【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

日本ハムファイターズ大好き!そしてパ・リーグ大好き女子による語りです。

【F】2位のチームに何があったの。思い出される三年前。

 7月後半から8月は中々の繁忙期で仕事が忙しく、それでもパラパラあった休み……の日に限ってファイターズは札幌ドームに居ないという。笑
 そんな日々が続く中、急遽予定が空いたので昨日のロッテ戦カード三戦目、現地して参りました。
 えー、……疲れました!笑


 今季、開幕から打って勝つのだなんて夢物語が謳われてきましたが、今の打線の状態は最悪と言っても過言ではないかと。
 打線の状態って、よく伸びるゴムの通った数珠みたいなものだと思うんですよね。誰かの状態が上がれば、前後の打者も活きてくる、またその前後の打者も役割がハッキリしてきて打ちやすくなる。もし誰かの調子が落ちかけても、周りが強固であれば不調の時期もさほど影響なく過ぎて行く……という風に。だから監督も、調子の良い打者を並べるようにするのだと思っています。
 前半戦、大田選手の二番がハマったところから打線全体の調子が上がりましたものね。
 今はというと、特に西川選手がそうだと思うのですが、調子を上げかけた所で相手チームの「最警戒」に遭い、打線全体を牽引するには至らない、という。
 ま、中田選手あたりの調子が上がってきているように見えるので、何とかしてもらいましょう。
 本当は、誰かが爆発的に調子を上げてくれるのを願いたいところなのですが。


 それにしても先日の近藤・西川の1・2番は愚策でしたねえ。笑
 開幕からヒットを量産していた近藤選手が2番に座って見事に頭を混乱させたのは記憶に新しく、1番に座ったって似たようなことになるのは自明……いや分かるんですよ、去年、突然に中田選手を1番にした時のように、試合に入るルーティーンだったりリズムを1番のそれに合わせることで、という効果を狙ったことは。ただ、結果として近藤選手の頭は混乱し、ヒットが止まっただけでした。
 その状態から近藤選手が3番に戻り、西川選手が2番に座って1番に淺間選手を置かれた時、すっきり合点行きましたね。西川・大田の1・2番のイメージで西川選手を2番に座らせ、淺間選手に元々西川選手がしていたような働きを期待してのことだったんだろうなあと。松本選手の2番が悪いという意味ではなく、現状で打線が好調だった頃の雰囲気を再現しようと思うとそうなるわけですし、試合を重ねていけばひとつのファイターズの形として機能するだろうなと。……思って!
 「だいちゃん・はるきの1・2番を観に行きたい!」と、ついでに久しく歌っていなかった淺間選手の応援歌を歌いたいなと思い、急遽現地参戦を決めたところも、あったのですが。

 

 さてここから、試合へのダメ出しを開始します☆

 

 ロッテの土肥投手はコントロールが少々怪しく、代わりにストレートの球威が素晴らしい投手とお見受けしました。だとしたら、所謂「補助職」系の2番ではなく、「ゴリ押し」の打線で良かったはず。淺間・西川の1・2番が観たかったですよ。
 松本選手は初回こそ粘ってくれましたけど、特に6回、先頭の西川選手が内野安打で出塁した後の2球目ライトフライは進塁打にすらならず……「上げてどーする」でしたね。ずっと差し込まれていたのですから、打ち上げてしまうことは警戒すべきだった……かと。。。
 「ゴリ押し」具合を表現されたのが、5番アルシア選手のレフト起用ですかね。不調の近藤選手を打撃専念でDHにというのは理解できましたけど。試合前の外野守備練習の時に、アルシア選手は真っ先に外野に出てきて待機なさっていて。「気合入ってんなー、今日は守るのかな?」なんて思っていてのスタメンだったのですが、まあ、ハードラックでしたよねえ。一昨年まで西川遥輝がいたその場所に、アルシア選手が居て守り切れないことへの不満はまあ……久しぶりの守備ですから。レフトにばっかり打球が飛んだのも不運としか言いようが。5回に2死から横尾選手に交代して、またすぐ微妙な打球が飛んでいきましたよね。「捕れたらファインプレー」的な。打線の中の意味を考えたらアルシア選手に代えて横尾選手ということで守備固めなどでは決してなく「アルシアよりナンボかマシ」くらいなので……微妙な打球が飛んだのはまた不運というか、ハードモードというか、敗ける時はそんなものなのかなと。


 ただ、6回の岡選手の犠牲フライの時は……おいおいって感じでしたね。「刺す気ゼロ。」もう、100%追いつくのが精いっぱいです!という打球でもないのに、捕球した時点で身体が三塁側に向いてしまっていましたから。ホーム側に向くよう回り込んで捕るとか、結果として刺せなくても、最前手は打って欲しいものです。ランナーが三本間でずっこけたらどうするんですかって話ですよ。是非金子コーチに怒られておいてください。
 アルシア選手の交代理由って出てましたっけ??あまりに守れないので観ていられなくなった???昨日のレフスタはレフト守備に対して少々口汚い野次的なものが飛んでまして、不快でしたね。わたしも何度かセカンド、レフトあたりに「ヘタクソ!」って言いたくなったので気持ちは分からなくもないですが。
 守備に関しては本当にもう……安定していたのは松本選手、中島選手、中田選手くらいでしたかね。渡邊選手も、無難なゴロは当然普通にさばけていましたけど、盗塁にしても外野からの返球を受けた時にしても、タッチが……へたくそ!打撃もゴロばかりで粘るわけでもなく、何がしたいのかが伝わって来ません。
 西川選手は好守もありましたけど、ビックイニングになった3回の……平沢選手だったかなあ。ヒットを最初からシングルと決めつけて、打者が一塁を回ったところから慌てて投げてダブル。怠慢守備だと感じましたよ。
 中田選手は初回のホームランがお見事で、野球を観たい衝動に駆られてドームへ参じたわたしは初回から大変ゴキゲンでしたけど、4回の第二打席ですね。2ボールから打ってショートゴロ、藤岡選手が弾いたものの掴み直して一塁セーフ。あの、弾いたのを見てからスピードアップしたんですよ、中田選手。それじゃ遅いって話で、最初からちゃんと全力で走って欲しかったですね。膝の怪我でも悪化してるんですか?

 

 投手陣について言うと、まず先発の藤岡投手。
 ロッテ時代の印象は「晒し投げ」でした。たぶん初めて認識したのがいつぞの西武とロッテのCS1stだったからかなあ……代えてあげてよって、自分のチームの投手がこんな投げ方をさせられたらいやだなという印象。そのあとも、先発しては試合を壊し、中継ぎでは好投するも肝心なところで……と。
 自軍の選手になったからはっきり言いますけど、あまり良い印象はありませんでした。笑
 ファイターズの左腕事情で言うと、中継ぎは宮西・公文の両投手がとっても頑張ってくれています。もう一枚欲しいよねという時に、例えば堀投手。中継ぎでも良かったかもしれないけど、どうやら先発でも良さそうだから先発で使いたい。先発で上手くいっていなかった加藤投手をでは中継ぎに回しましょうということになっても、投球内容そのものより、頭の中の整理が出来ているようには見えず、あの状態では試合を壊してしまうだけです。だから藤岡投手が加入された時、きっと中継ぎで使うんだろうなと思ったんですが先発……これっきりかなあ。監督が何を考えているか分かりませんが、正直、試合を作れる投手には見えませんでした。ロッテ時代の印象通りですね。
 初回、二回くらいまでは、制球が乱れながらも鶴岡選手のナイスリードで打者がバットを前に出されていて、ゴロを量産。しかし三回あたりに、よく知られている田村選手に……投げづらかったんでしょうねえ、フォアボールを選ばれてからは、甘い所に甘い所にボールが行ってしまっていて。ランナーがたまった場面で鶴岡選手が内野に何やらサインを送っていましたけど、あれは「ゴロを打たせるからバックホームね」というような感じだったのかなと思いました。(まだ中継映像の解説を聴いていないので違うかもですけど。)
 が、結局は甘く入って痛打。緩慢守備もあってピンチ拡大。
 二けた失点する前に代えてくれよと思ってしまったくらいでしたけど、仮にもチームにおいてはじめての先発を任せた投手を3回じゃ代えられませんからねえ……またしても栗山監督の賭けは失敗、という。
 本当に、ウチの監督は、理論を重ねて打ったロングパスは綺麗に決まるのに、単純な賭けには弱いというか……まあ、クジ運悪いですからね。笑


 それよりも、鍵谷投手ですよ。
 二軍調整に入ったのは、ロングで投げる投手が居ないからその役割をこなしてもらうため、でしたよね?
 1回と2/3をロングと呼んでいいのかはなはだ疑問です。
 しかも、投球内容が調整前と少しも変わっていないように見えたのはわたしだけですか?
 ストレートは全部高めに浮き、ストライクを取れたボールは、全て打者が打ち損じてくれたか振ってくれたボールだけ。明らかなボール球か高めに浮いているかの二択。しまいにフィールディングのミスで追加点計上。
 何年も何年も同じことを言い続けて正直、疲れました。
 調整直後の登板だっただけに、更なる失望が拭えません。

 

 

 たぶん予定では7回までを鍵谷投手で行くはずだったんじゃないですか?
 それがあの体たらくですから、7回から9回までの残り9つのアウトを、公文投手と井口投手が半分こすることになったという。お二人とも四球とヒットを1つずつ出していますけど、しっかり押さえてくれていました。点差が広がる前にお二人が投げていたら、全然違った展開だったのかなと思います。

 

 さっき中継映像を冒頭だけ再生したら、建山さんが「1/143ではない大切な試合」って仰ってましたよね。その通りだと思います。
 先発がローテの合間ですから、勝てた試合とは言い切れませんけど、少なくともノーエラーの試合じゃないですよね。目に見えないミスが5つくらいありました。

 

 とても2位のチームの野球には見えません。

 雑。

 雑すぎる。

 

 

 思い出されるのが三年前。
 終盤ホークスにひたすら負け越して3位からも1位からもゲーム差をつけられ、ほぼ優勝が絶望的になった秋。
 終盤まで競ったせいでチームは疲弊、優勝という目標もなくして消沈、CS1stで勢いのついたロッテに敗けました。

 あの時の敗因は、終盤まで競ったことではなく、優勝をあきらめたことだと思いますよ。
 優勝をあきらめるということは、勝つことをあきらめるということ。そんな状態でCSに勝てるとお思いで????

 今のままでは、あの時を繰り返す気がします。
 最後の最後まで、上を向いて進みましょう。

 

 今日のスクショ。
 9回の中田選手の打席の時、カメラさんが目の前にいらっしゃったのでもしかして……?と思って確認したら、やっぱり今日も元気に俺★登場!です(笑)

f:id:f21moment:20180817152125p:plain

 母が持っている「敗けるはずないと信じてる」ボードはビーグルクルーのMyHEROの歌詞からの引用ですけど、相変わらず大好きな一節です。


 六連戦続きでしんどいの極みですけど、このままズルズルと敗けるはずはないと、信じています。

 

 

 

にほんブログ村 野球ブログ 北海道日本ハムファイターズへ
にほんブログ村

北海道日本ハムファイターズランキング