【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

日本ハムファイターズ大好き!そしてパ・リーグ大好き女子による語りです。

【F】中田翔への想いを吐き出しておく

 「あ、昨日だったんだ」
 って思ったのは20日の朝でした。19日はファイターズの試合がなかったから野球も見てなかったし。その日がいつかなんで調べてもなかった。どこかで「My Hero」が流れてたなんて知らなくて。

 

 ぽちぽちとウェブのニュースを観ていたら、栗山さんが球場に行ったとか、稲葉監督が本人より泣いてたとか、ビデオメッセージには大エースからのものもあったとか。
 コメントなんかで、「お疲れ様でした」みたいな言葉を見て、たぶんそれは、ただのプロ野球ファンのものもあれば、巨人ファンやファイターズファンのものも混ざっていたように思う。

 

 わたしは、ずっと「すっきりしないまま」だった。

 もう自分でも驚くほどに拗らせてしまっている……。

 結局何も語られないままだったこと、あの時の球団の対応にも。移籍先での活躍も何となく薄目で見てたし、札ドの打席に立った時もとてもじゃないけど「おかえりなさい」なんて気持ちにはなれなかった。
 中田翔が引退を決意したというニュースを見た時、あーあ、本当なら何を置いても見に行って、背番号6のユニフォームを抱きしめて、ビーグルクルー生歌のMyHeroに全身の水分が抜けちゃうほど泣く予定だったのにな……って思ったのは、あの事件で中田翔がファイターズを去った時と変わってなくて。

 

 

 

 でも、わたしもちゃんと「翔さん、お疲れ様でした」って言いたい。
 だから吐き出します。そんな記事です。

 


 とは言え、何から話せばいいものか……。

 わたしがファイターズの試合を全試合見始めたのは2012年頃からだったかな。
 子どもの頃から野球は好きだったけども、改めて細かいルールを覚えて、定石を学んで、わたしに野球を教えてくれたのは栗山野球でした。そんな栗山監督が「向こう10年、オーダーを書く時に迷わない4番を作る」と言ったのが中田翔でしたね。
 何となくまだ夢見がちで、妄信的に「4番」を神格化していた気がします。

 

 レフトを守っていた頃に、他の外野2人(陽、糸井)と比べては一段落ちるような印象だったのか、捕殺王を取ったこともありました。そこでわたしは「捕殺」と「刺殺」の違いを知ったし。
 開幕から何試合もヒットが出なくて苦しんだこともあったし。
 何だかんだ面倒見が良いところも、実はとー-っても歌が上手いところもあったし。

 

 金子誠が引退を表明した日にサヨナラHRを打って、あれが100打点目で、あの年は打点王だったかな。今は中学生になった姪っ子がまだ3歳くらいで、誕生日のその日をレフトスタンドで迎えてて(わたしはいなかったけど)、「誕生日に中田翔がサヨナラHR打ったのを現地で観てたってずっと自慢していいよ。笑」なんて言ってたこととか。
 仕事が忙しくてメゲてた3月のある日の朝、一緒に暮らしてた文鳥を亡くして……その日は開幕戦で。行かないかなとも思ったけど、やっぱり札幌ドームに行った。そんなある一日の結末は、中田翔のサヨナラ満塁HRだったとか。
 平日ナイターのバックネット裏のチケットを貰って、岸投手対メンドーサ投手だったかな。序盤から劣勢だったのに、みんなで頑張って追い上げて、終盤……当時の3番が陽選手だったかなあ。ネクストに中田翔の姿が居なくて、矢野謙次が居て。追い上げムードに盛り上がるドームで、わたしは「翔さんが居ない!」って動揺しながら泣いていた……あれは、15連勝の1勝目だったかね。
 いつだったか、開幕戦のウェルカムハイタッチで中田翔に当たったこともあったなあ。

 

 プロ野球選手としての中田翔の成績はググればいくらでも出てくるんだけど、
 たぶん、きっと、みんな何かしら「自分にとっての中田翔の思い出」を持ってるんじゃないかと思います。

 

 

 MyHeroが大好きで。

 何が大好きって、「敗けるはずないと、信じてる」の一文。

敗けるはずないと、信じてる

 「信じる」ってそんなに簡単なことじゃないんですよ。軽い意味も重い意味も込められる言葉だけど、「信じる」というのは「裏切られる覚悟を持てる」ってこと。
 野球だから、打てる日も打てない日もあって、どれだけ気持ちが入っていても相手が上回る時だってあるし。
 野球における「信じる」とは、「その人でダメでも納得できる」ということ。
 わたしにとって、「中田翔が打てなくて敗けても納得できる」存在だった。

 

 ↑のボードを持って現地してるワタシが中継に映って、打席に立つ翔さんと重ねて貰ったこともあったはず。(結果は凡退でしたけどね。笑)

 


 そんなことを書きながら、引退セレモニーを観ました。
 歌って凄いなあ。MyHeroを口遊んだのは、あの日以来初めてでしたよ。

 

 

 ……気付いたことが2つあります。

 

 

中田翔のことをよろしく申し上げまして、引退の挨拶とさせて頂きます」

 稲葉監督の引退時の言葉ですね。
 2014年だっけ。札幌ドームの片隅で聞いたあの言葉は、呪いだったんだ。
 中田翔を信じる、応援するという気持ちには、どこかに、大好きな稲葉さんが「よろしくお願いします」って言った、よろしくお願いされた!!!という呪縛みたいなものが、あったように思います。

 ほっといても勝手に野球道を突き詰めていくタイプじゃなくて、どこか繊細さというか脆さがあって、応援が必要な選手だと何となく気付いていたのはわたしだけじゃないはず。

 だから、翔さんがキャンプでカートに乗って遊んでるインスタ投稿で叩かれた時も、「ごちゃごちゃうるせーよ!翔さんはウチの4番だぞ!!!」って記事を書いた記憶があるし。
 稲葉監督ってば、翔さん本人より泣きながら、引退するって言ってる選手にまで「ちゃんと感謝しなさい」なんてこの期に及んでお兄さんぶって。そんな稲葉監督がちゃんと選手としての中田翔を見送れたなら、あの時の「よろしく」は、もう……いいですよね。
 どうしようもなく拗れた気持ちがひとつ解けた気がします。

 

わたしは野球が大好きで、ファイターズが大好きで。

 ファイターズの4番だから、中田翔に心を預けていた。
 「ファイターズの4番」じゃなくなった中田翔を受け入れられなくてずっとモヤモヤしたままだった、ということ。「大好きなチームの4番としての存在」と、「他球団にいるなんか凄いスラッガー」という2つの形容を、どうしても中田翔ひとりに集約できなかったということ。
 暴力事件でファイターズを去ったあの日、わたしの応援していた中田翔はもういなくなったんだ。
 いま、引退セレモニーをアーカイブで観た人は、「かつて応援していた人」なんだ。
 そして、わたしは、中田翔プロ野球生活全体に対して何かを思う必要なんてなくて、
 中田翔を心から応援していた気持ち、ファイターズの4番であった事実に対して、思っていいんだ。

 

 ありがとう、お疲れ様でした。

 

 って。
 ファイターズの6番のユニフォームを抱きしめて現地、じゃなかったけど、
 家でアーカイブを観ながらMyHeroを口遊んで、気持ちを吐き出して、それでもいいかと今は思えます。



 

 しかし引退セレモニー……誰ひとり薄っぺらい言葉を発してなかったなあ。
 清宮選手の良い子っぷりも際立ってるし、ダルビッシュ投手にとっても栗山さんにとっても、本当に、手のかかる、どうしようもなく愛おしい存在だったんだろうな。
 たぶん、わたしにとっても。

 

 
 ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。

 

【F】俺たちは、王者なんかじゃねーよな。ーー挑戦者だ。 #lovefighters

 タイトルは、わたしの好きな野球漫画『ダイヤのA』のセリフから引用しました。

 今年はファイターズを上位に予想して下さる評論家の方も多く、実際、開幕カードをスイープしてから現在は同率2位と、よく戦っていると思います。

 ただ、わたしを含め多くの方が、「そう簡単に優勝できるわけない」と感じているのではないでしょうか。

 

 去年は2位と大躍進を遂げ、楽しいシーズンを過ごさせて貰いましたが、それはあくまで「それまでと比べて強くなった」という話であり、優勝したわけではありません。ホークスだけを倒せば良いなんて簡単な話ではないのも言わずもがなでしょう。

 

 さて、まだ開幕3カード目ですけどデータを眺めてみましょうね。

打率→2割を切ってて6位

本塁打→1位

得点→3位タイ

失策→5位

犠打→6位(犠打ゼロ)

防御率→5位

盗塁→6位(まだ1こ)

 

 本塁打が抜きんでているのに得点数がそこまでなのは、体感ソロホームランが多いからですね。数えたくありません。笑

 野球というのは不思議なスポーツで、打てば勝てると決まっているものではありませんよね。

 やはり目を引くのは、犠打と盗塁の少なさでしょうか。

 

■かっこつけてないで泥臭く。

 そういえば開幕前に「新庄監督セコセコ野球は卒業宣言」なんて見出しが躍っていましたね。

 わたし、普段あんまりボスの発言を気にしていなくて……というのも、真意の端っこを切り取って話すことの多い人ですから、話題になりやすいのもあって、記事のタイトルから真意を読み取りづらいですもんね。いま、データを眺めてみて改めて気になったので記事を読んでみたら、「複数点を取りに行くような、セコセコ野球だけじゃない戦術を(5つぐらい想定している中から)ミックスしていく」ということで合ってますかね。

 

 開幕カードは今井投手を「足で崩す」宣言をしていて、選手起用もその通りでしたが実際にはホームラン攻勢による勝利となりました。それはそれで構わないのですが、「色々な戦術をミックス」という思考には少々違和感を覚えます。

 

 例えば、ワタシの普段のオヤツ作りで喩えるならば(?!)、「クッキーを食べたい」と「マフィンを食べたい」気持ちがあるとして、それを別々に、または順番に作ることは簡単です。が、同時に作ろうと思うと、オーブンの予熱設定も違いますし、工程や器具がバッティングして「ミキサーを使いたいのに洗わなきゃ使えない!」「ボウルがたりなーい!」というように上手くいかないことも、起こりえるわけです。

 

 チームとしていくつかの戦術が浸透、成熟してきたのは感じます。ただ、それを安易に「ミックスする(合わせる)」のではなく、状況に応じて「使い分ける」が、今すべきことではないでしょうか。

 今はクッキーが食べたいからクッキーを作る、マフィンが食べたいからマフィンを作る、それでいい気がします。

 

 盗塁と犠打が少ないとは言え、相変わらず走塁意識は「ちゃんとしてるな」という印象ですし、ちゃんと1点を取りに行っても相手の好守に阻まれたこともありました。ただ、それ以外のタイミングで「全部やろうとして何もできてない」状態が打率の低さに現れているような気がしてなりません。

 

 カッコつけた横綱野球を望んでいません。

 ここ数年かけて出来るようになったことを、「出来るようになって勝ってきた野球」を望みます。そして、その時その時に必要な戦術を選択するのはベンチの仕事であり、ベンチが選択した戦術に応えるのは選手のお仕事でしょう。

 

 

■「ミスをした方が負けるんじゃない、ミスをカバーできなかった方が負けるんだ」

 そして、失策数ですね。失策の種別としては、「まあ、攻めた結果だししゃーない」と思うようなものもあれば、「ちゃんとしてくれよ」と思うようなものもありました。去年も実は失策数じたいはリーグワーストタイですが、それ以前は、野手のミスを投手がカバーできない、またはその逆……というパターンが多く心を痛めることもありましたが、ここ数年はそれも減ってきたイメージです。

 昨日(4月5日)の試合でも解説をしていた増井さんが「守備の時間が長くて野手の集中力が……」なんてお話をされていました。これはどの解説者さんも仰ることですが、野手出身の解説者ではなく投手出身の増井さんが仰るんだから、やっぱり投手としても「リズムを整えて野手の集中力を保つ」ことは大切なタスクとして認識されているのですね、と、改めて感じたり。

 でも、です。

 谷内コーチが言ってたじゃないですか。「ミスをした方が負けるんじゃない、ミスをカバーできなかった方が負けるんだ」って。改めてあの紙をベンチに貼りませんか。

 投手が打たれたからって、集中力を切らしてる場合じゃないですよ。投手が打たれたことをカバーする方に集中をすることが大切なんじゃないですか。

 「あの人が打たれたから仕方ない」というのは敗けてから思うことで、試合中に勝手に「仕方ない」ことにしないでほしいです。

 いくら戦力が整ったからと言って、今までやってきたことを手放してはいけないと思います。

 挑戦者なんだから、泥臭く、目の前のアウトを全力で取りにいきましょうよ。

 

 

 本日エスコン現地です。

 覚えたばかりの応援歌に声を張り上げる前に、これだけ言いたくてブログの投稿画面を開きました。

 

 ↓やっとクローゼットから取り出し!✨

 

 何食べようかな~🎵

 では、行ってきますね。

 

【F】上沢問題に見る選手会という組織。だったら選手を守ると言ってくれ。

 久しぶりの投稿になります。

 ちゃんと観てますよ、ファイターズ。

 

 ブログをサボっている間に何か色々ありましたけど、最近はわたしの中で「選手会ってなんなんだ」という気持ちが大きくなってきたので、少しまとめてみたいと思います。

 

 「なんなんだ」と思った理由は大きく2点。

①上沢選手の件で、暗に新庄監督の発言を批判した件

オンラインカジノ問題で「単純賭博は出場停止にならないよう配慮を」みたいな報道

 

 まず所謂NPBは、日本野球機構で、法人扱いですから、言ってしまえば「企業」ですよね。それに対して、選手会は「労働組合」みたいなものです。というか、選手会HPを見たらはっきりと「労働組合として認定されている」と書いてありますね。

 選手会のホームページに掲載されている「野球規約」は、所謂「労使協定」と言えましょうか。

 

 例えば一般企業で何か問題が発生した場合、対応について関心を持たれるのは企業の方であり、労働組合の動きが注視されることは少ない気がします。

 わたしが大人になったからか、うっかりソーシャルワークの勉強なんかしちゃったせいかは分かりませんが、労働組合である選手会の方に目が行く今日この頃です。

 労働組合である以上、選手会の目的は、「プロ野球選手の地位向上」(HPより)であり、労働環境の調整、職場環境の改善ということになりますよね。(←ちょっと声のボリュームを大きめに。笑)

 

 

■上沢選手の件について

 移籍が是なのか非なのかはここでは議論しません。

 自分の目に見える範囲で分類すると

A:制度的に不備はないのだから問題ない

 Aー①:と、ドライに割り切れる

 Aー②:問題ないと思うけど寂しいし、上沢選手の人格批判を見ているのがツライ

B:移籍時の状況や経年、諸々の動きを考えても人としてあり得ない!

 ……という、2ないし3の意見に分かれる気がします。

 ちなみにわたしはAー②です。Bの方のお気持ちも分かりますが、我こそは正しいのだみたいな言い回しは……まあ、お互い様ですかね。

 ただ、共通して言えるのは「システムに不備があるという認識」でしょう。

 

■システム不備って

 まあ今更でしょうが、ポスティング制度を用いてメジャーリーグに移籍した選手が日本に戻ってくる時に、元いた球団に戻らず他球団へ入団することが、実質的にFA期間の短縮のように作用していることです。これは有原投手がNPB復帰した時から指摘されていましたし、「こんなことが続けばポスティングを認めなくなる球団が増えてくる」という意見もごもっともです。つまりFA制度の軽視とも言えますが、そもそもFA制度は選手会が提案したものですよね?(←ここも声を大きめに)

 

 

■野球規約に「ファン」の文字はない

 わたしは球場で、声援は選手に届くものと信じて声を張り上げています。ただ、NPB選手会の労使協定である野球規約に「ファン」の文字は一言も出てきません。

 そりゃそうですよね。企業と労働組合の規定ですから。代わりに構造改革についての提案(https://jpbpa.net/wp-content/uploads/jpbpa-pdf/1284367290-507283.pdf

)には「ファンを中心とした顧客の理解を深め、顧客満足度を高める戦略を提案していく」という記載がある部分があります。

 うん、やっぱり選手会にとってファンは「顧客」なんだな。

 「プロ野球」というサービスに対価を払い、興奮や感動を得る顧客。

 労働環境改善について、直接の交渉相手ではないということです。

 

 

選手会にとって「ファン」は何なのか

 選手にとってファンの声援が必要なのを疑ったことはありません。届くものと信じて(二回目につき省略)

 では、「選手会」にとっては?

 HPを見ていると、「ファントモ」プロジェクトや、誹謗中傷対策の中で繰り返し「ファンのみなさま」という言葉が出てきますが、選手にとってのファン=選手会にとってのファン、なのか、「顧客」なのか、よく分からなくなってしまいます。

 いずれにせよ、選手会の目的である「選手の地位向上」のために「ファンの存在」は無視できないものであるということでしょう。ただし、労使協定でファンの存在に触れられていない、労働環境について直接の交渉相手ではないことを考えると、「選手会がファンの意見を直接反映させる義務はない」ですよね。書いてないもん、一言も。

 

 

■新庄監督の発言は「誹謗中傷を煽った」のか?

 個人的な印象ですが、「新庄監督が言ってくれてスッキリした」という声の方が大きかった気がします。まあ、色々言う人なので真意は分かりませんが、一部の人にとっては確実に「頼れる代弁者」であったでしょう。そんな代弁者をほぼ名指しで批判するようなことを言ってしまっては、「新庄監督に代弁して貰った」一部のファンまでもを批判するような形になってしまったのが残念です。その前に誹謗中傷の声明を出していて、良い発信だったのですから(遅すぎたぐらいですが)そっちに乗せて「人格否定はやめてください」と言えばよかったのに。わたしのように、「システム的に問題がないのは分かるけど、寂しいし、一時期あれだけチームを支えた選手の人格否定を観るのはツライ」と思っていた人は、支持したはずです。

 

 

NPBにとってもファンは「顧客」である

 まあ、言わずもがなですよね。企業にとっても労組にとっても、ファンは顧客の一部です。ただ、「ファン」という主語の大きな言葉で、例えば「SNSの声」なんてものは声の大きな一部の人の意見である可能性も高く、「全てのファンの意見を等しくフォローする」なんてことは不可能に近いのが現実でしょう。

 だったら、明確な制度的機能不全である「システムの不備」を、NPBと協働して正していくことがまず第一にすべきことでは?と思いますよ。FA選手会が言い出したことなのですから、選手会が主導して是正していくことを強く望みます。

 例えばボスが言うように「一年は古巣で」ですとか、わたし個人案では「元の球団が所有権を有す(年俸保障あり)それを放棄、または規定の年俸以下の場合に他球団と交渉可とする」とかが良いんじゃないかと思いますが、自由な移籍を推奨したい選手会の意向には引っかかってしまうんでしょうね。それじゃ結局、FA制度や戦力均等化への取り組みなど、これまで自分たちで頑張ってきたシステムを蔑ろにするだけなんですが……わかるでしょう、それくらい。

 

 

■いっそ「選手を守るために動く」と言ってほしい

 ファンの存在が顧客なのかそれ以上なのか曖昧なまま、NPBとの交渉材料に用いるような動きをするのはなぜ?という疑問が浮かんでいます。例えば士業の倫理綱領なら、クライエントやステークホルダーに対する「説明責任」なんて言葉が出てきますが、うっかり選手会が「ファンに対しての説明責任を果たします」なんて言ったら、それを拡大解釈して起用法や移籍についてまで「説明しろ!」と言い出す人が出てきそう。あ、過去のストライキ問題については別として。

 だったらいっそ、ファンの存在よりも、本来の目的である「選手の地位向上」を前面に押し出してくれたら、「ファンに対して契約として何らかの義務を負ってるわけでもないのに交渉材料に使わんといてよ」というわたしのモヤモヤした気持ちも晴れる気がします。

 「ファンの存在を蔑ろにしないで」なんていう人も出てきそうですから、これで行きましょう『ファンの皆様が愛する選手を守るために選手会は動きます』というスタンス。これでいいと思うんだけどな……。

 

 

■義務と権利

 大谷翔平選手が昔、中学だったか高校だったかの監督さんにかけられた「部員を代表して試合に出る権利を貰ったのだから、ワンプレーに全力を尽くす義務があるよ、という言葉」についてお話されていました。

 「単純賭博なら出場停止にならないように」とか言ってる場合じゃないです。オールスターにファン投票で選ばれて辞退した出場停止なのに、この報道には耳を疑いましたよ。選手会として権利を主張するなら、選手の地位向上という義務を果たして下さい。

 今年もまた多くの選手が海を渡りましたが、オフにもし有原選手や上沢投手のようなことがあって、他球団ファンが今回のファイターズファンのような思いをすることになったら、この数倍の文字数で文句言いますからね。

 

 

 

 

 さて、もうすぐ開幕ぅ~♪

 今季はタイミングが合わずにオープン戦に行けてなくて、いきなり公式戦なので……大丈夫かしら、わたし。 いきなり公式戦に行くと、応援歌の歌詞は飛ぶし、スコアブックの記号は忘れるし一試合を書ききる体力もないし……ファンにとってもウォーミングアップは必要ですよね。笑

 

 今年はファイターズも上位予想をしてもらってますが、ボスの言うようにそう簡単なことではないと思います。ただ、楽しい野球であることだけは間違いないので、良い方に転がってくれたらいいな。

 個人的には、万波選手に期待しますよ!

 野村選手や清宮選手が生きるも死ぬも、万波選手にかかっていると思ってます。

 

 GOふぁいたーず!!!

 

↓とある日の秋キャンプ✨

秋キャンプのある日



【F】ダルビッシュ有に思う「エース像」。

 球春明けまして初更新になります。


 突然ですが、この記事にアクセスして下さった、画面の向こうの皆さま。
 あなたにとって、「エース」と言ったら誰ですか?
 これは、何とも世代や好きな球団、野球観の表れる質問だと思います。

 

 昨日、MLBワールドシリーズということで、韓国でドジャースパドレスの開幕戦が行われて大いに盛り上がりましたね。
 かく言うわたしも中継をつけ、お祭り気分で試合を眺めていました。
 うん、「眺めていた」んです。どちらを応援するでもなく、特定の誰か一人に肩入れをするわけでもなく。

 

 3回の表、ダルビッシュ投手から2回目の対戦で大谷選手がヒットを打ったのを皮切りに、ドジャースは満塁のチャンス、つまりダルビッシュ投手は2死満塁のピンチを作るも……5番のマックス・マンシー選手から三振を奪い、そして、吠えましたよね。

 

 

 


 相変わらずカッコいいなあ、って思ったんですが……。
 その裏にパドレスが1点を先制した時、思い出したんです。
 ファイターズ時代にこうやってダルビッシュ投手が3アウト目を取って、吠えたあとって、よく……点数が入ったな、って。
 カッコイイのは顔だけじゃなかった、その立ち姿、投手としての所作の全てがこの人はカッコイイんだったわ、って。
 球数制限があろうが、キャリアが後半に差し掛かっていようが、わたしにとって「エース」はダルビッシュ有です。

 


 他のスポーツでは点取り屋が名乗る「エース」の肩書を、野球では守備側代表の投手が背負うのですから、野球は守るスポーツです。
 と、いうことに気付けたのは、ダルビッシュ投手の「0ー1で敗けるなら、自分がその1点を取られなきゃいい」という言葉を聞いたからです。
 チームが連敗してても、その連敗を止めてくれるのがエースです。
 ピンチを作っても、仮に失点しても、ひたすらに守りながらその投球で、声で、姿で、味方を鼓舞するのがエースです。

 

 

 そんなことを思い出してしまったら、「眺めていただけ」のMLB中継を見ながら泣いてしまいました。
 感情がぐらぐらと動いたから、というだけでなく、「思い出した」ということは「忘れていた」から。
 わたしは、わたしにとっての「エースとは」を、忘れていたんだ・・・。

 

 

 近年のファイターズのエースは、上沢直之だと思っていました。
 それは、ここ数年の低迷が続く中、上沢投手がよく連敗をとめてくれていたイメージがあったからです。
 投手がピンチを抑えて吠える姿って、カッコイイですよね。
 よく、上沢投手の咆哮に、「かっこいぃいいいいいいいいい!」って、なっていました。
 きっとわたしはそんな風に思うのも、ダルビッシュ投手が体現するエース像に重ねているからなのでしょう。

 


 「エースとは」に、明確な定義はありません。


 
 何勝すればいいのか? 毎回連敗を止めればいいの?
 毎回、援護に恵まれてれば味方を鼓舞してるって言えるの? 抑えたあとでクールにベンチへ戻る投手だってカッコいい!
 ただ、1つだけ言うならば、エースはチームを背負うものであるべきですね。
 


 わたしはファイターズの選手たちが大好きなのに、彼らを肯定し、前向きに応援しているつもりだったのに、いつの間にか「エースとは」を感じなくなっていた……
 なんか、悲しい。

 

youtu.be


 と、書いた瞬間に伊藤投手のこのコメントを思い出しました。
 やっぱり悲しくなかったです。笑
 伊藤投手の思う「エース像」は、おそらく、わたしが思うそれと由来の人物を同じくするものです。
 きっと、エース像ってやつを感じさせてくれるでしょう。

 

 

 開幕投手やはやり、その年のそのチームの投手陣の顔であってほしい。
 実力が足りないかもしれないから、仏頂面の左のエースにも助けてもらいましょう。

 

 期待していますよ。

 

 ここに、誰か描き足される日は来るんだろうかね。

 

 

今季まだ勝率10割のワタクシ。笑

 

【F】今季、采配に苛立った2つの理由。

 シーズン終了、お疲れ様でした。


 この先はポストシーズンをいち野球好きとして過ごすことになります。優勝を目指した今季、まだ難しいんだろうなと冷静に思う頭の片隅にはどこか本気で優勝を期待している自分もいました。
 あの連敗がなければと思わなくもないですが、連敗から抜け出すことができなかったのもチームとしての実力に他なりません。

 ひとつの理想的な勝ち方に心を踊らせる日もあれば、苛立ちを禁じ得ない日もありました。
 理由は2つ。
 分からないから苛立つことと、理解できるからこそ苛立つことです。

 


 1つ目、分からなくて苛立ったのが、攻撃の采配に関して。
 先に申し上げますが、新庄監督のことは人間としては大好きです。あと、人間として好きだから言動や采配も含めて全てを許容するような「是」と、受け入れられないからと全てを拒絶するような「非」の二択で論じてファンを分断するような論調は大嫌いです。思考が雑なんだもの。
 という前提で、采配に関して苛立った理由です。

 

 思うに定石というのは、今まで多くの人が試行錯誤してきた結果、成功する確率の高かったものを言うのだと思います。
 ただし中には、根拠が明確でなかったり、何となく慣習化されただけのものもあるでしょう。
 職場でもありますよね。誰が決めたかよくわからないような、時には不利益を生むようなものでも「今までずっとそうだったから」という理由で継続されているような謎ルール。
 対して奇策というのは、正面から打っても成功率の低いものです。あくまで定石の隙をついたときに奇策は成功するのであって、正面から打って成功する策ならそれは奇策ではなく、とっくに定石と呼ばれる策になっているでしょう。

 つまり奇策を成功させるには、定石が定石である理由を学び知った上で、その間隙を突くことが必要になります。もしくは、その奇策のための尖った駒を用意するですとか。

 

 わたしは、監督は賢い方である以上に、思考の柔軟な方だと思っています。
 その柔軟な思考をもって、定石の100%ではない部分を見つけ出し、その隙をつくような奇策、決まってみれば「なるほどな」と思うような策なら苛立ちはしなかったでしょう。
 例え失敗しても、なぜ今その策だったのかと理解できれば眉を潜めることもなかったでしょう。

 

 わたしの拙い野球知識では、監督の采配の意図を理解できない、わからないことがお多くありました。
 分からないで見ていると、ただ単に定石というものに抗いたかっただけなのかなとか、勉強不足なのかなとか、そんな風に思ってしまいます。
 「定石に抗いたいだけ」の奇策なんて、「今までずっとそうだったから」続けられているだけの慣習よりも愚かです。反抗期じゃないんですから……。
 また、稀に監督の口から出る言葉で、「あれ、それ野球規則に書いてあるんだけどな……」なんて思うこともあり、策に関しても勉強不足なのかなと感じてしまうこともありました。

 

 野球は確率のスポーツなのですから、定石にしろ奇策にしろ、そのタイミングにおいての状況把握を把握した上で活かされたり殺されたりするんですよね。
 例えば膠着した状況を打破するために、多少確率の低いような策でも打ってみる、なんてこともあるでしょうし。
 栗山前監督においては、勝っても負けてもその辺りで納得できることが多かったので、采配に納得を求める癖がついているのかもしれません。

 

 ただ、どんな策であれ選手に意図を説明できるようでなければ、選手が安心して力を出せるようにはならないと思いますよ。ファンが理解できないと外野から文句を言うのなんかどうでもいいですが、選手には意図を説明できるような攻撃采配をお願いしたいところです。


 もう一点、理解できるからこそ苛立ったのが投手継投に関してです。
 推測になりますが、
①建山コーチは投手陣を明確に「勝ちパターン」や「負けパターン」として分けたくなかったのかな?
②継投は、試合終了から逆算して考えていたのかな。

 ・・・という。


 結果、中盤のまだ試合展開が定まっていないときに、いわゆる「勝ちパターン」ではない、結果を計算できない投手が出てくる、そして打たれてしまう、ということが何度も何度もありました。大差がついてしまった終盤で、本来なら勝ち継投と言われる投手が出てくる場面も。シーズン序盤においては、先発投手を引っ張りすぎて打ち込まれるということも何回か見受けられました。

 

 重ね重ね、推測です。
 リリーバー出身である建山コーチは、リリーバーの負担軽減を重視していることでしょう。
 クローザーの精神的負担がとても大きいように、試合を〆ることの大変さを知っているからこそ、終盤のイニングのために良い投手を温存していたのでしょう。シーズンを通してリリーバーを「持たせる」ために、序盤は先発投手を引っ張ったのでしょう。
 勝ちパターンや負けパターンという風に分類してしまうと、「負けパターン」の投手たちの心の健康を保てないと考えたのか。
 建山コーチ、間違っていたらごめんなさい。

 

 わたしは投手継投を見ていてそう感じましたし、そういう理由での今季の継投なら、理解できます。
 理解できるけれど、間違っていると思う。

 

 ボスの采配に関してと同じです。「勝ちパターン」と「敗戦処理」という言葉があるのにはそれなりの理由があってのこと。「延長は良い投手からが原則」だってそうです。
 負けている試合展開で好投を続けることでベンチの信頼を得、勝ちパターンに昇格するというのはきちんとしたモチベーションになる道ではないでしょうか。(マリーンズに移籍した西村投手なんてまさしく)
 リリーバーのために先発投手を引っ張るのもわかります。でも、投手がマウンドでもうどうしようもない状態になってしまっているのに投手コーチすらも助けてくれない状況というのは、メンタルの心配をしてしまいますよ。
 中盤の試合展開が揺れている時には、計算の出来る投手を出しましょう。計算のできる投手が作った流れに、まだ計算しきれない投手を乗せてあげましょうよ。
 ……と、何度も何度も思った今期でした。

 

 チーム防御率は素晴らしいので、あとはそこを試合の流れやチームとしての勝利にどうやってつなげていくかということですね。
 投手継投は、野手へのメッセージでもあると思いますよ。

 


 もちろん、建山さんのことは大好きです。WBCの時は、継投に苛立ちを感じることがなくて本当に助かりました。あと、わたし多分、個別に認識されてる気がする、、、笑(←トークショーの時に、スコアブックの話で、ガオラによく映る方ですねって言われたw)

 

 ファイターズにチームとして足りないものは、まだまだたくさんあると思います。
 今季の成長は著しいものがありますが、そう簡単に優勝できるほどパ・リーグは甘くないはず。
 チームとして足りないものも、噛み合わせなくちゃならないものもたくさんありますから、どうぞ充実のオフを過ごして下さいますよう。

 

 エスコンでの秋キャンプ、楽しみ!

 

 ↓今年は資格学習で全然現地できなかったな~

花火大会の日は現地!

なんと、TERUさんのファーストピッチというご褒美つき!💕

 

 

 

【F】2023年、ファイターズが優勝するために

うわあ、すごく久しぶりの更新ですね。笑

 

と、言いつつ、わたしのエディタには書きかけのまま放置した記事がたくさんあります。

わたくし一応、理論派を自称している()のですが、ボスの言葉のどこまでがポーズでどこまでが本気かを見極めることができず、それっぽい論を組み立てることができなかった、ということと、昨年一年間だけを見て新庄ファイターズを論ずるのは野暮だなと思ったもので、……まあ、書きたくても書けなかったということですね。笑

 

しかし今日は久しぶりに言いたいことができたので、エディタを開いてますよ。

理論派を自称しているとか言いつつ、今日は思いっきり精神論を語ってやろうと思います。笑。

 

 

 

 

ずばり、ファイターズが優勝するために必要なこと。

 

それは、自分自身と仲間を信じること。

 

だと、思います。

 

 

この2年間、チームは大きく変わりました。改めて書くまでもないですね。

1桁の背番号は中島選手以外すべてが変わり、使えなくなって押し入れに仕舞いこんだ応援ボードも多数あります。着られなくなったユニフォームもあります。

昨オフには、近藤選手の流出という、耐え難い出来事もありました。

 

 

それでもファイターズを応援し続けるのは、今季、このチームが優勝してくれると信じているからです。

 

 

多くの評論家が言うように、優勝を目されるチームとファイターズの戦力差は小さくありません。そんなことは分かっていますし、冷静に考えてみれば、優勝の確率は高く見積もっても8%ぐらいでしょう。ちょっと冷静になってみれば、難しいよなって、わかります。

それでも、わたしはファイターズが優勝すると信じて応援しているのです。

 

 

野球を観る楽しみは勝つことだけではありませんが、それは見ている方の理屈で、選手たちは勝つことを目指して野球をしているはずです。

 

そうだよね・・・・?

 

と、問いかけたくなるシーンが、開幕から5試合の中で何度かありました。

君たちの目標は開幕スタメンだったのかい?

開幕スタメン、開幕1軍を達成したらもういいってのかい?

 

今のままでもチームは着実に階段を昇っていて、数年後には間違いなく優勝を争うチームになるでしょう。でも、今季優勝するんでしょ?

シーズン終盤くらいには今より強くなっているかもしれないけど、その時に絶望的なゲーム差がついていたらどうしようもないんですよ。

開幕から、最初から、本気で優勝を目指すのだという姿を見せてほしいのです。

 

たぶん、今のファイターズより2月1日キャンプ初日の紅白戦のチームの方が強いですよ。

あの時の方が、やってやるんだという面差しが見えました。

 

 

「自分を信じないやつなんかに、努力をする価値はない」

某漫画の大好きなセリフです。

少なくともわたしは、自分を信じないやつなんか信じられません。

 

今のチームの戦力で優勝するためには、最初から皆が自分の120%を出さなきゃ叶わないと思うのです。

 

「君がなんとなく生きた今日は、昨日死んでいった誰かがどうしても生きたかったな明日だ」

こんな言葉もありますね。

「君がなんとなく凡退したその打席は、今そこに立てない誰かがどうしても欲しがった一打席だ」

わたしにはこう読み替えられてならないですよ。

 

 

開幕から1勝4敗ですが、内容は悲観するほど悪くはありません。

だからこそ、松本選手が、江越選手が、宮西投手が、自分の精一杯でチームを勝ちへ導こうと魂を燃やしているうちに、チームの全員が同じように、すべての瞬間で自分のすべてを出しきる姿勢を見せてくれるよう、今、強く願っています。

 

 

何も、明日から全員全打席でホームラン打てなんて言ってません。

フライが上がった時に隣を守ってる人が「捕るだろう」とカバーにも入らないのは、信じてるのではなく怠慢です。

 

「自分ができると信じて努力してきたことを、見せてください」

 

それだけです。

 

次の打者が打ってくれると信じて、つなぎに徹する、とかね。

そういえば、ニュースを読んでいたら新庄監督が「選手たちを信じて、期待して見守りたい」と話した、なんてものがありましたね。

何となく珍しいなと思いましたよ。

「信じる」という感情には中毒性があって、貫き通せば栗山監督のように命をかけることになります。(あの方は本当に命を懸けて信じていると思ってます。)

 

信じると口にしてその対象に応えて貰えなければ、滑稽な道化でしかありません。

今季、日常会話や職場で誰が何を言おうと、わたしは「自分はファイターズが優勝すると信じている」と言い続けます。命をかけることはできなくても、誰にどれだけバカにされようとも貫き通すぐらいの覚悟はあります。

 

新庄監督は道化を演じる覚悟があるのかしら、なんて、監督は何となく口にしただけかもしれませんが、そんなことを考えてしまいました。

 

采配や普段の言動の是非や好き嫌いをここで論じるつもりはありませんけど、少なくとも自分が信じぬいたことは達成してきた人を、道化にはしたくないなあ、なんて。

 

 

今日の記事は、

4月5日の敗けに対し、「えーと、優勝するんでしょ?自分と仲間を信じないでどう戦うのさ。」とツイートしたら友人に「もっと大声で言おう!」と言われたので書きました。笑

 

わたしのちっぽけな決意が、明日もどうか折れませんように。

 

 

 

さてさて、わたしもエスコンデビューしてきたんですよ!

 

いえーい🌟

今はまだアクセスが悪いとか何とか色々ありますけど、本拠地球場である以上、わたしたちはここを愛するしかないのです。

色んなことが少しずつ改善されて、いろんなひとに愛される場所になったらいいな。

 

 

↓応援歌の歌ってみたもあるよ!

覚える用!

(実はこの日、喘息が酷くて全然声が出てなくて、、、って言い訳も書いとこ←)

youtu.be

 

 

 

 

【F】2022年ファイターズ応援の心構え

 先日、何気なくセンバツを見ていたら、茨城代表、明秀日立さんの紹介動画でなぜだか大泣きしてしまいました。

【動画】【明秀日立(茨城)】女優・吉川愛がナレーター!2022年センバツ出場校紹介 - スポーツナビ「MBSセンバツLIVE!オリジナル企画動画(YJアプリ対象外)」

 リンク、これで合ってるのかな??

 

 マネージャーさんのエピソードですね。他の記事も検索して読んだら、凄い方というのが伝わるのでぜひ「明秀日立 マネージャー」等で検索してみて下さい。
 女の子で、マネージャーさんでありながら副主将も勤められているというその理由を監督さんが、「自分と同じ目線でチーム全体を見てくれている」「そういうような側面で頑張る子たちも『実は野球なんだよ』ということを教えたくて」と仰っています。

 

 

 うまく言えるか分からないんですけど、プレイヤーとしてだけではなく、心からチームを想っていることも「野球だ」と仰った監督さんの言葉が、日常生活である程度の時間を飽くまでも自ら望んでであってでもファイターズに使っている自分に何だか響いてしまいまして……。笑
 こうして誰かに気持ちを伝えようと文章を作ることも、一応自分としては「頑張って」いるわけですから、もしかしたらこれも、ささやかながら「野球」と言って貰えるのではないかと思うと、ちょっと涙腺に優しくなかったですね。もちろんわたしは自ら望んで関わっているわけで、このマネージャーさんのように生活を変えてまで切り開いていくような度胸はありませんけど、関わるからには真剣に、そして愛情をもってチーム全体を見つめていたいと思います。
 今季もよろしくお願いします。

 


 とか真面目に記事を書き始めていたとき、ボスが登録名を「BIGBOSS」に変更するというニュースが目に入って大笑いしています。笑
 また妙なことをと思わなくもないですが、きちんと事前にNPBにお伺いを立てているというから流石ですよね。

 

 

 前回の記事で、オフの間に行われたボスの一連の動きは、あくまでおのずからファイターズに関わることがなく与えられた情報を受け取る「受動的ファン」に向けてのものであったと書きました。積極的に情報を集めて関わっていく「能動的ファン」を満足させるものではないと。
 「能動的ファンは」2月のキャンプ、3月ここまで行われたオープン戦の中で見極めていくしかないなと思いながら過ごしていたここ二ヵ月ですが、結論から言うと、わたしは満足しています。

 

 

 まあ、その陰でノーテンダーの一件は、「今後一切その言葉を使わない」という、小学生の学級会のような着地地点となりましたけどね……。根が深く、日本球界全体で取り組むべきことでしょう。確かにファイターズにできるのは、言葉遊びぐらいでしょうから。
 何に怒ったところで三選手がファイターズに戻ってくるわけではなく、みなさんそれぞれのチームで野球を頑張っています。何が懸案だったかと言えば、「もしまた今後、ノーテンダーなんて言葉でファイターズの選手が中途半端な立場に投げ出されたらどうしよう」ということだったので、その言葉を使わないというならもういいです。
 話し合いがあった、なかったの件も、今後は誤解のないようにして頂きたいものです。

 

 

 気を取り直して今季のファイターズですが、
 実際に勝てる、強いチームになったかというとまだ足りないでしょう。もしかしたら、大方の予想通りに最下位に沈むかもしれません。
 でも、派手なバイクで球場入りしてみたり、注目されるような言動を放ってみたりといったパフォーマンスの裏で、報道陣を気遣ったり(毎日ランチを差し入れしていましたよね!)、ファンサービスを怠らなかったり、人脈を活かして色々な臨時コーチを呼んだり、プロ野球OB解説者と選手を引き合わせたり……「自分が目立ちたいだけじゃない」ことを示すには十分でした。
 実際にオープン戦では、もう守備が見違えるようじゃないですか。捕手陣の二塁への送球、外野の返球、眼に見える効果もあります。今川選手の靴の件にしても、清宮選手の途中交代の件にしても、「自分だってこうだったから」というフォローがとても優しく聞こえます。
 何より選手たちが楽しそうに生き生きと野球をしています。
 去年か、一昨年か、あなたたちは野球をしていて楽しいですかと問いかけたくなるような空気は、今、ありません。

 

 


 敢えてこの空気に「乗せられている」ことは自覚しています。
 言いたいことも、粗も、眼に入らないわけじゃないですが、今季は見ないことにします。
 新しいことを始めるとき、痛みを伴わないわけがない。ただ、それでも前に進むことを選択したチームに、ボスの言葉に、今季においては乗せられてやることにします。笑

 


 というわけで、いくつか自分ルールを課しました。
 自分なりに今季の戦い方を考えたとき、気持ちよく応援するための決め事です。今のファイターズに求めても仕方ないことを求めて不機嫌にはなりたくないんですよね。気持ちよく応援したいし、ファイターズを応援することで毎日を楽しく過ごしたいですから。

 

 では、どどんっ()

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一つ、攻撃が3球で終わっても文句言わない
一つ、特大ホームランを打たれても文句言わない
一つ、守備、走塁の好プレーを全力で喜ぶ

 

 学校の体育館に貼ってある校則的なものを目指してみたんですがどうでしょう(?)
 攻撃を3球で……というのはかなり早くから決めていて、オープン戦でも実施していました。
 「試合の流れを読んで、各打者は自分の仕事をしてほしい」と昔から思っているワタクシと致しましては、3球で終わったら相手に流れがいくじゃん!!打席で粘り見せることだって仕事でしょ!!!……と、言いたくなります、実際にこの一ヶ月ですでに何度も言いたくなりました。でも今季は言いません。
 積極的に行けと言いながら、いざ淡泊な打席だと怒られてしまう、結果選手は迷う、というループに入っては昨季と同じです。3球で終わってもいいです。ボスの野球を体現するため、迷っただけの半端な打席は見たくありません。
 特大ホームランは……ボスの、「四球を出すぐらいなら場外ホームランを打たれた方がいい」という言葉ですが、札幌ドームで場外ホームランはちょっと打つ方の難易度が高すぎるので(笑)特大ホームランとしました。投手は攻めて、腕を振って、自分の球で勝負をしてほしいと思います。誰と戦ってるかわからないような(いわゆる、自分と戦っているような)四球を出すぐらいなら、特大ホームランでいいですよ。と、わたしも思うことにします。
 守備、走塁の……は、読んだままですね。走攻守すべてのレベルがいきなり上がるわけではなく、今季のファイターズのキャンプは守備と走塁に重きをおいて行われました。だから、その結実たる守備や走塁の好プレーについては、心から喜んで、声を出せるようになった暁には球場で、選手を盛り立てたいと思います。


 そんな感じで!
 さあいよいよ開幕だあああああ!!!!!!
 わたしは29日からの三日間、年度末の忙しい時に堂々と有給を行使してまいります。笑

 先日、やっとオープン戦に行けました。
 ↓新ユニいえーい✨

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 似合ってます?笑

 

 おしゃべりもちまちま投稿してるので、よろしくお願いします✨

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