【ファイターズ語りたいブログ】HamFan★応援歌

日本ハムファイターズ大好き!そしてパ・リーグ大好き女子による語りです。

【F】ダルビッシュ有に思う「エース像」。

 球春明けまして初更新になります。


 突然ですが、この記事にアクセスして下さった、画面の向こうの皆さま。
 あなたにとって、「エース」と言ったら誰ですか?
 これは、何とも世代や好きな球団、野球観の表れる質問だと思います。

 

 昨日、MLBワールドシリーズということで、韓国でドジャースパドレスの開幕戦が行われて大いに盛り上がりましたね。
 かく言うわたしも中継をつけ、お祭り気分で試合を眺めていました。
 うん、「眺めていた」んです。どちらを応援するでもなく、特定の誰か一人に肩入れをするわけでもなく。

 

 3回の表、ダルビッシュ投手から2回目の対戦で大谷選手がヒットを打ったのを皮切りに、ドジャースは満塁のチャンス、つまりダルビッシュ投手は2死満塁のピンチを作るも……5番のマックス・マンシー選手から三振を奪い、そして、吠えましたよね。

 

 

 


 相変わらずカッコいいなあ、って思ったんですが……。
 その裏にパドレスが1点を先制した時、思い出したんです。
 ファイターズ時代にこうやってダルビッシュ投手が3アウト目を取って、吠えたあとって、よく……点数が入ったな、って。
 カッコイイのは顔だけじゃなかった、その立ち姿、投手としての所作の全てがこの人はカッコイイんだったわ、って。
 球数制限があろうが、キャリアが後半に差し掛かっていようが、わたしにとって「エース」はダルビッシュ有です。

 


 他のスポーツでは点取り屋が名乗る「エース」の肩書を、野球では守備側代表の投手が背負うのですから、野球は守るスポーツです。
 と、いうことに気付けたのは、ダルビッシュ投手の「0ー1で敗けるなら、自分がその1点を取られなきゃいい」という言葉を聞いたからです。
 チームが連敗してても、その連敗を止めてくれるのがエースです。
 ピンチを作っても、仮に失点しても、ひたすらに守りながらその投球で、声で、姿で、味方を鼓舞するのがエースです。

 

 

 そんなことを思い出してしまったら、「眺めていただけ」のMLB中継を見ながら泣いてしまいました。
 感情がぐらぐらと動いたから、というだけでなく、「思い出した」ということは「忘れていた」から。
 わたしは、わたしにとっての「エースとは」を、忘れていたんだ・・・。

 

 

 近年のファイターズのエースは、上沢直之だと思っていました。
 それは、ここ数年の低迷が続く中、上沢投手がよく連敗をとめてくれていたイメージがあったからです。
 投手がピンチを抑えて吠える姿って、カッコイイですよね。
 よく、上沢投手の咆哮に、「かっこいぃいいいいいいいいい!」って、なっていました。
 きっとわたしはそんな風に思うのも、ダルビッシュ投手が体現するエース像に重ねているからなのでしょう。

 


 「エースとは」に、明確な定義はありません。


 
 何勝すればいいのか? 毎回連敗を止めればいいの?
 毎回、援護に恵まれてれば味方を鼓舞してるって言えるの? 抑えたあとでクールにベンチへ戻る投手だってカッコいい!
 ただ、1つだけ言うならば、エースはチームを背負うものであるべきですね。
 


 わたしはファイターズの選手たちが大好きなのに、彼らを肯定し、前向きに応援しているつもりだったのに、いつの間にか「エースとは」を感じなくなっていた……
 なんか、悲しい。

 

youtu.be


 と、書いた瞬間に伊藤投手のこのコメントを思い出しました。
 やっぱり悲しくなかったです。笑
 伊藤投手の思う「エース像」は、おそらく、わたしが思うそれと由来の人物を同じくするものです。
 きっと、エース像ってやつを感じさせてくれるでしょう。

 

 

 開幕投手やはやり、その年のそのチームの投手陣の顔であってほしい。
 実力が足りないかもしれないから、仏頂面の左のエースにも助けてもらいましょう。

 

 期待していますよ。

 

 ここに、誰か描き足される日は来るんだろうかね。

 

 

今季まだ勝率10割のワタクシ。笑

 

【F】2023年、ファイターズが優勝するために

うわあ、すごく久しぶりの更新ですね。笑

 

と、言いつつ、わたしのエディタには書きかけのまま放置した記事がたくさんあります。

わたくし一応、理論派を自称している()のですが、ボスの言葉のどこまでがポーズでどこまでが本気かを見極めることができず、それっぽい論を組み立てることができなかった、ということと、昨年一年間だけを見て新庄ファイターズを論ずるのは野暮だなと思ったもので、……まあ、書きたくても書けなかったということですね。笑

 

しかし今日は久しぶりに言いたいことができたので、エディタを開いてますよ。

理論派を自称しているとか言いつつ、今日は思いっきり精神論を語ってやろうと思います。笑。

 

 

 

 

ずばり、ファイターズが優勝するために必要なこと。

 

それは、自分自身と仲間を信じること。

 

だと、思います。

 

 

この2年間、チームは大きく変わりました。改めて書くまでもないですね。

1桁の背番号は中島選手以外すべてが変わり、使えなくなって押し入れに仕舞いこんだ応援ボードも多数あります。着られなくなったユニフォームもあります。

昨オフには、近藤選手の流出という、耐え難い出来事もありました。

 

 

それでもファイターズを応援し続けるのは、今季、このチームが優勝してくれると信じているからです。

 

 

多くの評論家が言うように、優勝を目されるチームとファイターズの戦力差は小さくありません。そんなことは分かっていますし、冷静に考えてみれば、優勝の確率は高く見積もっても8%ぐらいでしょう。ちょっと冷静になってみれば、難しいよなって、わかります。

それでも、わたしはファイターズが優勝すると信じて応援しているのです。

 

 

野球を観る楽しみは勝つことだけではありませんが、それは見ている方の理屈で、選手たちは勝つことを目指して野球をしているはずです。

 

そうだよね・・・・?

 

と、問いかけたくなるシーンが、開幕から5試合の中で何度かありました。

君たちの目標は開幕スタメンだったのかい?

開幕スタメン、開幕1軍を達成したらもういいってのかい?

 

今のままでもチームは着実に階段を昇っていて、数年後には間違いなく優勝を争うチームになるでしょう。でも、今季優勝するんでしょ?

シーズン終盤くらいには今より強くなっているかもしれないけど、その時に絶望的なゲーム差がついていたらどうしようもないんですよ。

開幕から、最初から、本気で優勝を目指すのだという姿を見せてほしいのです。

 

たぶん、今のファイターズより2月1日キャンプ初日の紅白戦のチームの方が強いですよ。

あの時の方が、やってやるんだという面差しが見えました。

 

 

「自分を信じないやつなんかに、努力をする価値はない」

某漫画の大好きなセリフです。

少なくともわたしは、自分を信じないやつなんか信じられません。

 

今のチームの戦力で優勝するためには、最初から皆が自分の120%を出さなきゃ叶わないと思うのです。

 

「君がなんとなく生きた今日は、昨日死んでいった誰かがどうしても生きたかったな明日だ」

こんな言葉もありますね。

「君がなんとなく凡退したその打席は、今そこに立てない誰かがどうしても欲しがった一打席だ」

わたしにはこう読み替えられてならないですよ。

 

 

開幕から1勝4敗ですが、内容は悲観するほど悪くはありません。

だからこそ、松本選手が、江越選手が、宮西投手が、自分の精一杯でチームを勝ちへ導こうと魂を燃やしているうちに、チームの全員が同じように、すべての瞬間で自分のすべてを出しきる姿勢を見せてくれるよう、今、強く願っています。

 

 

何も、明日から全員全打席でホームラン打てなんて言ってません。

フライが上がった時に隣を守ってる人が「捕るだろう」とカバーにも入らないのは、信じてるのではなく怠慢です。

 

「自分ができると信じて努力してきたことを、見せてください」

 

それだけです。

 

次の打者が打ってくれると信じて、つなぎに徹する、とかね。

そういえば、ニュースを読んでいたら新庄監督が「選手たちを信じて、期待して見守りたい」と話した、なんてものがありましたね。

何となく珍しいなと思いましたよ。

「信じる」という感情には中毒性があって、貫き通せば栗山監督のように命をかけることになります。(あの方は本当に命を懸けて信じていると思ってます。)

 

信じると口にしてその対象に応えて貰えなければ、滑稽な道化でしかありません。

今季、日常会話や職場で誰が何を言おうと、わたしは「自分はファイターズが優勝すると信じている」と言い続けます。命をかけることはできなくても、誰にどれだけバカにされようとも貫き通すぐらいの覚悟はあります。

 

新庄監督は道化を演じる覚悟があるのかしら、なんて、監督は何となく口にしただけかもしれませんが、そんなことを考えてしまいました。

 

采配や普段の言動の是非や好き嫌いをここで論じるつもりはありませんけど、少なくとも自分が信じぬいたことは達成してきた人を、道化にはしたくないなあ、なんて。

 

 

今日の記事は、

4月5日の敗けに対し、「えーと、優勝するんでしょ?自分と仲間を信じないでどう戦うのさ。」とツイートしたら友人に「もっと大声で言おう!」と言われたので書きました。笑

 

わたしのちっぽけな決意が、明日もどうか折れませんように。

 

 

 

さてさて、わたしもエスコンデビューしてきたんですよ!

 

いえーい🌟

今はまだアクセスが悪いとか何とか色々ありますけど、本拠地球場である以上、わたしたちはここを愛するしかないのです。

色んなことが少しずつ改善されて、いろんなひとに愛される場所になったらいいな。

 

 

↓応援歌の歌ってみたもあるよ!

覚える用!

(実はこの日、喘息が酷くて全然声が出てなくて、、、って言い訳も書いとこ←)

youtu.be

 

 

 

 

誰のために野球をしているか、もう一度考えてほしい #lovefighters #01karat

 
 もうすぐ六月も終わりますが、ファイターズは中々波に乗れないままシーズンが過ぎていきますね。
 
音声版もあるので読むのが面倒な方はお喋り聞いてね❤(内容は同じです✨)↓
 
 去年か、一昨年か……シーズン中盤ぐらいに、「順位を見るのをやめてしまった」という内容の記事を書いた記憶があるんですが。
 今季は最初から、イチカラちゃんと、勝つことを、ファイターズの優勝を期待をして試合を観るんだって決めて、キャンプから選手の動向を注視してきましたけど、結局、また、順位を見るのをやめてしまいました。
 ゲーム差も知らんし、負け越しの数も知らんです。
 たまに「今季最多タイの借金」なんて言葉が聞こえてきても、あぁ、そうなんだ、って、聞き流して。
 
 
 
 一応、どこにでも書いてありそうな不調の原因を書いてみるなら、
 第一に、主力の不調。
 特に昨季の打点王が抜けてるんですから、チームとしての得点力が落ちているのは当たり前です。だって去年のチームの総得点が493なんだって。
 うち中田選手の打点が108点、実に2割以上。その次が大田選手で68点。二人合わせて176点でしょ、493で割ったら36%ですって。
 そりゃタイムリーも出ないわ~。って話ですよ。
 どれだけ中田選手に頼りきっていたか、他に打点を稼げる打者の育成を怠っていたか。
 第二に、中継ぎの不調。
 データ探せないや、少し前に見たけど先発防御率は悪くないのに、中継ぎの防御率が惨憺たる有様だという話ですね。調整法の問題なのか起用法の問題なのか、はたまた相手打者の研究が足りないのか、リードの問題もあるのか、(まあ多分全部なんですけど)終盤、試合が見るも無残に壊れていくのを見るのは辛いものです。
 ちなみに失策数ですが、リーグワーストじゃないですよ!今のところはだいたい真ん中ぐらいです。
 ただ、もう一歩が足りてないなあ、というシーンは目につきますよね。単純にポジショニングがヘタクソなんだろうな、という感じの。
 
 投打、噛み合わず。
 最下位を独走している理由はこの一言に尽きると思います。
 
 ただ、別にそんなことはどうでもいいんですよ。
 
 わたしはファイターズが好きで、ファイターズの選手達が好きで、勝ってくれたら、嬉しいハッピー今日もいい日だっ(LiSAさん風。笑)って話で、負けたら、悔しいなってどんよりして、切り替えるしかないかと飲み込んで。
 野球の時間だ試合を観よう!って中継をつけて、今日の先発は誰だとか、スタメンは誰だとか、公示がどうとか、シーズン中はそんな毎日が当たり前で、「ゴハンを食べる」とか「お風呂に入る」とかと同じレベルのデイリールーティーンなわけです。
 
 これはもう、ただ無味乾燥な日々を送るに堪えないがために自分の毎日の中にファイターズを「埋め込んでいる」と言ってもいいです。
 わたしは多趣味な人間なので、「野球がなくて暇だ」とか言いながらも、何だかんだと趣味で時間を使っているんですけど、わかりやすく日々にメリハリをつけてくれる、これが野球を趣味に持つということ。
 
 球場で友達に会ったり、ツイッターのタイムラインで盛り上がってみたり、、、
 そんな人たちと、また勝ってみんなで喜び合いたいという気持ちは強くあります。
 
 でも、もう、好きなチームが勝てなくても野球という趣味を手放すことはないでしょう。
 
 自分の話をしました。
 今、この作文を読んで下さってる方がどういったスタンスで野球を観ているかは人それぞれだと思うし、チームや選手に求めるものも、みんな違うと思うんですが。。。
 
 そんなわたしが今、もしも選手たちに一言、声をかけていいとすれば、言いたいことは……。
 
 
 
お前ら誰のために野球やっとるんじゃーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
 
 
 ってことですね。
 もはや勝ち負けに拘泥することが出来なくなってしまった、わたしのために野球をしろなんて言いません。笑
 「ファンのために」
 「応援してくれる人のために」
 「チームのために」
 よく聞こえてくるこんな言葉に、嘘は何ひとつないと思うんです。
 
 でもさ、でもさ(←?)
 キミタチ、ちっちゃい頃から野球してて、プロ野球選手になりたくて、夢が叶ったんでしょ????
 だったら、チームやファンのために、の前に、自分のために野球をやってくれよ、と思います。
 
 
 もちろんソレは個人の成績を求めてとか、自分の役割を無視してプレーしろって意味じゃなくて、
 1日でも長くプロ野球選手で居るために、もっと必死に、もっと向上心を持って、自分と家族のために野球をしてくれよと思います。
 無論、必死なのも向上心があるのも分かってるつもりです。
 
 でも、足りてないから最下位なんでしょう?
 采配のせい、フロントのせい、選手だけじゃどうしようもないこともあるけど、でもそれだって与えられた環境でしょう?
 足りてないから、ミスしたとき、打てなかったとき、負けた時に君らは俯くんでしょう……?
 
 「必死になってやるしかない」って、監督はよく言うけど、本当に他にもうやることはないのかな????
 
 大好きな選手達がこれ以上ないくらいにやり切って、笑顔で野球をしてくれたなら、もーちょっと楽しく野球を観られるのになあ。。。
 
 
 
 なんて、深夜の戯言でした(たぶん投げるのは朝になってからだけど笑)
 
 
 今日の1枚はあ、、、、
 こないだ、札ドと暫くバイバイしてきたときの1枚。
 

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 次に戻って来るときは、もう少しみんなの笑顔が見られますように。
 
 
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2021年、ファイターズが優勝するための必要条件3つ。 #lovefighters #1karat #イチカラ

 キャンプが!始まりましたね……!!
 日々の中継の感想はstandfmの方で今のところ毎日頑張って更新してるので、良かったら聴いてくださいね☆
 アプリをDLしてフォローしてくれるともっと嬉しいです☆笑
 
 
 で、今日も読むのが面倒な方用の音声版はこちら。ほとんど内容は一緒です。
 ↓
 
 喋るからには最初から最後まで観たいなと思っているのですけど……まあ、中継時間がしっかり長いのでほぼ毎晩、録画を観ながら寝オチてます。笑
 わたしの平和な日常です☆笑
 
 キャンプを観ながら……というか、西川選手の残留が決まったくらいからですかね。わたしはずっと「ファイターズはどうやったら優勝できるかな?」って、考えていました。
 こんなのわたしの仕事じゃないんですけど(笑)、どうやったら勝てるだろうって考えてるのは一番好きな瞬間だし、「自分、ファイターズのこと考えてんな」って実感できる瞬間でもあるので良かったらお付き合いください。笑
 
 今年のオフも目立った補強はなくて、戦力の突き上げに期待するしかないよねということは前回の記事で書きました。
 今のファイターズにとっては、他球団の戦力について対策するとか、器用に立ち回るとか、そんな余裕はない気がしますよ。
 チームとして出し得る全力をもって、一試合一試合勝ちを重ねていく。それだけです。
 
 ……っというわけで☆
 
■優勝条件①■先発ローテ
 昨季の主なローテーション投手は、有原投手、バーヘイゲン投手、河野投手、上原投手、杉浦投手、マルティネス投手、そして上沢投手。……といったところですかね。この中で有原投手は海を渡り、マルティネス投手は自由契約を経てホークスに入団されました。
 余談なんですが、マルティネス投手はわたしが唯一お手紙を書いたことのあるプロ野球選手です。手ごわそうだなあ……。
 河野投手は12試合を投げて投球回が60.1。ってことは平均5イニングか。上原投手は中盤に頑張りましたねえ。
 ホークス戦で東浜投手と投げ合い、9回まで頑張った試合をわたしは忘れられませんよ……悔しくて泣いたもんな。
 杉浦投手に関しては、まだ定期的なお休みを挟みつつの先発で、終盤はクローザーとしての登板もありましたよね。
 
 この中で一年間、きっちりローテを守れそうなのが上沢投手、バーヘイゲン投手ですかね。あとの3枚ないし4枚は、今、先発ローテを目指してキャンプに入った投手の中の誰かが勝ち取ることでしょう。
 期待のかかるのが、若手で言うと、吉田輝星投手、北浦投手、河野投手、それからドライチルーキーの伊藤投手は先発するのかショートイニングになるのか……。新加入のアーリン投手も直近のキャリアでは先発として過ごされていたようですし。そこに上原投手、杉浦投手、金子弌大投手、西村投手も先発があるのかな?
 
 健全に、一直線なスタートからの競争の上で、状態の良い、結果を残した投手が先発ローテに入ってほしいなと思います。
 その上で、シーズンに入ってからバテて結果が出なくなったら、他の先発ローテ候補だった投手がその席に座る、といった、シンプルな形が分かりやすいんじゃないかなあって。先発だけではなくリリーフ陣も同様です。
 
 個人的な希望としては、スタートは輝星投手や北浦投手が勢いで頑張って、バテたらお兄ちゃんたち(先輩たち)にスイッチ!またファームで英気を養って、結果を出して、次のチャンスを待つ!お兄ちゃんたち(先輩たち)は、ちびっこたちが戻って来るまで痛いの痒いの言わない!
 ……とかだと嬉しいです。笑
 
 というわけで、今季に関しては、もう……ショートスターターは辞めましょうね!笑
 先発投手がうまく試合を作れず、結果的に3、4回のうちに降板することがあったとしても、それは余力を残しての予定調和でなく、精一杯やっての……で、あってほしいです。
 例えば若い投手が試合を作ろうとして3,4回で崩れ、ロングリリーフが必要になった時には……それこそ、ショートスターター戦術の経験が活きるのではないでしょうか。どうせ件の戦術を使っていた時だって、二番手にスイッチするタイミングはブレブレに見えましたし。笑
 堀投手や加藤投手がそういう役割を果たしてくれたら素敵かも。若手投手が「先発頑張ろうだろうけどたぶん4回ぐらいでバテるな」を想定してのロングイニング待機なら、「ショートスターター」なんて名前じゃなくてもアリだと思いますし。
 
 輝星投手なんて一年間ローテを守り切る気満々みたいですし(←キャンプのコメントがもう……。笑)、自分がやってやるぞ!という意気のある若手の勢いと、それをフォローするベテラン、中堅の働きがうまく噛み合えば、先発ローテに関してはそこまで悲観せずとも良い気がしますね。
 特に若い投手が投げる時は、もう息切れするまで頑張れば良いと思うんです。大人が勝手に限界を決めるのは……わたしは好みません。
 
 というか、もうこの若い力と勢いを利用せんことには、投手陣は総崩れになるのは必至。
 選手が精いっぱいに頑張って、頑張っての結果なら勝っても敗けても気持ちは晴れそうです。
 
 
 いきなり長いな。笑
 次!
 
 
 
■優勝条件②■守備力。
 「ファイターズは守備のチームである」という、黙っててもファイターズに居たら守備をちゃんとできるようになる……わけねーだろ、ってことが、ようやくチーム内に浸透してきたのかなと思っています。
 キャンプでは清宮選手も野村選手も、毎朝早出して、全体練習が終わってからも、飯山塾で頑張ってるみたいですしね。
 ただ、水を差すわけじゃないですけど……個人的な認識としては、そんな数か月……もっと言うと、一年二年頑張ったところで、ゴールデングラブを取れるか!って言ったら、そんなわけねーだろ(二回目)と、思っています。
 もちろんいきなりゴールデングラブを取るほどでなくとも、当たり前のアウトを当たり前に取ってくれたらいい……んですが、それが一番大事で、一番難しいことも、金子誠の守備を見てきた人なら刷り込まれてますよね。
 
 金子誠がコーチになったのが……2015年ですか。
 ちょっと思い出したことがあるんですけど、中島選手のお話ですね。
 中島選手が一軍で試合に出るようになった頃、ショートのレギュラーは金子誠で。で、ある日、中島選手が初めてスタメンで試合に出ることになった日に、「誠さんは、試合前に相手打者の特徴とか打球方向の傾向とかを、全部自分に教えてくれた」って。「本当なら、(誠さんにとって)自分は、ポジション争いのライバル……じゃないけど、自分が培ってきたものを簡単に教えたくないはずなのに」みたいなことを、仰ってましてですね。
 中島選手は多分、それくらい金子コーチは自分個人のことなど二の次にチームのことを考えている人なのだ、ということを言いたかったんでしょうけど、わたしは、「うわあ。」って思いました。笑
 わたくし一応、長く教える仕事をしていたのですけど、その時に大事にしていたのが「理解してもらう」ことでした。例えばですけど、目の前に「カレーの作り方がわからない」と困ってる人がいたら、たぶん「カレーってどんな食べ物かは知ってる?」って確認します。ってのはさすがに大袈裟としても(笑)、相手が確実に理解できるステップを探り、確認し、その一歩だけ先を説明する……ソレができたら、その次を説明します。
 なので、プロ初スタメンの選手に、しかも試合前に、そんな膨大な情報を与えても混乱させるだけでは??という感想を抱いての「うわあ。」でした。
 「そんな、小学校一年生に六年生の勉強を教えるようなことしても」って。
 
 2015年にコーチになって、今年は2021年。一年生だった人も六年生になってます。
 なので、そろそろ、金子コーチや飯山コーチが伝えたいことを、受け取るだけのキャパシティが整ってきたんじゃないかな?
 と、期待しています。
 まあ最初は打撃コーチだったわけですが、わたしのこの期待がその通りなら、今季のファイターズの守備は劇的な進化を遂げるはず。
 清宮選手や野村選手はまだ三年生とか四年生くらいですから、そこまで劇的じゃないかもしれないし、また去年みたいな残念なエラーがあるかもしれない。
 でも進化って、勾配のある坂道を登っていくものではなく、階段を昇るような形であると言いますよね。
 
 ちょっと練習を頑張ったくらいで守備が上手になった気になられても困りますけど、危機感をもって臨む練習のひとつひとつが、一段上のレベルに昇るチャンスを作ってくれるはずです。
 
 色々言いましたけど、今季は「ちゃんと期待する」って決めたので!
 守備が劇的に進化していることを、「ちゃんと期待」します☆
 
 たぶんわたし、今季、清宮選手や野村選手に、これぞ!みたいな好守備が出たらそのたびに泣くな……。笑
 
 
 
■優勝条件③■対エース級。
 これは少々外的要因になりますが、パ・リーグには素晴らしい投手がたくさんいますね。(セ・リーグにも居ますけど、普段当たらないので……というか、そういう意味ではなくて。)
 その、素晴らしい投手、また、それほど名前が売れていなくともその日の状態が格別に良い投手を相手にしたとき、打順が「打線」、「線」と表現される意味を問われる気がしています。
 
 オフにツイッターを観ていたらですね、谷口選手が、前田健太投手にフォローバックされた!!!!って喜んでいたんです。前田健太投手は、谷口選手にホームランを打たれたことを覚えている……という。
 わたしも覚えてますよ。笑
 前田投手のNPB最終年、2015年の交流戦ですね。6月2日の広島での試合、ファイターズの先発はメンドーサ投手。
 あ、マッチレビューご覧になります?笑
 ちょっと記憶の中でこの試合の存在価値そのものを美化しちゃってるかもしれないんですが(笑)、この時の前田投手はなんかものすごくて、試合前、ファイターズ打線の実力を考えても、完投されるようなら勝ち目はないだろうなと思っていました。実際8回まで2点が精一杯だったんですけど(こちらは4失点)、「前田健太を8回までで降板させたことが凄い」んですよ。笑
 打線としてきっちりプレッシャーをかけて、中島選手が球数を投げさせた結果です。8回に取った1点が、谷口選手の打ったホームランで、それが前田投手の降板につながり、9回の大逆転劇を呼んだわけで……。前田投手がこの年に打たれたホームランはたったの5本だけで、そのうちの一本が谷口選手のシーズン第一号です。そりゃ前田投手も忘れないですよね。笑
 まだ西川選手も中田選手も今ほどの完成度にたどり着く前でしたから、あの前田投手の先発試合で勝ちを拾えたことは、打線がよく機能した結果だと思っています。
 
 
 レギュラーシーズンにおいて、好投手をどうにも打ち崩れない結果の敗戦というのは、どこのチームにもあることだと思うんです。
 そんな時わたしも「今日はしょうがねーな」って思うことが多いです。
 でも、毎回毎回好投手を相手に「相手が凄いから仕方ない」って白旗を揚げるわけにはいきますまい。
 
 
 ちょっと算数に付き合ってほしいんですけどね。
 例えば平均的な投手の戦闘力を100として、めちゃめちゃ調子の良い日の楽天、岸投手の戦闘力はたぶん170くらいだとしますね。
 投手はこの戦闘力を、打者9人に分配するわけですよ。
 
 平均的な投手(戦闘力100)が相手として、
 打者9人がそれぞれ機能するなら、一人あたりに向けられる戦闘力は100÷9で11くらい。ですけど、ファイターズによくあるチャレンジゾーン7番〜9番あたりがノープレッシャーで投手が気にもかけていない状態だったら、1〜6番に向けられる戦闘力は、100÷6で16くらい。それでもウチの4番なら何とかしてくれるかもしれません。相性等々もありますし。
 打者全員が働いている場合と、7〜9番あたりが機能しない場合の差は5ですね。
 
 スーパー岸さま(戦闘力170)が相手だったとき、
 打者9人がそれえぞれ機能するなら、170÷9は約19。
 1〜6番までしか投手にプレッシャーをかけられなかったら、170÷6で28くらい。
 その差は11。
 
 つまり、
 機能しない打者が多ければ多いほど、他の打者への負担は大きくなるし!!
 その負担の差は、相手が大投手であるほど大きくなるってことです!
 
 言い換えれば、
 相手が大投手である時こそ、全員が束になってかかる必要があるってことですね!
 
 当たり前のことを言いました!笑
 結果的に殊勲打を打つのなんて誰だっていいんですよ。
 その前に、打線全体の働きが必要であることが多い、ということです。
 
 監督にチャンスを貰ったチャレンジゾーンの打者たちは、「自分が決めてやる」という意識を持つ前に、打線の一員として各々の役割を果たして欲しいんですよね。その向こうに、「お前が決めてくれ!」って他の打者からもファンからも思って貰えるような打席が与えられるんだと思いますよ。
 
 球数を放らせるとか、それまでに温存していた球種を引きずり出すとか、カウント球のひとつを狙って潰すとか、、、何ができるかの引き出しは、野球を長くやっていた選手の方が、わたしなんかよりたくさん知ってるはずです。
 
 意味のある打席が少しでも多く観られることを望みます。
 
 
 ……長くなりました。
 以上3点。
 ファイターズが優勝するために絶対必要と思う部分を挙げてみました☆
 
 打撃練習守備練習、ブルペンの投球。
 キャンプでそれらひとつひとつを見ながら、わたしはこんなことを考えていますよ。
 
 
 
 
 今日の一枚はあ………。
 わたし、ほぼ毎日ファイターズのTシャツを着て仕事をしているんですけど。笑
 で、今日の背番号は何番で〜すなんてツイッタに書いてたりするんですね。
 先日戯れに、「今日は何番でしょーか?!」なんてアンケート機能で遊んでいたら、優しいフォロワさんたちが付き合ってくれたのです。笑
 5、6、21、24の選択肢だったんですが、わたしの半端なヒントのせいで混乱させちゃったかな。笑
 正解画像↓

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 頑張れジェームス☆
 
 

 

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「正しいファン」の姿。 #lovefighters


 早いもので、シーズンがもう終わろうとしています。
 なんて書き出しでダラダラ書いている間に終わってしまいました。笑

 

 ファイターズの順位は……5位かな? 5位ですよね。笑
 CSまでいくつ足りなかったかも、正確な数字は自信ありません。

 

 今季、いつの頃からか、わたしは順位を、ゲーム差を確認しなくなりました。
 個人の記録は、数人を追っていれば済みますし。
 


 どうやったら勝てるだろうとか、どんなオーダーがいいんだろうとか、日々の監督の意図は、とか、そんなことを考えるのを、今季は途中でやめてしまいました。
 毎日の試合を、勝っても負けても観て、、、まあ、それは今までもずっとそうだったんですが、勝敗に特に、感情を持たなくなったというか。コロナ禍という特殊な状況で開幕した今季、野球を観られるだけでも幸せという実感があったからかもしれません。
 それでもちゃんと、開幕のときはファイターズの優勝を信じていたのです。

 

 いつだってポジティブ要素を探して、選手を悪く言わない。
 どんな試合も楽しんで、ミスが出た時や負けた時も「次!」って言い続ける。

 

 これが「正しいファンの姿」なのだろうかと、考えてしまう今日この頃です。

 


 あ、先に申し上げておきますけど、辞書通りの意味での「正しい」ファンなんてものは、存在しないと思っていますよ。いかなる論点においても、ファンに正しいも正しくないもありません。

 


 じゃあなんで「正しいファン」なんてことを思ったかという話は、
 岩本さんや、金子誠さんが仰っていた、野次は賛辞であるとか、野次さえ聞こえなくなったら終わりだとか、そんな言葉を思い出すことから始めてみます。
 わたしが十年弱前に本格的に野球を観始めた時、「札幌ドームはあたたかい」とか、「お客さんが優しい」なんて言葉がよく聞かれました。それはおそらく単純に、「野次がない」から。だったのだと思います。そしてその理由は、観客席から大きな声を出すなんて、慣れていないと難しいからだったのかなと推測していました。北海道で生まれ育った人はファイターズが来るまで、気軽にプロ野球を観戦する環境にありませんでしたし、自分の声で、しかも大きな声を発するなら、あまりにも的外れなことを言うのはカッコ悪いですから。笑。
 それなりに野球知識が必要ですものね。

 

 そして、選手であった岩本さんや金子誠コーチの言葉は、一概には言えないというか……選手として試合に出た経験のある人でなければ決して分かり得ないものなのでしょうけども、たぶん「いかなるファンをも受容し歓迎する」ような感覚なのだろうと推測してみます。
 耳に痛い罵倒の言葉だとしても、そこにファンが存在しないよりはずっといい、という。

 

 ただそれは選手サイドの言葉であって、わたしは野次は嫌いです。笑
 レフトスタンドでも、50代くだいの男性の声で「翔〜!おれのために打ってくれ〜!」なんて可愛らしい文言の聞こえてくる札幌ドームの空気を、誇らしくさえ思っていました。

 

 選手への批判は自分への批判と同義。選手を責めたって何も起こらないのだから、敗けても、失敗しても、次!次がんばれ、って……。
 言い続けている間に、ゲーム差や順位を確認することをやめてしまいました。

 

 だって勝っても敗けても応援することに、「次がんばれ」って言い続けることに何ら変わりはないのですから、確認して苦しくなるくらいならゲーム差なんて、順位なんて、見ない方が自分のため、、、そんな、理由だと思います。

 

 これは野球に限ったことではなく、結果やミスに苦言を呈したくなるのは、もっと出来るでしょうと、期待をしているから。
 ……だと思っているので。
 決して好きではないはずの苦い言葉、それのひとつも出てこなくなってしまった自分は、ファイターズに期待することをやめてしまったのだろうかと、
 雪の景色に冬を感じながら自問自答する今日この頃です(ぽえまー)

 

 

 選手が罵られているところを聞きたくないのを聞きたくないから、自分も言わないようにしているだけ、というのもあります。
 心から選手を思っているからこその苦言と、ストレスのはけ口としてだけの暴言は、見間違えられることも少なくなく、受け手のメンタルコンディションに因ってしまうこともあるので……とても難しいことですが、できるだけ控えています。

 

 ファイターズの楽しみ方はたくさんあって、ただ球場の空気を楽しとか、応援を楽しむとか、若手の成長を細かに楽しむとか、わたしみたいに勝つための用兵を考えるとか。

 

 この「楽しみ方」の中から勝敗の要素が消えたら、ゲーム差を見なくなるのかな??
 でもやっぱりわたしは、「勝利」という結果に結実してこそ努力が報われる瞬間を実感できるのだと信じたい……です。

 

 

 また勝って一緒に喜びたい……です。

 

 

 勝てなくて悔しいから、ただ成すすべもなく優勝から遠ざかっていくのがツライから、成長してほしい人の目に見えたそれを実感できないから、信頼する選手の信頼通りの仕事を楽しみながら、なかなか勝利に届かない結果から目を背けたシーズンでした。
 これが「正しい」わけがない。
 優勝を目指して、ひとつの敗けをもっと悔しがりたい。ゲーム差や順位を気にして日程を注視する日々でありたい。

 

 ファイターズに優勝してほしい。


 期待することはやめません。
 来季に向けて、牙を研ぐオフシーズンであれ。

 

 

 

 

 今日の一枚はぁ。

 わたしの西川遥輝ボードでも✨

 走塁死が2度あった最終戦間際のあの日、ボーンヘッドではなく、チームをフォローしようとして及ばずだった気持ちは汲んだつもりです。

 それくらい、信頼してます❤

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  どこにいても、わたしにとって最強の一番打者。

 

 

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「チームを背負う」ということ。 #lovefighters

 今日(2020.9.20)の打順は面白かったですね。
 中田選手が積極的休養ということで、西川選手がキャリア初の4番に座りました。
 去年、中田選手が離脱した時に一度くらいあったかなあと思ったんですが、確認してみたら、ありませんでしたね。
 
 栗山監督は「4番打者」に特別な意味をもたせる方です。
 就任された時に「向こう10年、オーダーを書く時に困らない4番打者を作るのはひとつの使命である」と仰っていたのが凄く懐かしく感じますね。
 その使命は確実に果たされ、今のファイターズの4番として、思い浮かべる打者はひとりです。
 
 今日の中田選手は本当にただの休養で(たぶん)、では誰に4番を任せるか?という話になったとき、その順列はただの打力ではなく「チームを背負う」という意味でキャプテンでもある西川遥輝だったのでしょうね。
 個人的には凄く、納得できました。
 
 ルーキーイヤーから特別な愛着を持って見つめてきた選手がついに4番の責任を……という感慨は一度避けておくとして、
 4番打者の意味、そして「チームを背負う」という意味については、ちょうどこの頃よく考えていたことでした。
 
 
 
 そもそも、どうして4番打者が特別なのか。
 誰がそのイニングの最初に打つかなんて、試合が始まってしまえば関係のないことなのに。
 最初は、もしかしたら偶然凄い打者が4番に座っていて、4番が凄いのか、そこに居る打者が凄いだけなのか、所謂、卵が先かニワトリが先かみたいな話だったのかもしれません。
 ただ確実に「4番」というのは特別な打順であるという認識に帰納したとき、選手として野球を経験したことのないわたしが想像できる精一杯は、4番が「ひとつの目印である」ということ。
 あの人に回せば、
 4番に回せば、
 そうやって各打者は各々の仕事をこなしているのかな、と思っています。
 
 だってみんながみんな打点を狙っているような打順を、打「線」とは呼べないかなって。笑
 
 下位打線はきっと「1番に回せば」。
 それより強く、上位は「4番に回せば」。
 
 
 そうやって皆の期待を、仕事を、最後の最後に受け持つのが4番打者……。
 ちょっと想像しただけでも寒気がするくらい、とんでもないプレッシャーです。
 4番打者・中田翔について語ったら朝を通り越して昼になりそうなのでやめます。たぶん、まだその時じゃないし。
 
 今日の9回裏、先頭は「4番」の、西川選手でした。
 でもわたしが考えてたのは、「やった!遥輝が先頭だ!イニングの先頭として塁に出るための引き出しを、ファイターズで一番持ってる人だ!」うん、それは4番の働きではないかな。笑
 それより代打で出て来た中田選手に、(お休みなのにゴメンね!)は、置いておくとしても、「翔さんお願い!」って。結果は凡退でしたけど、ひりつくような打席、「翔さんが打てなかったなら、しゃーないや」って、思えた。
 
 もうコレを書くのは何回目かもわからない持論です。
「野球選手に対しての信頼は、その人が結果を出せなかった時に納得できるか、否か。」
 遥輝が塁に出られなかったなら、
 翔さんが打てなかったなら、しゃーないや。
 わたしは、二人のことを信頼しているんだと思います。
 
 
 
 先日、平沼選手が大きなミスをしてしまい、試合後にベンチで涙する姿がありました。
 その時にGAORA解説の建山さんが口にしていた、金子コーチの金言、「守備のミスは、バッティングで取り戻せるほど軽いものではない」。
 ……前に聴いたのに、その時だって感動したはずなのに、記憶の引き出しの奥に仕舞ったままになっていた。
 「守備のミスは、バッテリーの人生を変えてしまう」でしたよね。
 
 
 敗けがつくのは投手なんですよね。
 投手って、野球というスポーツの中で特別なポジションで、ほぼ全ての試合に「勝ち投手」と「敗け投手」が居て、つまりチームの勝敗と一緒に名前が並ぶんです。
 エラーで出たランナーは投手の自責点にはならないけど、それでも敗け投手にはなり得る。
 エラーがなければ、もっと肯定的な記録になったかもしれないのに。
 もしかしたら、それは来季の年俸や、働くポジションに影響してしまうかもしれない。
 「かもしれない」けど、守備につくってそういうことなんじゃないかな、とか。
 
 
 色んな形でファイターズの試合を観に来る人がいます。
 わたしみたいに年間何十試合を観に行く人もいれば、その試合しか見に行かない人も居るかもしれない。
 目の前で、今季も悔しすぎる敗戦を何回か経験しましたけど、わたしはそれでも観に行くけども、「エラーだっさw」「敗けたの?つまんない」って、もう見に来てくれない人も居るかもしれない。
 だからこそ全ての試合は何かしら観に行く価値のあるものであるべきだし、例えばそんな理由で、試合を観に行かない人が増えたなら「観客動員」に関わる仕事をしている人の人生は変わってしまうかもしれない。
 
 
 わたしはファイターズが大好きで、ひとつ前の記事にも書きましたけど、「チームの内側に」自分の存在を置いています。
 だから、たとえ「信頼度メーター」がマイナス方向に振れてしまっている選手についてでも、
 「ファイターズというチームの内側に自分の存在を置いていない人」が、軽い言葉で非難したとしたら、擁護、反論します。
 明日、わたしはまた誰かに「なんで清宮使うの?」とか、言われるかもしれない(ていうかもう昨日の夜に言われたんですけど)。
 その時に、胸の奥をぐちゃぐちゃに掻きまわされるような思いを飲み込んで、「だって二軍でやることないし」とか、なんとか。
 まあ気分が良いわけもなく、わたしの「明日」は変わってしまいます。
 初回が終わった時なんて、遥輝が4番の仕事をした~♪赤飯炊くぞ~♪って、言ってたのにな。
 
 
 
 ベンチで泣きゃーいいってもんじゃないです。
 ベンチで泣いたって、守備のミスは永遠に取り戻せるものじゃないんだと思います。
 憮然とした表情はちょっと見苦しいですけどね。
 
 これも何度も言ってますけど、ひとつの敗けが誰かひとりの責任であるはずもない。
 それまでのチャンスを潰した打者、試合の流れを変えてしまうようなエラー、投手の失投、とか。
 だから、ひとつ敗けたからって誰か一人のせいじゃないんですけど、
 
 試合に出るからには、
 チームメイトの人生とか、チームに関わるスタッフさんや、ファンのささやかな明日の平穏とか、そういうものを全て背負ってほしいんです。
 
 表に出る悔しさが全てじゃないって、わかってます。
 でも、例えばセカンドを守ってた頃、エラーをした西川選手がグラブを見つめて俯く姿とか、去年のマリンでの渡邉選手の涙とか、先日の平沼選手の姿とか、忘れられないじゃないですか。
 永遠に消せない守備のミスも、一緒に背負って悔しがって、一緒に泣いて、
 上手になった姿に感動して喜んで、それまで以上に応援しようって思うからわたしはファイターズファンなのに。
 そうやって色んな瞬間を共有して、
 
 翔さんが打てなかったならしゃーないや、
 コンスケがまさかの見逃し三振?!なべりょが凡退?しゃーないしゃーない。
 ミヤが打たれた?なにそれレア!
 玉井くんが打たれた?その程度で揺らがないよ、……いやちょっと書ききれないんですけど。笑
 
 「信頼」が、できていくんだと思います。
 
 
 信頼できない選手が試合を壊しちゃうと、本当に悲しくなるんですよね。それは敗けたから悔しいとかより、愛すべきチームの選手が、「信頼」からまた遠ざかってしまった。そんな悲しさ。
 彼らが、全てを背負う覚悟を持って、そこに立っていることを願います。
  
 
 
 
 ま、「守備のミスが目立つ」のは、最近どころの話じゃないですよ。笑
 数年前からずっとだし、そういうシーズンは優勝やCSから遠ざかってます。つまりそういうこと。
 だって野球は守るスポーツなんですからね!(←持論2、概要は今日はもう省略!w)
 
 
 
 
 
 
 
 
 長くなりました。
 うん、寝ます。笑
 
 
 今日の一枚はぁ……

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 先日の、俺☆登場シーンで。
 なんか最近、中継に映るのは食べてるところばかり、とか、端末を弄ってるところとか、そんなんばっかですけど、
わたしちゃんと応援してます!!!笑
 
 
 そして、↑の登場をキッカケに、
 ↓こんなん作ったんです。笑

 金曜日の試合のヒロインぐらい?で登場したらしいんですが、BSなのでわたし確認できなーい!どなたか録画とかされてたら、ください。笑f:id:f21moment:20200921054259j:plain

 今、ボタン型のシリコンモールドが作ったらウポポイユニのボタンを作ろうっと❤
 
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【Fighters】打順たぶんいっこずれてる。

 いやあ、大谷選手は凄いですね!
 5年間、散々驚かされ続けてきていい加減慣れたかと思っていたんですが、やっぱりその現実らしからぬ結果の出し方にビックリさせられます。笑
 ファイターズ時代は「クソガキ」でならした大谷選手がチームメイトにイタズラされっぱなしな様は堪らなく可愛らしいですが、どうせ半年もすればイタズラをする側に回るのでしょうね。

 

 そしてセンバツも~!!素晴らしい試合が目白押しでしたが、特に準決勝二試合は凄かったですね。もう、何というか準決勝二試合がCSファイナル、決勝は一発勝負の日本シリーズみたいな緊張感でした。緊張から出てしまうミスも、ここぞという時の集中力もこれぞ決勝というか、引き締まった良い試合でしたね。大阪桐蔭ナイン、おめでとうございます☆
 参加校のみなさま、熱い感動をありがとうございます。


 さてファイターズですが、イーグルス戦、スイープとなりました。
 これで星を五分に戻した格好です。勝因は三つ。
①近藤健介の頑張り
②投手陣の踏ん張り
イーグルスの状態の悪さ


 特に③かなあと思ってしまいますよね。1・2戦目はイーグルスの守備のミスから得点したわけですし、今日は藤平投手の四球の多さに助けられた恰好です。
 近藤選手も出塁していますけども、わたしにはそこまで状態が良いようには見えなくて……むしろしっくり来ていないんじゃないかなあという風に見えますね。何がと言われるとご本人の表情から、ということなんですが。それでもヒットが出ているのはもう手癖みたいなものですよね。あと、中田選手がそこまで結果が出ていないので、そことの対比で相手が過剰に警戒をしているが故にコースを絞りやすいというか。「最悪単打でも」みたいな配球をされると逆に読みやすいんじゃないかと思いますよ。

 

 逆に中田選手こそ状態が悪いようには見えないんですが、やっぱり気負いですかねえ。
 「責任感を強く持つことと仲間を信頼しないことは違う」
 好きな野球漫画の名言です。
 皆がキャプテン期待してます!の言葉をかけ、ご本人も結果を欲しがっているんでしょうね。肩の力を抜けたら良いんですが。チームの勝ち星が先行してくれば、もう少し楽な気持ちで打席に入れるでしょうし、そうすれば結果も付いてくるでしょうし、心構えも落ち着くでしょう。

 

 投手陣も頑張りましたね。
 特に初戦の上沢投手は、岸投手を相手に粘り強く頑張ってくれました。高梨投手も同様ですし、今日の村田投手に至っては、日本に帰ってきて一番のピッチングでは?という感じです。
 正直、楽天打線の状態は深刻で、特に岡島選手辺り……相手ながら心配になるレベルです。仮にこの三人が、開幕シリーズの三枚で西武相手に投げていたら?と考えると、最低でももう2・3点ずつは取られていたでしょうね。そしてファイターズの打線にその点差を跳ね返す力はなかったでしょう。


 ひとつ前のポストで、このカードに残す不安について書きました。確かに岸投手は手ごわくかなりギリギリの勝利でしたが、打線の状態を考えた時に、上沢、高梨、村田を西武打線でなく楽天打線に当てた、というのは、正解だったんですね。

 

 つまり、かなり言葉は悪いですが(そしてイーグルスに失礼ですが……汗)、
 相手打線の力量を観て勝てそうな所に勝てそうな投手をあてていく、
 という作戦でしょうか。
 逆に言うと「捨て試合」が存在するということですよね。栗山監督は基本的に甲子園スタイルというか、「全試合勝ちに行く」スタンスを取られている方なので少し違和感も覚えますが、そうでもしないと勝ちを拾っていけない戦力、ということは自覚しなくては、ですね。

 余り好きじゃないんですよね……というのも、「敗けても仕方ないや」という意識は簡単にチームを弱くしてしまうので。。。
 去年、イーグルスやライオンズがホークスに食らいつききれなかったのは、三年前のファイターズのようにホークスに対して「敗け癖」のようなものがついてしまったからで……今年、この2チームは、ホークスに対してはシーズン序盤からでも全て勝に行く心づもりで戦うでしょう。ホークスの連覇を停めるには、他5球団が束になって勝ちにいかないといけませんよ、ということは、よくよく聞こえてくることですからね……。そんな中、「敗けても仕方ないや」試合を作るのも何だか。。。


 と、言いつつ。
 上沢、高梨、村田、今回好投したこの三枚は、ローテーションに変更がなければ来週はホークス、再来週はライオンズと当たります。
 作戦勝ちにより良い形でシーズンに入れたことが自信にもなったでしょう。今カードのように、自分のピッチングをすることに専念できたら、少なくとも試合が壊れることはないでしょうから、まともな勝負に持ち込めるかもしれません。

 


 さて、打順のお話をしますね。
 イーグルスとのカード、初戦で監督は2番に賢介選手を起用しました。ここはもう、二遊間の守備の安定を優先させたんだなという感じです。相手が岸投手だったので、細かいミスが決定的な点数になると予見されたのかもしれません。実際、9回にファイターズが得点したのは、相手ショート、茂木選手のミスからでしたし。
 中島選手が少しずつ目覚めてきた、というか、……うーん、やっぱり開幕三連戦は寝てたんですかね。スタメンを落とされて目覚めたか。開幕から守備力の心配をしていましたけど、中島選手と賢介選手が二遊間を守っていれば、特に何も心配するレベルの守備力ではないのですよね。2戦目、3戦目はセカンドにそれぞれ横尾選手と松本選手が入られていましたけど、中島選手がきっちりお目覚めなおかげか、守備に対して心配になるシーンは少なかったです。ゼロではありませんでしたけど、この時期はまだ寒い屋外球場です。去年の四月のエラーはもっとひどかったですし。


 肝心の打順に関しては……。
 二番に横尾選手ですとか、今日のように西川選手を置いてみたり……な打順を、勝手に「超攻撃的オーダー」と呼んでいました。
 でも、よくよく考えたら攻撃的なのは6番くらいまでで、7番には松本選手が入っていたんですよね。
 ホームラン打者が7人くらい並んでいるなら「超攻撃的」かもしれませんけど、そうでもなくて。
 例えば今日なら、実質、


1番(9番)中島
2番(1番)岡
3番(2番)西川
4番(3番)近藤
5番(4番)中田
6番(5番)レアード
7番(6番)アルシア
8番(7番)松本
9番(8番)清水

 ……これならしっくり来るなあ、と。今季、栗山監督が二番に置く選手は「二番」ではなく、「三番」としての役割を求められているのかなあ……。
 という気がしてきました!
 オフの間に監督は、「一番点数を取りやすい形を考える」「自分の中にある四番とか、打順の役割をぶっこわす」なんて仰ってましたよね。
 もう、例えばメジャーで言われているような攻撃型の「二番」とか、元々日本の野球にあるようなつなぐための小技を使える「二番」ではないのかな、と。

 出塁率や相手への印象の関係から、一番は西川選手であったり岡選手であったりする必要があるのでしょう、中田選手にキャプテンとしての自覚と重みを期待しての四番なのでしょう、でも求めているのは実質5番の働き。

 アルシア選手に関しても、状態は良さそうですがまだまだ不確実というか、日本の野球にばっちりしっかり慣れました!という感じでもありません。6番ではなく、下位、7番くらいに置いているイメージなら、たまに出る一発、一本が嬉しいですし……。
 実力がしっかりあって手癖でランナーを返せる近藤選手にこそ、4番の働きを期待しているような……。

 

 今日、6回でしたっけ。
 2アウトで中島選手がヒットで出塁した時に、スチールを警戒されましたよね。9番打者である中島選手が2アウトから出塁、仮に盗塁がアウトになっても次の回は1番打者からの攻撃になるから、というよくあるセオリーかと思うんですが、中島選手は初球から走るようなことはしませんでした。もちろん警戒されていたり、投手のモーション諸々もあるんでしょうけど、それよりも、9番打者として「別にここで攻撃が終わってもいいや」ではなく、1番打者として「ここからでもつなげられるならつないで点とったろ」という意識があるから、という気がしましたね。


 正直、迷走甚だしいですし、選手の混乱も観られます。
 二番に座った横尾選手が調子を崩してしまったのも、打順のせいなのか、相手の研究あってなのか……たぶん前者でしょうねえ。
 ただ、圧倒的な投手力を見せつけることが難しそうな今季、監督は何とかしてこの打順の働きをチームの中に根付かせる気なのでしょう。春先の、リーグ全体的に投高打低(ライオンズを除く)のうちに、打順をモノにしておこうということなのかなと。確かに機能すれば、凄い力を発揮すると思いますし。
 そもそも、監督は新しいことしたがりの方でもありますしね。笑
 なので、この先、二番に長打を望める打者が座ったら「ああ、三番ね。」って思って見ることにしよう思います!

 

 そして石川直也投手~~!!!
 えのきどさんが素晴らしい記事を書かれてましたね。

ボッコボコの日本ハム 僕は石川直也を絶対、見捨てない | 文春オンライン

 もう一言一句完全同意!
 楽天戦ではセーブもつきましたし!今の石川投手にとって、何よりも結果がご褒美なのだと思いますよ。
 先発投手でも、勝ち星がひとつ付くだけでとんでもない力を発揮される方もいますしね。パ・リーグMVPを受賞された年の吉川光夫投手のように!


 さて、明日からは東京ドーム。
 何とか先発が堪えて、近藤選手を中心に頑張って、そのわずかな差分で勝ち星を拾えるように期待したいですね★

 どんな形でも、勝ち星が1つでも先行できたら、強くなっていける気がします。

 


 ↓そういえば「道」のシールタトゥー作りました。(かなり前にw)

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 欲しい方いらっしゃいますかー??原価でお譲りしますよ~。
 おこちゃまのほっぺなんかについてるとかなり可愛いです☆

 


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