今日の朝、目が覚めたらこんな記事が目に入りました。
正直、あまり驚きませんでした。
そうなんだろうな……って、ぼんやりと思っていたからかもしれません。
ファイターズは昨日の試合で5位が確定し、残り2試合を残しています。CSには行けません。優勝も、日本一も、ありません。
たぶん、少しでも気に食わないことがあったら「栗山辞めろ!」なんて言う人は、こんなところを見てないですよね。笑
当然、わたしもそんなくだらないことを口にしたことはありません。
今季、優勝できなかったのは監督のせいではありません。監督に責任がないかと言われればゼロではないかもしれないですが、間違っても100%ではありません。
それについてはシーズン終了後にゆっくり語らせてください。
先日、建山さんのラジオを聞いていたら、退任のヤクルト、小川監督からその旨を事前に報せてもらったと、その中で、
「責任は果たすものやない、取るもんや」と言われた言葉が胸に残っている、というお話がありました。
責任は取るもの。
栗山監督に責任を押し付けて辞任を受け入れていいもの?
答えは、「否」でしょう。
フロントも編成の不備を認めて慰留しているようですし。外国人登録がこれだけ余っているのですから、その点は明らかですよね。
ではなぜ監督は辞意を表明したのか。
察するに……監督にとって「怪我人が多かったこと」は言い訳でしかないでしょう。強いチームは怪我人が出ても代わって出て来た選手が活躍をするものです。怪我人だけでなく、抜けていった選手の穴も、いまいち埋まっているとは言えません。
選手個々の力はあるはずなのに、「勝つための空気を作れなかったこと」……この辺りに、監督は責任を感じていそうですよね。
栗山監督の好きなところ。
義理人情に厚いところ。涙脆いところ。選手を大事に大事にするところ。
野球は確率のスポーツと言い切っているところ。いつでも冷静なところ。何手先までも想定しているところ。
選手が活躍したとき、選手本人よりも先に泣いちゃう監督なんてそんなに居ませんよね。笑
わたし自身も、かーーーなーーーりーーーー涙もろい方なのですけど、涙もろいのは涙腺が弱っているからではなく、それだけ人に共感することができる、人間としての経験や深みがあるからなのだと友達が慰めてくれたことがあります。
選手のことを本当に大事に想っているのも伝わります。金子弌大投手が、初対面なのにいきなり「ちひろ」呼びされてびっくりしたなんて記事がありましたけど、それだってデフォルト。ファンだってそうです。
よく小さな子供を「ぼく」って呼んだりしますよね。そこのボク、って。あれって呼び方はその場にいる最年少に合わせるからで(わたしの妹も、姪っ子たちの前ではわたしを「おばちゃん」で、姪っ子たちが居なかったら「おねえ」って呼びますしね!)、監督がしているのもそれなのかなと思っていました。ファーストネームが基本、選手間で呼び合う定番があるならそれ。チームを家族のように感じている証左でしょう。
采配についても、ある程度納得できることが多いです。例えばAかBか、わたしにはAが良手に見えるけどBもありかなー、あ、監督はBを選んだんだ。っという程度のもの。ストレスなく好きなチームの試合を観るのにこれって地味に大切だと思うので、この点も感謝してます。
栗山監督の嫌いなところ。
毎年、春季キャンプでチームの姿が見えないこと。選手に出す課題が難しすぎること。本職の守備位置をないがしろにするところ。選手を甘やかしすぎるところ。
こちらは書いた通り。
すべての物事には表と裏があって、今季の敗因は、……そうですね、エラーだらけだったのは本職の守備位置をないがしろにしたこともあったでしょうけど。
選手が監督に甘えていたから、だと考えています。
わたし、8月くらいにツイートしてたんですよ。
「このままじゃお前らの大好きな栗山監督が辞めちゃうかもしれないけど、いいの?って感じだわ。」
って。
まーけーほ。
— せつな⚾NEXT⇒9/27 (@set003) August 15, 2019
このままAクラスに上がれなかったらおまいらの大好きな栗山監督が辞めちゃうかもしれないけど、いーのか??って感じ。
金子誠は栗山さんの数倍厳しいぞたぶん。
金子誠の名前を出したのは守備崩壊に辟易してたからですけど、、、
いつの頃からか聞かれなくなってきた監督の口癖「俺が悪い」。
栗山監督のその言葉で力を発揮する選手もいるでしょう。MVPを獲ったころの吉川投手や、大谷選手のように。これって、選手が個々にすべきことをした上で勝てないのなら「俺が悪い」ですからね。
でもそうじゃなくて、監督に甘えて、自らが鍛錬を怠ったり結果を出せずにいたことさえ使った監督が悪いとして、勝つ空気を作り切れずに、Aクラスを逃すようなことがあったら……。
監督はあっさりと自分を切り捨てるだろうなと思っていました。
だってそういう人です。いつだってチームのために何が大切か、どうすべきか、時には心を鬼にしてもチームにとって何が一番大切か、考えてくださってる方です。
その監督が自ら辞意を表明したって、
「責任を取って辞める」んじゃないですもの。
チームにとってそうすべきことが必要だからって、監督ならきっとそう考えての辞意表明だから、
「えー監督やめないで😢」なんて言うのは簡単ですけど、それって監督がチームのためにと考えて出した結論を否定するようで、、、わたしにはできません。
我が身可愛さに自分勝手なことをする方じゃないと、この八年間で痛いほど知っているから、
道理に通らないことはしないと分かっているから、……最後まで。
健康上の問題もありそうですしねえ。シーズン中にどんどん痩せていく監督……。
選手が本気で泣きついて、頑張るから、って、ちゃんとするから、って言ったら翻意してくれますかね???
こんなの、「ちゃんとお片付けできないなら、おかあさん出ていくわ!」「わーんおかあさん行かないで!」ってノリですよね。おこちゃまか。
順位がきちんと決まるまで表に出さずにいてくれたことを感謝します。
CS完全消滅の時点で出ててもおかしくなかったですし。
ついでにですけど、わたしは8月くらいから「今季、Aクラスを逃したら監督は辞めちゃうんだろうな」って思ってましたし、Aクラスが遠のいていくほどにそれは現実になるのだと感じていました。
わたしですらその程度の予想を立てていられたのですから、球団が気付いてないわけないんですよ。
監督が辞めるといったら辞める人であるのも。
それをやれ慰留だ続投要請だって……そんなに悪者になりたくないですか?
「栗山監督を切るなんてありえない!」って言われたくないんですか?
もう茶番にしか見えないしそれこそ監督に失礼だし、その程度の泥もかぶれないの???っと、ますます球団に対する不信感が増す今日この頃です。
何だかなあ。
そして、ここから鬼の首でも獲ったように栗山監督を批判する記事が 出て来ると思うと憂鬱です。
監督に辞めて欲しいひとと、監督の辞意を受け入れるしかない人を一緒にしないでほしい。
今日の一枚は~~どうしようかな。
先日のダイヤコラボ!
札ドを堂々と稲実のユニフォームで歩いていたわたしと友人。笑
わたしなんて痛々しいJKコスしてましたから、「あれ、どこのユニフォーム?」って視線を一日浴び続けたんですよ。笑
メゲなかったけどな!
金曜日は仕事を休んで札ドに行きます。
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