【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

日本ハムファイターズ大好き!そしてパ・リーグ大好き女子による語りです。

【Fighters】清宮幸太郎のケガは本当なのか、という邪推。

 先日ポスト致しました青空ユニの件ですが、結局まだ悩んでいます。今年という点で考えると、今年、中田選手のユニを買ったら「C」ってついてくるんですよね?と、考えると……。

 なんて優柔不断の垂れ流しはさておき、キャンプ情報が連日報道されています。
 どの局においても、とりあえず「注目のドラフト1位ルーキー、清宮選手の話題です」から始まるのは、もう仕方ないかなと思いますね。
 ファイターズに注目の新人が入ってくれるたび、毎回こうですものね。知りたい人が多いのだから当然でしょうと思う反面、「もうお腹いっぱい」となってしまう人も居るのではないかなあと感じます。せっかく出来るだけ多くの人で見守って応援したい選手なのに、メディアの押し付けのせいで悪印象がついてしまう可能性があるなら、大変残念なことです。
 個人的な印象では、清宮選手に始まっているだけで、何か動きの見えた選手に関しては報道してくれているように感じていますけどね。

 さてその清宮選手ですが、連日「ケガの影響でバッティング練習を行っていない」の一辺倒です。
 わたしの記憶が正しければ、清宮選手のケガって、筋トレ中にダンベルか何かにぶつけて、……でしたよね?骨折したですとか、筋を伸ばしたとか、そういうものではなく、要するにただの打撲ですよね??

 

 その割に、長いなあと思うのです。
 ケガが深刻なのか、それとも、口実にしているのか。
 ……なんて、邪推をしてしまいます。

 

 連日の練習内容を見ていると、金子コーチとのマンツーマンの守備練習が中心となっているようです。
 金子コーチがコーチになってすぐの頃、西川選手が外野にコンバートされましたよね。その時に仰っていたのが、「あいつ(遥輝)は、打撃に関しては頭一つ抜けている。そうなると、あいつが守る場所を考えてやらなきゃいけない、いくら打てても守れないと使えないから」ということでした。
 さらりと仰っていますが、要するに「守れないやつは使わない」と、名言されていますし、それは今も変わらないことと思うのです。
 金子コーチが清宮選手に付ききりなのは、単純に考えて今回のアリゾナ1軍メンバーの中で清宮選手が一番守備がヘタクソだからでしょうね。守備についてまだ鍛錬を要するのは当然のことで、それが悪いと言いたいのではありません。

 

 どうも、
 ケガを口実にしてバッティング練習を封印し、集中的に守備練習を行いたい事情のカモフラージュにしている。
 ……ようにも、見えるんです。

 

 「守備について学ぶべき点が多すぎるから、バッティングを封印してでも守備練習だけさせてます!」
 なんて言ってしまえばご本人の沽券にもかかわりますし、清宮選手のバッティング練習を楽しみにしているファンや報道陣を落胆させることになってしまいますものね。

 家でテレビを観て書いているだけの記事なので、その旨を重々ご承知いただきたいんですが、
 じゃあなんでそんなに守備練習を急ぐのかな?と考えると、ずばり、開幕から一軍で使いたいから、ということになります。

 

 本来ならルーキー、特に高卒ルーキーは、足腰であるとか身体が出来上がるまで二軍できっちり鍛えて、というのが常道なのでしょうが、清宮選手に関しては、とりあえず壁にぶちあたるまで(特にご本人が「壁に当たった」と認識するまで)一軍で使ってみようという打撃力なのではないかなあと。一年目から一軍でフル出場をしつづけてホームラン60本を達成してね♪なんて……誰も思ってませんよね。わたしも思っていません。ではなく、「何が足りないか分かったでしょう?その目的意識を持って鍛えておいで★」という形で、ファームに送り出したいのかなあ、と。
 そのために開幕から一軍で使うという可能性を模索する中で、だったらその守備はなんとかせねばなるまいて、ということで金子コーチが付きっ切りなのかなあ。

 ……と。
 そんな妄想がここ数日、頭の中をぐるぐると回っています。

 これは開幕投手についてで、改めて書きたいなと思っていたことなんですが、開幕投手について栗山監督は「チームにブーストを与えなければいけないような状況なら博打をうつかもしれない、でもまあ、普通にいけば変なことはしない」といったことを仰っていましたよね。
 これは、普通に皆が、多少のケガや調整の遅れがあったとしても誤差の範囲と言えるような状態で開幕を迎えられるなら、普通に有原投手を選びますよと。ただ、仮に調整遅れやケガが多く出てしまって、チームとしての勢いを采配を通して用意しなければいけないような状況になるなら、ファンやチームがビックリして、頑張ろう!ってなるような手段を採るかもしれないよと。ただ後者の場合、もし手段が裏目に出た時にはあとを引くことになってしまうから、できたら選びたくないけどね、……ということかなと解釈しておりました。

 それって、打撃陣に関しても同じことが言えますよね。
 だいたいみんなが良い調整をして、これがファイターズのベストメンバーですよというラインナップを開幕で組めるなら、現状、清宮選手の入る余地はないかなと思います。
 ただ、もし……以下同文ですね。流れや勢いを呼ぶようなサプライズが必要になったとしたら、清宮幸太郎というピースが必要になるかもしれない。その時に守れないから出せませんではあまりにお粗末だから、一軍レベル最低限の守備を仕込んでおきましょうね、という、考えだったりするのかなあ……なんて。

 どちらがいいとも言えませんね。
 ベストメンバーを組めるなら組んでほしいですし、ちょっとした代打とかで出てきてくれても盛り上がるんじゃないかなーとも思いますし。

 いずれにせよ、せっかくアリゾナまで行って、あんな気持ちいい空の下でバッティング練習を出来ないのは気の毒ですが、それもどんな形であれ戦力になるためのもの、ととらえ、頑張ってほしいですね。
 メディア対応も頑張れ……もし悪態ついてもわたしは文句言わないよ💦

 

 それにしても、
 金子コーチが付きっ切りで教えてくれるなんて、……なんて羨ましい!!!
 出来るならそのボール籠にでもなって、お話を全部聞いていたいですよ。
 わたしも一応、人に何かを教える仕事をしています。先日、金子コーチが仰っていたという「すんなり覚えたものは速く忘れやすい」これは、もう本当に全くその通りだと思いますね。インタビューで出て来たということは、清宮選手の中で、胸に刺さった言葉だったのでしょう。
 わたしの感覚では、これは教える方が思うことです。
「~~って、解くんだよ、簡単でしょ❤」
「ほんとだー!簡単!」
「でもね、簡単❤って思ったことほど忘れやすいからね。」
って、言っておいても、数週間後には
「なんだっけ……」
「だから言うたやーん。」
 って、なるやつです。こちらはそうならないように、毎週少しずつでも扱うようにしていて、それでも……みたいなね、これはわたしの仕事のお話ですが。
 それを、教えられる方が「そっか、忘れやすいから気をつけよう」と認識してくれるなんて……なんて教えやすいことか!!!
 金子コーチも教え甲斐があるでしょうね。

 ただ、
 たぶん……金子コーチは公式を作るのが上手くて、自分の体験や経験をすんなり式に出来る人なんでしょう。と、思う時はあります。お話しているのを聞いていての印象ですけどね。いっぱい教えてもらって、頭の中が式でいっぱいになってしまったら、ちょっと大変かもしれないなあ。

 そんなタイミングで少しだけでもバッティング練習を出来たら良いのですけどね。

 一軍には金子コーチ、二軍には飯山コーチ……ああ、なんか、ファイターズを好きでよかったって気持ちになります。笑

 

 さて、
 ではまた青空ユニについて悩んできます!←笑

 

 

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【Fighters】応援歌でオルゴール①

ブログタイトルにも使っている通り、わたしは応援歌が大好きです。

ファイターズの応援歌ももちろんですし、他球団でも好きな応援歌がたくさんあります!

オルゴールのような単純な音なら作れるので(笑)、よく球場で聴こえるメロディを耳コピして遊んだり……。

 

この間、いくつか作ったものがあるのでよかったら聴いてください★

 

 

今日はみっつほど。

(動画の貼り方わからない……ツイッターへのリンクを貼ります。笑)

 

 

いちばんテンションがあがりますよね!

次にお誕生日だったからあわてて作った……

 

 そして、

翔平ロス&野球がない休日が暇すぎて……

 

 

これは何だか切ない感じの仕上がりになってしまいました……。

 

また作ったらまとめますね。

 

 

今季こそは横尾選手の応援歌を作ってほしいです!

他には清水選手と……オズワルド選手もできるでしょうし……鶴岡選手は昔のをそのままですかね。

 

去年は、淺間選手や岡選手、谷口選手等々……せっかく子どもが覚えたのに歌えてない応援歌がたくさんありました。

今年は歌えると……活躍してくれるといいなと、願わずにはいられません。

 

 

 

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中田翔のインスタ騒動について報道された記事にモヤモヤしている。

ちょっとモヤモヤを吐き出させてくださいね。
↓こちらの記事なんですが……はっきり申し上げて、中田選手のことを好きな方は読まない方がいいと思います。わたしは寝起きにうっかりスポナビニュースのアプリのファイターズタブ一覧から読んでしまったので、モヤモヤしています。
一応貼っておきますね。まだ読んでない方で、一緒にモヤモヤして下さる方はどうぞ。(笑)

 

北海道日本ハムファイターズは、中田翔を再教育できるのか?(阿佐智) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

 

一昨日ですか、ファイターズの選手たちは機体の不具合に見舞われながらもチャーター便でアリゾナへと旅立ちました。選手の中にはもともとインスタやツイッターの更新に慣れている方も多かったのですが、今回の目玉は何と言っても、中田選手がインスタを始められたことですよね。
 最初の投稿も面白かったですし、何より、投稿されている日本語が「ああ、このまま喋ってるんだろうなあ」という印象でたいへん微笑ましく、癒されておりました。
 ただ、「喋っているまま書いている」ということはつまり、口語と文語の区別が付いていないという証左でもあります。そのこと自体はSNS界隈において珍しくも何ともありませんし、わたしだって気を抜いて書いていたら妙な日本語になることは珍しくもありません。わざとそう書いている場合も多いです。
 「喋っているままに書いている」中田選手が、そのうち、「口にするなら問題なくても投稿してしまうと怒られる」ようなことを投稿して怒られることも、あるんじゃないかなと、もう年齢も年齢だからさすがに大丈夫かなとか、ちょっと思っておりました。笑

 中田選手の問題の投稿については、削除された後にスクリーンショットを見ただけなんですが(削除された記事のスクリーンショットを個人ではない投稿者が晒すというのも相当に悪趣味かと)、投稿そのものについて擁護する気はありません。よくSNSのことを「バカ発見器」なんて言いますけど、まさしくバカを見せてしまった投稿だったかと思います。
 ただその「バカ」も、誰かの悪口であるとかそういうものではなく、ただの「小学生のヤンチャ」であったところが「らしい」かなと。暴走したカートが誰かにぶつかって怪我をさせたら……とか面倒なことは言いませんよ、実際にそんなことは起こらなかったんですから。しばらくは、谷口選手であるとか、榎下元投手であるとか、SNS慣れをした方に「これ、投稿しても大丈夫かな??」と一声かけてくれると嬉しいですね。というか、もう学んだでしょう。削除されているんですから。
 ……で、済むはずの話と思うんですが。

 

 ただ、それを。
 最初に貼った記事ですね。
 今回の中田選手の投稿ひとつをとって、否定してはならない部分についてまで否定しているのが腹立たしいことこの上ないんです。
 先述のとおり、中田選手が「何かやらかす」ことなんて少し考えればわかること。それを何を鬼の首でも獲ったかのように仰っているのやら、理解できません。

 まず、

しかし、昨年はともかく、パ・リーグの強豪となった日本ハムの主砲ということから、テレビなどのマスメディアは、「見かけはああだけど、実はナイスガイ」という虚像を作ってきたように思う。中田は、自らの力でメディアに作らせたその虚像までも自ら壊したのである。

 この点についてですね。
 記事の中では、中田選手が「実はナイスガイ」であるのが、メディアによって作られた虚像だと断じているようです。わたしの読解力が幼稚園児並でなければ、ですが。確かに一般人は、(いつも池上さんがおっしゃっているように)伝えられる情報がすべて編集されたものであることを自覚しなければなりません。ただプロ野球においては、自分の目で試合を見、編集されない選手の声を聴くことができます。
 わたしは中田選手が、しつこいくらいに「ファンの皆さん」という単語を繰り返すのが好きなのです。それは自分の耳で聴いていることです。自分の記録よりもチームの勝利を優先する姿が好きなのです。子ども好きなところも好きなのです。書ききれません。それらはメディアを仲介しているものもありますけど、だとしても捏造されようもない記事であるとか(実際に見ている人が多い事実を記事にしたもの)、自分の目で見たことを根拠にしています。そういったことを通して、わたしは中田選手を素敵な方だと思っているのです。ヤンチャ好きなことだって周知ですから、カートに乗って小学生みたいなことをしたくらいで、揺らぐことではないのです。何が壊れたというのか、もう少しわかりやすく説明してほしいですよ。少なくともわたしの中では何も壊れてなんかいません。
 ついでにメディア全体について言うなら、最初から中田選手について必要以上に豪放磊落キャラを押し付けておいて、それこそ捏造だったと認めるなら認めてほしいですけどね。

 


 次に、

彼を見ていて思うのは、これまでの人生で、いい教育を受けることができなかったのだなということである。

という点。
 これは、中田選手に対してというより、中田選手のお母さまに対して大変失礼な発言です。今すぐ取り消してほしいくらいです。
 そもそも「いい教育」って何ですか。
 前に中田選手のお母さまが子育てについてのインタビューに答えられていたのを拝見したことがありますけど、「よそのご家庭と同じ。」ということでしたよ。珍しくも何ともない一般のご家庭の教育について一方的にこんな……ちょっと理解に苦しみますね。


 どんな姿にヒーロー像を感じるかなんて、人それぞれです。才気にあふれ、非の打ちどころもないような人物にヒーロー像を感じるのも自由です。
 でも、弱さや欠点があって、それを克服して強くなっていく姿にヒーロー像を感じることだって、自由なんです。
 わたしはファイターズファンであって、中田選手個人を特別に贔屓して応援しているわけではありませんよ。ただ、今まで多く、ファイターズに貢献してきたOBの方達が、中田選手を擁護してきた、四番と認め、支えてきた、だから不振に喘ぐ中にあっても放ったホームランにスタンドの子どもが泣き、いい大人も涙をし、声援を送るのではないでしょうか。

 苦しんできた姿を知っているから、一本のホームランやタイムリーに心を動かされるんでしょう。これが、「スポーツのチカラ」じゃなくて何なんですか。中田選手は、そういうものを見せてくれる選手なんですよ。


 打てなくてバットを折ったり、ベンチで悪態をついてみたり、全力疾走を怠ってみたり、……それらに思うことがあっても、必ずまた大事なところでファンの期待に応えてくれると信じているから、ヒーローなんです。

 

 タイトル……何でしたっけ、「ファイターズは中田を再教育できるか」でしたっけ?
 「再教育」?たぶん、しないと思いますよ。
 服装や髪形については今までも言われてきましたけど、それについてだって「野球に打ち込むことで我慢していることも多くある、髪形や服装くらいは本人の自由に」「本人が気付いてくれるまで待つ」というスタンスですから、変わることはないでしょう。こんな、一介のファイターズファンでも知っていることをご存知でなくて「再教育」なんておっしゃっているんですね。
 

 要するにただ、筆者さんの気に食わないから、ご自身の理想とするプロ野球選手像に合致しないからと、一度の失敗で論っているようにしか思えません。それだけのこと(なんですよ)で、わたしのヒーローを、ファイターズの四番を、愚弄するのか、と。

 

 

 なんか数年前にもこんな感じの記事をポストした覚えがあるんですけど……はー、まだ居たかあ。。。気に食わないなら選手のSNSまでご覧になって頂かなくても結構。球場での姿が、成績が、気に食わないというのならどうぞご自由に批判なさって下さい。わたしは信じ続けますから。
 むしろヘイトスピーチによる売名ですか?だったらすみません。わたし、この愚痴記事をポストしたら最初に貼った記事のことも筆者さんの名前も忘れ(すでに忘れかけていますけど)、キャンプの情報や選手のSNSに胸を躍らせる日々に戻ります。


 はー、くだらない。
 お腹空いたわ。

 

  読んで頂きありがとうございます☆

 

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【Fighters】どうなる、投手陣。

 春季キャンプまであと少しとなり、日程や一軍二軍スタートのメンバー発表など、徐々に冬眠からの目覚めを感じさせてくれる今日この頃です。

 先日、今季は攻撃の仕方が変わるかもね~なんて予感の記事をポストしましたけども、それと並行してやっぱり考えてしまうのが投手陣のことです。

 正直、不安しかありません。(笑……うしか……。)
 攻撃に関しては、今季戦い方が変わるかもなんてお話をしましたけども、投手陣については、戦い方も何もまずは、誰が投げんの???から、不透明です。

 まず中継ぎ陣のお話をしますね。
 大雑把な言い方になりますが、吉井コーチの言葉を借りるなら“Aチーム”でしたっけ。勝ち継投というやつですね。ここは、しっかりと信頼できる方が三枚欲しいです。

 最初に挙げられるのは当然、宮西投手でしょう。
 かつての、ホークス時代の森福投手や、最近で言うと楽天の高梨雄平投手であるとか……。左打者が、バットを出した瞬間に「うわあああ……」という声が聞こえてきそうな、「どうやって打つんだよこの投手」という空気というか。宮西投手に期待したいのはいつまで経っても、それです。
 昨季終盤の高梨雄平投手はまさにそんな雰囲気でしたね。よく、打席の西川選手に、パワプロのあのどよよーん(通じますか?笑)が見えるなあなんて言ってました。CSで、岸投手→高梨雄平投手にスイッチしたシーンもそんな感じでしたし。
 正直、ここ数年は大事なところで痛打を浴びるシーンも印象に残っています。それは長くプロ野球選手として活躍されている分、研究に研究を重ねられていることが原因でしょうし、ご自身もそんなことは重々承知のはず。何の対策もせずにオフを過ごされているとは思えません。
 何よりハートの強い方。ブルペンを、そしてファンの心を支えてほしいと願います。

 次に……。えっと。
 鍵谷投手、と言いたいところなんですが。
 オフにですね、吉井コーチがラジオで話されていた内容が興味深かったです。「色々な選手にチャンスが与えられて、誰かがドカンと出てくるのを待っていたけれど」という。MCさんは「鍵谷投手は?」なんて仰ってましたが、それに対しても吉井コーチは「頑張ったけど、まだまだ」ということでした。
 正直、やっぱりな、という感じです。
 先に申し上げますが、鍵谷投手のことは大好きですよ!カッコイイですしおしゃれですし、日々を丁寧に過ごされているのも素晴らしい気づかいの人なのも伝わります。中島選手と声を掛け合っているシーンなんかを観ると、「ああ、この二人を観ていると自分は暫くファイターズを大好きなんだろうな」と思います。

tv.pacificleague.jp

この試合の9回とか大好きだったなあ……。

 

検索したらやっぱり呟いてたか、わたし。笑
 ただ、昨季に関しては、すごいなと思うのは登板数だけで、正直、内容については期待していた内容には程遠かったです。何せ「ピンチの自作自演」が目につくというか。抑えたは抑えたけど、それは自分で作ったピンチでしょうよ……と、こっそり溜め息をつきたくなるような。もちろん抑えてくれたシーンもありましたけど、それは最初から安全圏というか……。中継ぎは打たれたところだけが印象に残りやすいのは分かっていますけど、それでも。
 そしてオフの間のご様子ですね。「60試合を投げたことは満足している」、「これからは後輩のことも考えないととは思う」
 いかにも良いお人柄がにじみ出ていますけど、いやいやいやいや、もっと内容にこだわってよ!!!まだ後輩のことを気遣う場合ではないでしょう!!!
 吉井コーチが仰っているのはそのあたりじゃないでしょうかねえ……と、思ってしまいます。
 とりあえず試合数を語るなら、今季は一年間通して一軍に居て頂けると嬉しいんですが。何より、「鍵谷で落とした」みたいな試合を出来るだけ少なくしてほしいです。

 

 えー、次に、石川直也投手ですかね。
 どこで投げることになるんでしょう。昨季の使われ方を見ていると、今の鍵谷投手や白村投手の昔の立場を思い出します。とりあえずは場数をこなして、土壇場の駆け引きや判断の肥やしにしていこうという算段でしょう。そして、それらが活きてくる場所となるとやっぱり中継ぎなのかなと。昨年度のルーキーで今季が二年目ですから、とりあえずイニングを食ってくれればよかった昨季からもう一歩階段を昇ってくれることを望みます。

 

 

 更に、堀投手や白村投手、公文投手もいらっしゃいますので……
 ちょっと表にしてみました↓ 伝わりますかね。笑

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 色々とツッコミ所はあると思うんですが、とりあえず、使える中継ぎが少ないね、ということが伝われば良いかなと思います。これでうっかり鍵谷投手か石川直也投手がケガでもしたら大変ですよ。
 もちろん田中投手や井口投手もいらっしゃいますが、書かなかったのは(スペースが足りなかったのと)みなさんの立ち位置が大して変わらないから、です。

 たぶん、ここ数年決まったメンバーに頼り切ってきたツケは思っているより大きいでしょうね。
 誰かが「期待以上の」働きをしてくれないと厳しいんでしょうけど、読み切れないので諦めます。笑
 ルーキーの西村投手あたり頑張ってくれそうな気も……しますが。


 個人的に、クローザーは白村投手推しだったんですが……。
 昨季、先発を経験されて以降は、しっかりマウンドに足をつけて立っているという印象で、ストレートも速いですし、メンタルの問題さえ克服できれば……(しかしここが重要である)

 

 次に先発ローテ。
 まず有原投手、上沢投手については特に問題なく一年間ローテを守ってくれるもの、と信じています。
 有原投手については昨季は言いたいことがありすぎましたけど。今季もまた同じことを繰り返すようならちょっとかける言葉は見つかりません。その辺りは鶴岡選手が上手いことやってくれるような気もしますが。
 高梨投手は去年はかなり悩んでいたようですね。高梨投手が目指すべきは楽天の岸投手のようなスタイルだと思うのですが……そのためには、「ストレートは通用する」ではなく、変化球の精度を上げてほしいものです。
 上原投手はどうしてフォームを変えようと思われたのでしょうね……。昨季、あれだけ先発の機会をもらい、ヘロヘロながら精いっぱいを出し切って1勝できたじゃないですか。ここから更に踏ん張って向上していけるであろうタイミングでなぜ方向転換……解せぬであります。
 加藤投手は、2年目の昨季、どうして苦しんだのかを理解できていれば今季は大丈夫な気がしますよね。テンポよく淡々と投げていくスタイル、思い切ってインハイをつける度胸は立派な武器ですから(個人的に好きな投球スタイルでもありますし★)、安定して7回2失点くらいでまとめられる投手になってほしいです。

 ……ま、どう考えても、戦力としてカウントできる投手は足りないですよね。もちろん選手のポテンシャルは信じていますが、去年の今頃だって「今年は中継ぎが大事なんだ」なんて言っていたものです。
 珍しく外国人投手を3人も支配下登録したのはその辺りも関係しているのでしょう。
 ええと、トンキン投手がクローザー候補で、マルティネス投手は、先発も中継ぎもこなす、いわゆるスイングマン的な扱いでしょうか。ブライアン・ロドリゲス投手は先発候補かな。外国人投手頼みな嫌いは否めませんが……。


 誰か!!!
 誰か化けておくれよ!!!!

 ……と、いう気持ちです。
 もうすぐ春季キャンプですねー。

 

 

 

 

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【Fighters】今季、ファイターズの野球が変わる気がしている。

今年もよろしくお願いします☆

 野球のデータって面白いですよね。
 最初にそういうものを眺めるキッカケになったのは、ファイターズの投手がパ・リーグの投手部門の成績上位を独占しているのを眺めるのが好きだったからです。特にダルビッシュ投手&武田勝投手の二枚看板の頃や、吉川投手が覚醒した時期は楽しかったです……けど、我ながら変な趣味だなとも思います。笑
 その頃に、色々な指標を覚えました。話題に挙がり始めてきたQS率やWHIPは分かりやすい数字ですから、見ていても意識しやすいです。特に武田久投手のWHIPはね、少し前の記事にも書きましたけど、本当に面白かったですよ。

 今、わたしは……
 ファイターズの昨季の、チーム全体の得点圏打率を月別で知りたいんですが、さっと検索しても見つけられないです……。ご存知の方たいらっしゃったら教えてほしいです(汗)
 本当はデータを眺めて「やっぱりなあ」という気持ちで記事を書きたかったんですが、見つけられないので自分の記憶というか印象に頼ります。実際にデータを眺めてみて全然合ってなかったら笑ってやってください。笑

 

★★★★追記★★★★
月別の得点圏打率がわかるサイトを教えて頂きました!

日本ハム チーム成績トップ

3.4月→.201
5月→.284
6月→.259
7月→.185
8月→.246
9、10月→.256

4月は辛うじて2割に載っていたんですね。確かに5月は若干持ち直したのと……何より悲惨だったのが7月ですか。春先が酷かったという印象だったんですが、そうでもないですね。笑
打ち込まれることの方が多かったかなあ。(3,4月&7月は月間WHIPが1.5越え……(震))
★★★★追記ココマデ★★★★

 


 昨季前半のファイターズについて思い出してみると、
 「ここまでしても点数、入らない??」というシーンが多かったように思えます。例えばノーアウト3塁で、ゴロを叩きつければ1点になるシーンですら得点できない、ほんのちょっとゴロの方向が逸れたことでバントや進塁打すら侭ならない、すべてのプレーをすべて完璧にこなしていかなければ、むしろこなしていても、ホームベースには辿り着けない……という。
 それは単純に、相手チームがファイターズを研究した結果であり、16年には相手のミスにつけこんでいた得点方法も、そもそも相手がミスをしなければ付け入る隙もないので使えません。また、チーム内においても、そういった細かいプレーをきっちりきっちり出来ていた、とは言えない状況だったということでしょう。
 印象としては、ゲームで言うところの「ハードモード」というものかなと思って見ていました。優勝の翌年で二連覇がかかっていた、つまり「2週目」であるならば、という野球の神様の判断ですかねえ。
 強者揃いのパ・リーグでそんな……本当に、野球の神様は栗山監督に厳しいです。

 後半だけで見ると、ファイターズの順位って2位だったんですよね。
 大谷選手や松本選手がもたらす好循環が少しずつチームを良い方向に回し始めて、まだ何とか正視できる試合も増えてきたかなという頃にパ・リーグの大勢は決まっていた……というのが大まかな流れだったと思います。
 怪我人、想像を絶する不調、Bクラス転落の理由を挙げればキリはないですが、ひとつ、印象に残っているのが……「決定力の無さ」。
 というわけで月ごとの得点圏打率を知りたかったんですけどね。

 

 

 基本的にファイターズの野球と言えば、足を使ってチャンスを作り、少ない得点機会でも得点につなげていくことや、時々は好打連打であっという間に得点すること、といったあたりが特徴として挙げられると思います。例えばチーム盗塁数なんかは毎年だいたい上位ですよね。
 しかしながら、昨季においては、

ファイターズ、ロードは長すぎるトンネル。率直な今の気持ち。 - 【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

 この記事の中でも申し上げておりますけれども、ある種の「ファイターズらしさ」のようなものからは、脱却しなければいけない時期が来ているのかなという気持ちにさせられます。

 

 そして、盗塁をできる選手が減ったなという印象もありました。
 以前であれば、ラインナップの中に常に3人くらいは、半ば強引にでも次の塁へ進める選手が居たはずなのですが、今季の終盤は、例えば相手チームの選手に走られ……「悔しいから走り返して!えーっと……(打順は下位)……遥輝まで走れる人が居ない。。。」という感想がよく口をついていたように思います。
 賢介選手がベンチに座ることも増え、中島選手も杉谷選手も岡選手も、淺間選手も谷口選手も居なかったのですから……そりゃ、そうですよね。

 では今季は、と考えると、上記の方々の何人がレギュラーを確約されているでしょうか。西川選手が確実かな、というくらいで、あとは白紙に近いですよね。
 それよりも、横尾選手であったり、近藤選手であったり、どちらかと言えば走ることよりも打つことを得意とする選手の方がレギュラーに近い気がします。


 監督は毎年、オフに入るたびに「いっかいぶっこわす」、「(レギュラーは)全部白紙」という趣旨の言葉を仰っていますが、開幕スタメンという蓋をあけてみると「うーん、あんまり変わらない」と、思います。
 正直、ここ数年毎年思っていました。
 それは、結局のところ長年築き上げてきた「ファイターズの戦い方」を踏襲していたからなのかなと。


 例えばRPGでパーティーを組む時、レベルが高いキャラは物理攻撃をを得意とするキャラばかりなのに、魔法スキルばかりをセットして戦おうとしたって力は発揮しきれませんよね。だったら、多少相手の物理防御力が高くても物理攻撃で押し切るべきです。

 

 打ってつなげられる、イッパツを期待できる選手が多いのならば、結果を期待できる選手を中心に戦い方を変えるべき時が来ているのでしょう。
 わたし個人的には、小技を大切にして足を使える攻撃の方が大好きですけどね。無論、小技を蔑ろにせよと言っているのではなく、どちらの攻撃を主戦力とするか、というお話です。

 監督は「自分のやりたい野球」よりも、「選手を活かせる野球」をすべきだ、ということを明言されています。と言いつつ、「ああ、これは”監督のやりたい野球”をするためのラインナップだな」と、感じることもあります。(松本選手が2番定着以前の、1・2番のラインナップが特に顕著だったかと。)
 刻一刻と変わっていく選手の状態を正確に把握して戦い方を変えていくことはとても難しく、ともすれば混乱を招きかねませんから、やっぱり軸は必要でしょう。
 その軸をどうするのか、戦い方が変わるのだという意思を示されるのか、開幕までそういった点に着目していきたいと思います。


 やっぱり……。
 投手力、機動力(含技術力)、圧倒的な打力。
 この三つが三すくみの関係にあるのかなって。
 圧倒的な打力の前では、ほころびの見えた投手力は無力……。唇を噛むしかありません。

 

 今季、期待の野手。
 やっぱり、近藤選手と横尾選手ですね。
 昨季の結果はもちろんですが、お二人とも、契約更改やオフの間に漏らされていたコメントがとても良かったです。
 近藤選手は「四番を獲りに行く」なんて仰っていましたね。
 これは宣戦布告というより、「もう、四番・中田翔を一人にはしない」という意味にすら聞こえました。絶対的に信頼することと、任せるだけで責任を押し付けることは全然違います。
 横尾選手も同様です。「中田さんやレアードを超えたい」なんて、ここ数年で誰も言ってなかった……。
 必ずや中田選手を支える、そしてファイターズ打線を支える存在になってくれるでしょう。


 お願いだから二人とも怪我しないでね、という感じですね。


 ずっと書きたかったことなんですがうまくまとまらずでした。
 次は投手陣のことを書きたいです☆
 その前に、最近マイブームのオルゴール集を貼ろうかな。(笑)

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これは去年の開幕戦。

あと69日です!

 

 

 

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大谷ロス警報発令中。And the story goes on...

 今週はすごい雪でしたね。
 わたしも豪雪地帯に住んでいるので、除雪が間に合っていない場所ですとロングブーツを履いていても膝が危うい時もありました。早朝より除排雪に努められている方々へは頭が下がります。

 

 そしてこの真っ白な雪と同じかそれ以上に北海道全域を覆っているのが……大谷ロス、ではないか、と……(涙)
 この時期は毎年、開幕までの日付を数えてしまいます。あと90日弱、日本シリーズが終わってから毎日毎日「早くプロ野球開幕しないかなあ」なんて言っていたのに、先日の会見以降は「でも次に開幕しても、もう翔平はいないんだ……」なんて、口をついてしまっていて。
 今まで数えきれないくらいの選手がファイターズから離れていくのを見送りました。引退や戦力外はもとより、ダルビッシュ投手や賢介選手のメジャー行きだって見送りました。そのたびに、その選手が来期から居ないことを理解しているつもりで過ごしていました。「出会いも別れも受け入れながら」進んで行くチームですから、納得しないことにはどうしようもないことなんですけど……今回だけは、ふと思い出して寂しくなることを辞められそうになく、夜ごと、過去の試合を観返していたりします。


 大谷選手が投手として登板する時に使われていた登場曲、Afrojackの「Do or Die」。
 ファイターズの選手の登場曲のプレイリストはウォークマンにしっかり入っていて、この曲も入っているんですが、
 今、しみじみと歌詞をかみしめています。

 (大した英語力があるわけでもないので色々アレなのは許してくださいね。笑)
 「Do or Die」訳すと、「やらなきゃ死ぬ」とか「死ぬ気でやったる」って感じですかね。本当、英語の歌詞の素敵さって日本語にした瞬間に残念になることが多い……日本語大好きですけどね、シンプルに「やるか、死ぬか」みたいなすっきり感はやっぱり英語のままの方が素敵です。
 特に好きなところが、
「I will never forget the moment」=「この瞬間を決して忘れない」
「And the story goes on...」=「そして物語は続いていく」
 です。
 いくつもの忘れられない瞬間を胸に刻んでくれた、大谷選手の物語はまだまだ続いていくのだなあと……。

 

 この曲が一番痺れたのはやっぱり2016年のCS5戦目、DHを解除してクローザー登板した時かなあ。
 あの日は現地してたんですけど、わたし、マーティン投手がベンチ入りしていないことを知らなくて。当然、9回はマーティン投手が出てくるものと思っていたら、……あれですよ。(語彙力)
 日本新の連発にも驚きましたけど、151km/hのフォークに一番おったまげましたね。

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 先日の会見は、やっぱり仕事の都合で札幌ドームまで赴くことは叶わず、自宅にて中継を観ておりました。
 朝のローカル番組に中島選手と鍵谷投手が出ていた時、二人とも珍しくスーツ(ああいう番組は私服なことが多いですよね?)だったうえ、ネクタイはエンゼルスカラーの赤、今夜の予定はという問いかけに中島選手が「今夜は仕事です」「(鍵谷投手と)同じ用事です」「そのうちわかるんじゃないですか?」のようなお話をされていて、これはもしかして、大谷選手の会見へのサプライズ登場があるのかな?!と思いながら見ていました。
 会見そのものはもう……泣いたり笑ったりが大変忙しく。(笑)
 まず冒頭のスクリーン映像で泣いて、英語スタートで笑って。監督とのやり取りに泣いて、有原投手のコメントに笑って。
 解説各位が「大谷のことをきかれても、解説しようがない。あんな選手は過去に居なかった」なんてよく仰っていましたが、みんなそうなのかなって。笑
 凄かった、ありがとう、頑張って。
 忘れない、ありがとう、ありがとう。
 ケガにだけは気をつけて・・・。
 そんな言葉しか出てこないです。
 
 2018年は大谷翔平の居ないファイターズになりますね。
 誰もがその穴は理解しているところだからこそ、埋めようとすることに意味があるのだと思います。

 

 来年はファイターズが優勝しますように★
 と、忙しくて書きかけになっていた(しかも何を書こうか半分以上忘れた)記事をポストしてブログ納めにしようと思います!


 ではではみなさま、良いお年を!
 2018年もよろしくお願いします。

 

 

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【Fighters】人的補償って嫌な言葉ですね。FAの出入り色々。

 おはようございます。どうやっても25日にお休みを取れそうになくて雪の下まで落ち込みそうなワタクシ、せつなです。だってそもそも繁忙期な上、とっくに休み希望を出した後だったんですもの……。もし5年前の大谷選手の入団会見が12月25日だったのを記憶していたら、メジャー移籍→ダルビッシュ投手の前例アリだし会見→入団会見と日付を合わせる?!というところまで予想を出来ていたのかなあ、なんて……。


 そんな感じで落ち込んでいるせいか、FA関連の「人的補償」という言葉が何だかとても嫌なものに聞こえてしまっています。というわけで、今日は去就のお話を少々。

 先日、ジャイアンツ入りした元獅子・野上投手の人的補償として高木勇人投手がライオンズに加入することが発表され、物議を醸したように思います。
 わたしも不思議なんですけど、ライオンズが投手の補強を考えていることなんて他球団ファンでも知っているのに、働き盛りの投手がプロテクト漏れ……今季の投球回は27回ですけど、去年も一昨年も100回以上投げている投手なのに。寧ろ敢えてのプロテクト漏れで相手球団が欲しがるなら環境を変えてあげようという配慮……?というのは考えすぎですかね。

 


■嫌なものは嫌なんです。

 とてもじゃありませんけど、「ドラゴンズから誰をもらおうねー、わくわく☆」なんて気持ちになれません。

 FAに限らずトレードもそうですけど、
「選手が勝ち取った権利だから」
「働き場所があったほうがいい」
「求められて行く環境のほうが幸せ」
 ……仰る通りだと思います。
 わたしなんかよりも遥かに野球について考え、野球生活の中に身を置いてきた解説陣の方々が言うのですから、そうなのでしょう。
 特に谷元投手の時なんて、地上波を観ていると、建山さんも岩本さんも「谷元にとっては良いトレード」なんて仰っていましたよね。あ、わたし、建山さんも岩本さんも大好きです!特に建山さんが解説の日は、「わーい!★」ってなります。そんなお二人がトレードを肯定することで、どこか……「居なくなってしまうのが悲しいのだ」という論調が封殺されてしまうような気がしていて。
 気持ちの9割は納得していても、1割は「悲しいな」という気持ちを捨てきれません。
 去年のオフだって陽選手の移籍に泣きましたよ。FA宣言時のあの悲しい笑顔を思い出すと今でも胸が苦しくなります。

 

 使われずにゆっくり腐っていくくらいなら、働き場所があった方がいい。
 そんなことはわかっています。理屈の話はしていません。

 

 日本のプロ野球という組織をひとつの全体として観た時、チームが変わることはある種の配置転換である、とも言いますよね。
 でもわたしが応援しているのはファイターズで、ファイターズの選手だから応援している、という要素だって少なからずあるんです。他球団にも好きな選手は居ますが、あくまでもそれは個人としてのこと。
 レギュラーシーズンにおいて、勝って、活躍して、諸手を挙げて全力で喜ぶのはファイターズの選手だけなんです。
 後述しますけど、大野選手についても、増井投手についても、
「決まって良かったね!おめでとう!他球団にいっても(ファイターズ戦以外で)頑張ってね!」
 なんて、あっさり切り替えられません。
 これを言えるのはファンだけだと思っています。だから言います。

 

 HBC木村愛里さんが「でも、やっぱり寂しいですよね。」って一言代弁してくれていなかったら、もっと落ち込んでいたかもしれません。愛里ちゃんいつもありがとう……(←思ってること全部言ってくれる)

 

 お二人がFAで出ていくことが決まってしばらく経つのに今更こんな気持ちになってしまうのは、やっぱり「人的補償」なるワードのせいかもしれません。

 

 昨日付のニュースで、
 増井投手については、すでに金銭で、という通達済とのこと。
 (ランクAなので、旧年俸の0.8倍の金銭)
 大野選手については、金銭+人的補償の可能性が示唆されました。
 (ランクBなので、獲得制限外の選手1名+旧年俸の0.4倍の金銭)

 

 よく考えなくてもファイターズがFA選手を取ることは今回の鶴岡選手が2人目で、1人目は稲葉現代表監督です。お二人ともFA時はランクCなので、ファイターズは「人的補償」で選手を失ったことがないんです。(よね?)
 大野選手の移籍先はドラゴンズ、なんか、なんというか、
 とてもネガティブな書き方をします……。
 まるで「花いちもんめ」みたい。あの子がほしい、この子はだめよ?って。今頃プロテクト当落上の選手はどんな気持ちだろう、とか、人的補償に指名される=プロテクト外であったことを知るわけになること、その選手に近しかった選手は素直に、フロントが熱望した大野選手の存在を受け入れられるんだろうか……。
 これじゃまるで人的補償じゃなくて人身御供じゃ……言い過ぎは自覚してますけど、そんな単語が浮かんでしまいます。

 

 この先もファイターズは高額年俸の選手をFAで獲ることはないでしょう。
 でも、もしかしたら、いつか、こんな、人的補償なんて形で大好きなチームの誰かを送り出すことになるかもしれないなんて考えるだけで辛くなります。
 プロ野球がそれだけ厳しい世界ということでしょう。

 

 選手はガチャで排出されるものでも、カードのやり取りで動くものでもなく、血の通った人間なのにな……。
 と、意味のないことを承知でFA制度に文句をつけておきますね。

 

 あ、「[挑戦者]大谷翔平」は取得済ですよ(パワプロのお話)

 
(1回目で出ましたけど2回目で確定だったのでもっかい回しました☆「挑戦者」ってとってもいい煽りですよね……ありがとうパワプロさん)

 

■去る人、戻る人

 わたし、金子誠さんの言うことは、今年の西川選手の盗塁成功率くらいは正しいと思っています。自分の考え方の指標にしています。
 そんな金子コーチの言葉を思い出しているのです。

 鶴岡選手について。
 賢介選手が戻ってきた年……だったか、メジャー挑戦を表明した年だったか……の、賢介選手と金子現コーチの対談内でのお言葉。
「今、このチームには中堅がいない。ホントは若手、中堅、ベテランってそれぞれに役割があって、みんな順番に段階を踏んでいくわけだけど、俺ら(ご自身や稲葉さま)が中堅からベテランに上がる頃、次に中堅の役割を任せようって思って色々教えてたやつらはみんな出てっただろ?お前(賢介選手)も、ツルも。」
「だから自分達がベテランと、それからもうちょっと中堅寄りの立ち振る舞いをしなければいけなくて」というお話だったと思います。
 まあ、いつもの思慮深さはさすがとして、この時点で金子コーチの中で、鶴岡選手はチーム内においての重要な立場を任せるべき人間であったということですね。
 当然ながらその頃とはチーム状況も違いますけど、もしかしたら栗山監督と同じくらいかそれ以上に、鶴岡選手のお戻りを喜んでいる首脳陣メンバーは金子コーチかもしれませんね。

 

 大野選手について。
 これはですね、いつぞの……たぶん6・7年前のFFFFF恒例「稲葉・金子対談」内の話だったと思います。
 お二人が、パ・リーグベストナインをそれぞれ勝手に書いて発表する、という企画だったんですよ。その中で、
金子「うーーーーん……(悩」
稲葉「いや、わかる。マックが何に悩んでるかわかるよ。たぶん。俺も同じとこで悩んでる」
金子「捕手が……居ないんだよなあ。」
稲葉「そうそう!そこ!」
 という会話があり、結局発表された中で挙げられたのが、まだプロ入り2年目くらいだった大野選手だったんですよね。
 曰く、「これはまだ実力は足りないけど、期待を込めて。あいつはこの先、キャプテンとか選手会長とかやるような人間だから、あの、人柄的に。そういうのも含めて、期待を込めて、かな!」というようなことを仰っていたと思います。
 この時の金子コーチのお言葉通り、数年後に大野選手はキャプテンや選手会長を務める立場になりました。ファイターズ歴代の選手会長は日本一を経験していて、それらも全て勤め上げた上での移籍ですから、まだ前向きに応援できるような、やっぱり寂しいような、そして……できたら人的補償など求めずに金銭でお願いしたいなと思ってみたり。

 

 はあ……
 たなぼたで25日休みになったりしないかな……。


 果てしなくネガティブな記事ですみません。
 次は、今度こそ来季の野手のお話をします☆
 その前に大谷選手のお話をするかもしれません!笑

 

 

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