームに好守が多く飛び出したホークスとの天王山でも、ご自身の好守より、西川選手の好守が飛び出した時に破顔されている姿がありました。CSで貴重なタイムリーを打った近藤選手が二塁に居るのを、相手の選手交代の間に三塁に居た陽選手がわざわざ迎えにいって、頭をくしゃくしゃと撫でていたり……。守備から戻る時には、真っ先に仲間のプレーを讃えに行ったり……。

 去年のプレミア21で、台湾は残念ながら予選敗退してしまいましたが、その後で、日本代表の試合を観に行かれていましたよね。ご本人は、中田選手を前にして「卓の応援にいっただけ」なんて仰っていましたが(笑)

 本当に、チームメイトが大好きなんだろうなと思わせてくれます。

 ファンサービスが素敵なところも大好きです。

 西武Dの試合をパリーグTVで観ていたら、プロフィールに「サンキューでハッピーなお立ち台でファンを魅了」なんて書かれていて、笑ってしまったのですが、それで通じてしまいますよね。ヒーローになった試合でグラウンドを一周する際も、誰よりも時間をかけられています。最後に着ていたTシャツを投げ入れる、なんてシーンもありましたし。センターの守備につくとき、声援には必ず応えて下さいます。

 優勝したときのインタビューで、「何もできなかった」なんて仰っていましたが、そんなこと言わないで……。陽選手が居たから優勝できました。

 15連勝したときに、大当たりしていたのは陽選手です。スランプに陥ると淡泊な打席もあったりしますが、外角低めはびっくりするくらい飛距離が出ます。

 少々日本語がたどたどしい時もあって、テンションが低めに聞こえてしまうかもしれません。元々真面目な方なんです。後輩に対して、愛情と厳しさを持って接して下さる方なんです。

 一挙一動が恰好いいです。特に、守備についている時の後ろ姿は最高に絵になります。

 陽選手の笑顔が大好きです。

 悲しいはずなのに、恨み言だって脳裏をかすめたかもしれないのに、それでも笑顔でいていてくれました。

 仕方のないことです。わかっています。チームの体質もあります。

 いろいろと思うところもありますが……陽選手が何も言わなかったのですから、飲み込みます。

 今の私は会見のあの笑顔を見ると、やっぱり悲しくて涙が停まらなくなってしまいます。でも来季、できたらあの笑顔をまた見られますように。

 どちらになるかは分かりませんが、新しい所属先のファンの方々、陽選手の応援をよろしくお願いします!

 飛ばせ、飛ばせ……遥か夢の彼方へ。

 届けろ祖国の地へと、加油!岱鋼、今、ここから。

 ありがとう、陽岱鋼

 ずっとずっと、大好きです。